どうも、モズです。
今回は僕が普段よくやってるデイトレード、スキャルピングトレードについて紹介します。
初心者さんにおすすめのやり方で、これで完全完璧!って内容ではないんですが、イメージとして見ていってもらえたらと思います。
まぁやることはいつもと同じなんですが、できるだけ簡潔に、シンプルに解説します。
使用通貨はNZD/USDです。
では行ってみましょう。
目次
こんな状況の1時間足を探そう
まずこんな状況の1時間足を探してみましょう。
何を見て”この状況”と言っているのか
条件①:MAがパーフェクトオーダー(以下PO)状態になっている(POが分からなければググってね)
条件②:トレンドを作った後の動きになっていること
条件③:トレンド更新を果たした後の戻りの動きがしっかり出ていること(トレンドラインがしっかり引けること)
ざっくりとですが、これらの条件がそろっている1時間足を探しましょう。
ここまでの通貨ペアを見つけたら、次は15分足に切り替えてみていきます。
この15分足に切り替えるタイミングですが、戻りトレンドに引いたトレンドラインを抜けるか抜けないかくらいの時で大丈夫です。
15分足に切り替えて観察していく
ここからちょっと大事な要素が出てきます。
それは親波小波の考え方です。
まず親波ですが、これは上画像に見えている上昇トレンドそのものです。
いつ親波を親波として判断するのか、というタイミングですが、大体今引いたトレンドラインやラス押しと呼ばれる節目を抜く動きが出てきたタイミングで見ていってみてください。
小波というのは親波とは反対目線の波のことです。
親波が上昇トレンドならば、小波は下落トレンドです。それ以上でもそれ以下でもありません。
厳密に書けばこのタイミングは小波発生ではないですし、あくまでも予測段階です。
トレンドは予測・発生・転換の順序で起こるとよく書いていますが、その最初の段階っていうことです。
今出ている上昇トレンドが切り返されて下落トレンドに切り替わるかな~、どうかな~みたいな感じで見ていいよって状況ってわけです。
つまり、ねらい目通貨”かもしれない”段階ってわけです
そしてここで落とし穴があるんですが、このまま15分足を見ていてはいけません。
しっかりと1時間足の状況も確認しておきましょう。
ラス押し戻りは15分足レベルでしかしっかり見ることができなかったわけですが、トレンドラインは1時間で見えているものです。
だったら1時間足で抜けてくるまでしっかり待ちましょう。
小さな兆しを見るために僕は早期に短期足に切り替えていますが、長期足で引いたラインはその引いた時間足で抜けるのを確認することが大事です。
1時間足でしっかり確認
1時間足でトレンドラインを下抜いて、そのトレンドラインにリテストを取りに来ているように見えます。
本来はここで15分足に切り替えるのが理想です。
このタイミングで切り替える場合も、先ほどと同様にラス押し戻りの位置を確認しておいてくださいね。
同時期の15分足はこんな状態。
先ほど言ったラス押しのところで何度か反発を受けているのが見えますよね。
そしてトレンドラインへのリテストという点で見ても反発を受けているように見えますよね。
そして20MA(緑のMA)の下に潜り込み、これまた20MAの反発を受けています。
ということでここまでのポイントを簡単にまとめると・・・
・長期足(1時間足)は絶賛下落トレンド中
・短期足(15分足)で見える上昇トレンドが崩れそうな予感
・15分足でトレンドラインとラス押しを下抜く流れが出て、上から強く反発を受けている=下降トレンドへ転換していくか?
こんな状況です。
こんな流れのN字トレンドを作りに行けるかどうか?という状況を今見ているわけですね。
このN字トレンドが完成すれば、この短期足のトレンドは下落トレンドへと転換していくことになります。
長期足は下落トレンド中。そして短期足は下落トレンドに切り替わり途中。
この流れに乗っていこうぜって話です。
厳密にいうともっと根拠があるんですが今回は簡潔にということで・・・
メインで見てたのは1波の中の3波根本での2連反発です。ラス押しもそうですが、このゾーンで大きく髭出して反発を受けているのを見てからのエントリーになります。
フィボナッチの23.6~78.6の胴体ゾーンを狙え
そして忘れちゃいけないフィボナッチ。
親波にフィボナッチを引いて、23.6から78.6までの間を抜いていくイメージを持ちましょう。
今回は61.8のポイントで親波の節目が重なっているのでそこまで狙いました。
61.8のポイントからまた戻りをつけに来るようであれば再度乗りなおそうかと思いましたが、一気に78.6まで到達していきましたね。
見てもらえるとわかると思いますが、フィボナッチがかなり効いていますよね。
そして78.6に到達後は割と不安定な動きをしているのも見えると思います。不自然な上髭が出ていたりします。
こうした不確定要素が増えてくることもあるので、フィボナッチの23.6から78.6までをこまめに抜いていくというのを徹底してみると勝ち筋が見えてくると思います。
まとめ
これだけやってれば毎回勝てるというものでもないのですが、割とシンプルなトレード内容だったと思いますし、場所を選べばしっかり堅実に勝っていけるエントリー方法になります。
今回の場面の直前にも同じような局面があるんですが、ここは同じようにやっていると負けているポイントです。
目線は合っているのに負けるような場所ですよね。
伝承記や普段のトレードで解説しているような、切り上げ下げラインを利用した両目線シナリオ作りが出来るようになってくるとこうした場面でもしっかり対応していけるようになってきます。
とりあえずは短期足のトレンド転換ポイントをどう見極めていくかが大事になってくるのですが、まずはしっかり長期足で抜けるべきラインを抜けるのを待ってから短期足で転換ポイントを狙っていくというのを頭に入れてやってもらえたらと思います。
という感じで今回はこの辺で。
よい週末をお過ごしください。ではでは。
コメントを残す