どうも、モズです。
米大統領選のお祭りもひと段落し、これから年末にかけての動きが気になりますね。
毎年年末にかけては大した動きが見られないものですし、米大統領が正式に代わるのも来年1月ということで暫く揉みそうな気もしています。
ドルストレート系では米ドルが買われすぎ(1波どこまで行くの状態)な傾向が見られるので、これから大きな2波目に突入していくのかなぁといった感じで見ています。
一旦は現在の上昇相場に区切りをつけ、その後転回といったパターンが普通ですので、とりあえずは欲張らない押し目買いを狙いつつ、転換に備えるといった感じで見ていきたいと思っています。
ということで来週の展望やっていきましょう。
ドル円来週の展望
前回のトレードでしっかり獲らせてもらいましたが、あそこで切っておいて正解でした。現在割と深い所まで落ちてきています。
直近1時間足で引ける下落のトレンドラインを上抜けてリテストを付けて終わっているといった感じですね。
仮に今の場所からリテストを取って月曜頭に上昇していった場合、1波=3波の場所にある親波ラス戻り節目で止まる予定です。
とりあえずはこのようなシナリオになってきますが、ラス戻りを上抜けて来るまではちょっと慎重になりたいところです。
現状押し目が入るようなラインを下抜けて差し込まれている状態のように見えるので、そこまで上昇の勢いが強くないのかなといった状態です。
1時間足のMA群も潰れてきています。こういう時は安定した上昇が見込めなくなってきます。
裏当てチャネル(緑の斜線)付近までの下落も想定していましたので、このライン上への下落もあります。
そこから切り返して再上昇してきてくれれば一番簡単ですね。
ロングの場合は狙っても直近高値付近までにしておいた方がいいかもしれませんね。
今後の長期的な展望予測になってしまいますが、現状は大きな切り返し1波が出ている状態です。
暫く大きく上昇していっているということで、当然押しの動きが入るのが自然です。
長期的には上昇トレンドが崩れていないので、この上昇トレンドの目指すところは直近高値まで、もしくはそのブレイクになります。
この最高値を目指す動きをしていくにしても、一旦は押しの2波が必要であることを考えると、現在のトレンドラインを割ってくる流れというのが当然出てくるはずです。
年末にかけての動きになるのかはわかりませんが、とりあえずはこうした押しの動きが入ってくることは予測しておきましょう。
仮に今つけている高値を1波頂点としたならば、こんな感じになります。
これより手前で押しが入ったならば単純計算で最高値ブレイクしていくことになりますが、そうなると更に円安が進むことになるのであまり現実的ではないですね。
どちらかといえば円高に動いていく予測の方が強いようなので、下目線で言えば長期ラス押し付近までの下落が当面の長期目標となってくると思います。
ということで直近の動きに戻りますが、直近ラス押しを下抜けるまでは上目線で大丈夫でしょう。
上昇していく場合はダブルトップ、ウォルフのケアが必要です。
ラス押しを下抜けてきた場合はトレンドライン上や重要節目までの下落が見越せます。
とりあえずは赤丸で書いた場所の転換パターンをしっかり見切るのが大事になってくるので、切り上げ下げラインを駆使しつつ狙っていきたいところです。
USD/CHF来週の展望
ドルスイスも直近最安値実体付近で止められた後に大きく上昇してきていました。
現在は親波ラス戻り付近に引っ掛かっている状態で、上抜けるのかどうなのかといった状態になっていました。
こちらもドル円同様、切り返しの大きな1波でラス戻りを上抜けられるかどうかといった場面になっています。
長期的な目線で言えばUSDCHFは下目線になるので、目標は直近最安値となっています。
この目標を捉えるために現在良い戻しが入ったとも言え、戻りとして機能するためにはこのラス戻りが上抜かれてはダメです。
来週初めにかけて上抜けられなければ、長期の流れに沿った順張りショートが狙っていけるようになると思います。
週足レベルで見ると大きなボックス相場を形成してきているので、今見ていたラス戻りを上抜けてきた場合は高値圏を目指す動きになっていくと思われますが、月足MAも降りてきているので上値の抵抗は重そうです。
1時間足ではいつもの型になる可能性があるので、そこからの上昇で大きなダブルトップを付けるのか、そのまま親波ラス戻りを上抜けるのかに注目です。
ロングの場合はこの親波ラス戻りラインを上抜けるまでは控えた方が良いでしょう。
いつもの型となる節目ラインに差し込んできた場合は下落意識が強いとして見てよさそうです。
ドル円もですが、一旦は上昇して何らかの形を作ってから下落転換してきそうですね。
NZDCHFの来週の展望
またまた登場のマイナー通貨ペア代表NZDCHF。
長期では下目線で、という感じで紹介していたと思いますが、現状その目線最後の砦となるラス戻りまでの上昇が見られました。
激つよラインを1回で抜けないのは当たり前のことで、現在跳ね返されて下落中です。
このまま下落していくというのはあまり考えられず、ラス戻りを上抜けるかは別として再度上昇していく可能性があります。
4時間足と日足の20MA同士がゴールデンクロスして最初のリテストというのもポイント。
下目線としては当然、直近の上昇トレンドラインを抜くことが目標になってきます。
このままスルスル抜けて来るのはセオリーに反するので、一旦上昇でエネルギーを付けてから下抜けて来ると思います。
また再来週くらいの話になりそうですが、そうなってくると長期のトレンドに沿ったショートトレードが出来てくると思います。
ラス戻りを上抜けて来るようならば・・・
こんな感じでダイヤモンドフォーメーションを取りに来る可能性があります。
MAやボリバンの状態を見る限りは上値が重そうなので、とりあえずは下目線で狙っていくのが良さそうだと思います。
まとめ
来週は一旦形を作りに行く動きが見られそうです。
転換の形を決めていくのか、そうはならずにトレンド継続か、といった状態に入ってきそうです。
AUDJPYなんかも形だけ見ればロングで攻めていけそうな局面に入っていますが、直近の勢いが強いので一旦は形作りのターンに入るかもしれません。
目先の動きに囚われてしまうと思わぬ逆行を食らうかもしれませんので少し慎重に攻めていくのがいいかもしれませんね。
ということで今回はこの辺で。良い週末をお過ごしください。
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