どうも、モズです。
今回はデイトレ・スキャルピングのトレード記事にしようと思って準備していたにも関わらず、家族対応で丁度席を外していたが故に獲れなかった場面での紹介になります。
エントリーはできておりませんが、エントリーまでの考え方、エントリー場所、利確場所の参考にして頂ければと思います。
昨日トレードは難しいよと書いたドル円での内容になります。
ではいってみましょう。
日足は抜けてないけど4時間足は抜けているドル円
まずは先日の記事をさらっと読んでから今回の記事を読み進めていただきたいのですが、(トレンドレス判断はどこのN字を見たらいいかわからない問題について)日足4時間足の直近の流れとしては下落トレンド、長期的な上昇トレンドのラス押しで止められている状態という感じで紹介しました。
これがしっかり下抜けるか、ラス押しで止まって方向転換してきてから攻めるのが吉という相場でしたね。
こうした状態であえて攻めるのであれば、というテーマでやろうと思って待ち構えていたのですが乗れずに残念です。
5分足はエントリータイミングがシビアなので、チャートにかじりつけない僕みたいなタイプには中々合いませんね^^;
今回の場面で大事なことは、直近のトレンドは下であるということと、重要なライン(長期のラス押し)を日足は下髭で、4時間足は実体で抜けているということです。
こうした場面はよく見かけると思います。
最終的には日足で戻された判定が優先されて反転してくることも多々ありますが、短期足レベルで言えば4時間足の抜けが優先されて一旦はその方向に進むことがよくあります。
4時間足で抜けて、戻されてきた波を親波として、その中でフィボ可動域内を獲っていこうというのが今回のトレードです。
これはスキャルをやる上でどんな場面でも見ておくべき項目ですのでもう一度最初に言葉で表しておきます。
- 日足4時間足のトレンドフォローになっていること
- 4時間足ベースでトレンド更新が起こっていること
- トレンド更新の後に戻って来た波を親波と考えること
これがスキャルをやる上で大事な環境認識です。
ということで4時間足の状況です。

少し解説を足します。

このような感じ。
1時間足ではこうなっています。

1時間足のMAがパーフェクトオーダーの形をまだ崩していないというのもポイントです。
いつもの型などのパターンも見られますがここでは置いておきます。
4時間足で環境認識を行い、その上で1時間足のMAの状況を確認すること。
これで条件が整ったのでここから15分足で見ていきます。

内側のトレンドラインとラス押しを下抜ける1波が出てきている状態です。

15分足レベルで、ラス押し戻りをしっかり抜けてくる1波を確認してください。

親波にフィボナッチを引いて、この親波の3波根本となっている場所にラインを引いておきましょう。

この辺のラインの考え方は前回の記事で解説しています。
そして小波の方の分析も必要です。

トレンドラインが1本ビシっと引けて、そのトレンドラインに支えられる波によって親波のラス押し、トレンドラインを下抜けているので、この流れ自体が1波です。
このトレンドラインを抜けて来る2波を待ちましょう。

抜けてきた場面です。
ここから考えられるシナリオが上下でそれぞれあるわけです。


上昇パターンの場合は、先ほど見ていた1波の中の3波根本を上抜いていく流れに繋がった場合です。
そうはならずに2波が転換してきた場合は、流れに乗ってショートで仕掛けていけるといった流れになります。
4時間足の流れは下なので、下目線有力としてみておきます。
その上で、日足は下髭で止められていることを考えて78.6まで攻めていくというのが僕が普段やっているスキャルピングです。

ということでこの辺りから見ることが出来ず、戻ってきたらこうなっていました。

想定よりもかなり速いスピードで動いていってしまいました。
ここから5分足に切り替えて紹介しますが、今引いているラインの場所に注目しておいてください。

長期足のこれらのラインに、短期足でリテストが入ってきます。
今回は15分足と5分足の組み合わせですが、普段は4時間足と1時間足or15分足みたいな組み合わせで見ています。
タイミングの取り方が早まるだけで、やることはいつもとかわりませんね。

こんな感じで5分足でリテストが入ってきます。
今回は日足で止められていることもあって反転上昇の可能性もあったのでやりませんでしたが、状況が良ければ2波のN字が完成してきたタイミングでリスク覚悟で乗ってしまうのも一つの方法です。

2波がフラッグになるのはよくあるパターンですので、1波の中の3波根本の外に損切を置いて、78.6まで攻めるというのが割とシンプルなエントリー方法です。
今後の展望

前回の記事でも書きましたが、一旦は下抜けか上抜けを待つ方が良い状況となっています。
日足でダブルボトムを付けに来そうな感じにも見えますが、どうなんでしょうね?といった感じがします。

4時間足レベルでもダブルを付けてくれたらまだよかったかもしれませんが、先ほどのトレード場面で見ていたように右肩上がりの場所で止まってしまいました。
今の形のままだと、日足ダブルボトムのネックラインとなる節目を上抜けるのが難しいように思えます。何かしらのファンダ要因でぶち抜けるかどうかといった状態です。
つまりは明日の雇用統計待ちといった感じですね。チャートの形状的には下有利といった感じがします。

どちらにしても乗り辛いと思いますが、下抜けられなかったことを考えて一旦ロングで乗れるときが来るかどうかといった感じですね。
素直に別通貨ペア狙った方が良さそうです。
ということで今回はこの辺で。ではでは。
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