どうも、モズです。
最近馬鹿みたいに寒いですね( 一一)数年前に地元に戻ってきて雪なんてめったに降らない地方なのですが、連日雪が舞っています。積もりはしませんが。
みなさまも風邪など引かれないようにお過ごしくださいね。
さて、今回はドル円のトレード記録になります。
3波発生後に1波=3波の長さ分だけ狙って乗っていくといういつも通りのトレードをしてきました。
週マタギのトレードになるのですが、「週末にかけてけじめをつけにくる」といういくつかある特徴のうち「トレンド更新を果たして戻りを取って終わる」という状況になっていました。
来週から「さぁ行くぞ!」という準備が整った場面というわけですね。
そんな見方も合わせて見ていってもらえたらと思います。
では行ってみましょう。
ドル円 環境認識
前回のドル円トレード記事でも軽く書いたのですが、そろそろ転回してきてもおかしくないような状況となっていましたね。
前回の上昇を獲った後に下方向への1波が出て、戻りゾーンを赤枠で囲っていました。
この1波がどこまで伸びてどのあたりで止められているのか、というのを確認するのも大事です。
上図のようなN字トレンドがあって、赤丸部分が3波根本になるわけですが、その付近まで下落の1波が伸びているという流れです。
この3波根本が抜けていない場合はまだまだ上方向への勢いがある(完全にトレンド転換できていない)ということなので、この下方向の1波が上方向に進むための押しの動きになるかもしれないという警戒が必要でした。
その警戒を解くきっかけとなったのが、今回見ている場面で起こっている3-1波の存在です。
この3-1波によって1波で作った安値を更新しトレンド発生、そして先ほど見ていた親波の3波根本も抜いて来ています。
この時点で一旦はトレンド転換ということで、1波=3波の距離だけは動いてくるのではないかという予測を立てることができるわけです。
このイメージを持ちながら、次の3-3波目を狙っていきます。
ここまでをまとめると・・・
・大きな流れでは下落に転じてきてもおかしくない状況
・下落の1波が出て、次の3-1波によってトレンド発生&トレンド転換を果たしている
・1波=3波の距離を測った際にまだ下げ余地が残っている
こんな感じです。
エントリーへの考え方
1波が出て、3-1波でトレンド更新して、3-3波目から狙いたい!となった時に知りたいのは3-2波がどこまで戻るかですよね。
そんな時に使えるのが2波の節目です。
すでに画像でラインを引いていますが・・・
2波を形成するN字トレンドのラス押しの部分が上画像の赤丸です。
ここに引いた黄色い水平線と、直近のトレンドラインの交点、20MAが重なるような場所でぴったし反応を見せて陰線が1本立ちました。
ここから3-3波出るぞ!っていう絶好のポイントですね。
ここまで綺麗にわかりやすく出るのもあまりないですが、こういう場面は見逃したくないです。
3-2波が止められるゾーンでしっかり陰線が立ったなら、そこから短期足に切り替えていきます。
今引いている小波のトレンドラインは1波根本と3波根本を結んで引いているものです。
3波中はこのトレンドラインの下で動いていくという意識をもって、なるべくこのトレンドラインに近いところから勝負をしていきたいです。
とは言え、今回はもうすでにしっかりと戻り売りゾーンに到達してMAも絡んできています。
さらに時間足を下げて細かく観察していきます。
この15分足の状況ですが、実は情報量めっちゃ多いです。
引いたラインとしては切り上げライン1本ですが、これを引くために頭の中で考えていることがいっぱいあります。
まずは上昇1波の存在。これは下目線からすると3-2波に該当する部分ですね。
上目線下目線の両方が絡むのでややこしいですがしっかりついてきてくださいね。
まずこの上昇波は、親波の短期トレンドライン、ラス戻りを上抜く優秀な1波であり、下目線で言えば戻り売りゾーンに向けて動く3-2波です。
そして戻り売りゾーンにきてダブルトップを作っています。
この時点で”上目線において”2通りのシナリオが出てきます。
親波ラス戻りへのリテストから3波発生です。
環境認識の時点で下方向への目線が固まってはいたわけですが、短期足においてこうした逆目線シナリオは絶対考えておくようにしてください。
この3波発生のシナリオでつけたN字トレンド自体が本命の下目線3-2波になる可能性だってあるわけですからね。
「逆目線シナリオ崩壊のタイミングが狙い時!」といつも書いてますが、何がどうなったら崩壊するのかをしっかり考えておきましょう。
そんな感じで見ていると、上目線1波でつけた高値まで登ってきたわけです。
2点目つけてダブルトップになるかも?という意識がここで生まれ、この時点で切り上げラインを引いておくのです。
「2点目つけてダブルトップになるかも?」という推測が確信に変わるタイミングというのがこの切り上げライン下抜けになるのです。
ということで、ダブルトップの右ポジションからのエントリーです。
後で解説しますが、週の初めにも安全エントリーポイントがありましたので無理してこんなところから乗る必要はないです。
ダブルトップならダブルトップとして教科書通りのエントリーを心がけましょうw
4時間足で見るとこんな感じで、ちょうどいい場面だったんですよね。
利確ポジションはもちろん1波=3波の場所までです。
週明け月曜日の状況です。
この時点でもう理想的なエントリーポイントが終わっています。
上画像は記事書いてる現在のチャートですが、理想のエントリーポイントがわかるでしょうか。
ダブルトップから1波が出て、2波がネックラインに戻っていくタイミングで切り上げラインを引き、その切り上げラインを抜いてくる3-1波が出て、3-2波が切り上げラインへのリテストを果たしたタイミングです。
やってることは先ほどまで4時間1時間足でやっていたこととまったく同じですよね。
大きな流れと小さな流れで形が揃うところで狙っていこうというやつです。
また、逆目線シナリオというのもこの時点で崩壊しています。
上目線1波の中の3波根本に当たる節目が、3-1波の下落によって抜かれています。
このタイミングまで待てるならば待ったらいいですが、こんな月曜朝イチでチャート見てる自信がなかったので早めに乗ったという感じです。
結果的に朝イチですが、いつくるかわかりませんしね。
きっかけが揃ったタイミングがあるのであれば、乗れるときに乗ってしまうのが吉です。
その判断ができるかどうか、という自分の中での引き出しを増やしておくことがやはり大事ですね。
普段時間があまり取れない方ならば猶更です。
ということで後はずるずる落ちていって目標達成です。
まとめと今後の展望
ということで、今回のトレードは比較的イージーな場面で獲ることが出来ました。
こんな感じで、”形が良いチャート”だけを狙って勝負していくことがやはり大事ですよね。
何をもって形が良いチャートといえるのか、という判断ができることがまず大事ですが、その辺詳しく学びたい方は伝承記へどうぞ。
初心者向けではないですが、環境認識からエントリー判断の方法までがっつり教えていますので。
今回僕がやったようなトレード、頭の中で何を処理しているのかというのを自分でできるようになるまで教えます。
興味のある方は是非。
では今後のドル円展望を少し。
今回の流れでとりあえず1波=3波が消化されたのでしばらくは様子見です。
前回の記事でも書いたように、この白い斜線の中でチャネルを形成しています。
このトレンドライン上までこの勢いのまま落ちてくるのかどうか、といった感じになっています。
もし大きく下げに転回してくるのであればまずはこのトレンドラインを下抜けられるかどうかが焦点になってきます。
このトレンドラインを下抜くためのエネルギーを貯めるためには、今作った1波=3波のN字トレンド自体を大きな1波として見てあげる必要があります。
まずはこの大きな1波のトレンドラインを抜く2波が出てきて、この2波が1波の中の3波根本(赤〇)を上抜くことなく転回してくれば、この白い上昇トレンドラインを下抜いてくる可能性があります。
もしくは親波3波根本と白いトレンドライン上までずるずる落ちていってからの上昇発生かもしれません。
この場合、現在の長期的な上昇の押しと捉えて更なる大上昇につながるかもしれません。
何れにしても、現在の小波トレンドラインの下の動きとしては1波=3波が消化され、直近では強い抵抗が待っているということを踏まえると、あまり欲張らないトレードに抑えるのが賢明かもしれませんね。
という感じで今回はこの辺で。
後半戦も頑張っていきましょう!ではでは。
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