どうも、モズです。
今回は注目通貨ということで、以前紹介したUSD/CADのトレード紹介になります。
大きなダブルボトムから一直線に1波を出しきった通貨ペアになっていますが、高値を更新するのか、はたまたダブルトップで転回してダブルボトムネックラインを目指しにくるのか、といった局面に入りそうです。
今から明日にかけて注目しておきたい通貨ペアになっていますね。
ということで今回やったトレードの紹介と今後の展望を見ていきましょう。
大きな動きが出たらとりあえず付いていく
前回紹介した記事はご覧になられたでしょうか。
ダブルボトムのエネルギー分の1波が出たその後は・・・というテーマで2波を狙っていけるのかというお話でした。
その時の狙い方として、ダブルトップ等の転換パターンが出てきたらネックラインまで狙っていきたいですね、という風に書いたと思いますが、基本的にはこうしたトレンドフォローの動きを狙っていくようにしてください。
大きな動きというのはそう簡単にはひっくり返ってきません。
V字転換は諦めるというのが僕の中でのルールのうちの一つですが、大きなトレンドのトレンドラインを下抜けてきたからといってそのまま転換してくるということはあまりありません。
もしV字転換してくる場合、それはその場所に何らかの大きなラインがあるからです。
そういったラインが無い場合は、基本的にはその大きなトレンドで作った最高値・最安値付近までの動きがあると思っておきましょう。
まず注意すべき点は、「しっかりとした押し」からのトレンドライン抜けを待つということです。
こうした小さなトレンド押しからの抜けというのは注意が必要です。
何故なら「一旦は下」という方向を示す1波になり得るからです。
4時間足20MAへの押しにもなっているので、この押しから再上昇する可能性もあります。
「どっちもある」状況というのがこの小さな押しのトレンドライン抜けの段階なわけで、こういった場所はあまり手を出さない方が良いでしょう。
その結果として安値を更新し、トレンド押しを付けた形となりました。
このN字のサイズ感にも注目です。
1波=3波のサイズになる前に、トレンドラインを抜けてきたという部分にです。
そして抜けてくる前に小さくダブルボトムも付けています。
このN字の流れを1波からの3-1波が出たから、次で3-3波が出るのでは?という思いも出てくるでしょうが、大きな流れがそれを許しません。
1波が出て、3-1波、3-3波と続くのは、環境認識の段階でそちらの方向に動いていく根拠があるからこそ発生する流れです。
今回は大きな上昇トレンドの流れを受けた動きとなるので、狙うのは上昇へ転じていく流れです。
1波=3波のN字が完成せずにトレンドラインを上抜け、ついでにダブルボトムも付けている、そして大きな流れは上ということで見ていきます。
4時間足ではこのような感じで、ボリンジャーバンドが良い働きをしているのが見えます。
このような流れから-2σまで落ちてきている場合、大体のケースで反発していきます。ピンバーであれば最高でしたね。
右肩下がりのダブルトップも視野にいれて、親波フィボ61.8にある節目までを狙っていきます。
少し下にも親波節目があるので、最悪そこまでの押しを覚悟しつつ、損切を設定しました。
ちなみに先ほどから映っているフィボのラインは親波フィボ61.8のラインです。
この場所にも親波の節目ラインが通っていますので、どちらかに反応して再上昇してくるのではないかというのが環境認識でした。
ということで無事に利確が出来ていました。
今週の展望
まず第一段階として、今引いている緑の切り上げラインを下抜けてくることが下げに繋がる第一ポイントになってきます。
問題は明確なダブルトップになる前に右肩下がりになった場合で、その場合はレンジになってしまう可能性があります。
現状の下げ1波としては少し弱い印象を受けるので、このまま切り上げラインを下抜けてきた場合、ネックラインリテストを狙った下げの動きにならないかもしれません。
フラッグになって上抜けるか、もしくは下げを取らずにこのまま切り上げラインい沿って上抜けるか、注意しながら見ていく必要がありそうです。
現状エクスパンションをあてるとこのようになっており、ちょうど直近高値で1波=3波を迎える流れとなっています。
セオリー通りに進むならば直近高値までもう少し狙えそうですね。
直近高値まで到達して転回してくるのか、そのまま上抜けるのか、注目していきましょう。
では今回はこの辺で。今週も頑張っていきましょう。
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