ボリンジャーバンドを利用した最も簡単な順張りトレード手法と応用ルール解説

どうも、モズです。

僕がボリンジャーバンドを使っているイメージはあまりないかもしれませんが、ライントレードがメインになった今でも4時間足チャートに日足基準のボリンジャーバンドを表示させているくらい、好きなテクニカル指標だったりします。

僕がボリバンをがっつり使わない理由は、視覚的にライントレードの邪魔だから。

MACDやRSIのようにサブ画面に表示されるテクニカルならまだしも、メイン画面に表示されるテクニカルというのはトレードスタイルによっては邪魔になったりします。特に一目均衡表とか。

一目も大好きなんですが、どうしてもごちゃつくのでね^^;

僕は既に自分の中のトレードスタイルが確立出来ているので、それに伴って不要なテクニカルは排除してきたのですが、それでも見たいのがボリバンだったりします。

僕はメインのパソコンで表示させるチャートには4時間足に日足相当のボリバンを表示させ、スマホのMT4にボリバンを表示させて4時間足確定タイミングでたまにチェックするみたいな感じでやっています。

ということで今回は、ボリンジャーバンドの実践的な活用方法を紹介したいと思います。

初心者さん向けですし、今まで何度も解説しているものではありますが、改めて取り入れる意識を持ってもらえるとエントリータイミングを増やせると思いますので。

では、いってみましょう。

ボリンジャーバンドを使ったエントリーロジック解説

まず結論から。僕がやってるエントリーロジックそのまま解説します。

さんざん出回ってるロジックですが、それだけ優秀です。

20MAの向きと逆の2σに最初にぶつかったタイミング

20MAの向きというのは直近のトレンドの向きのことです。
つまり上昇トレンドであれば、マイナス2σにぶつかったタイミングでエントリーを考えようという話。

例えばこういう適当に抜きだしたこういう場面。

MAが上を向いて流れているような状況で、ボリンジャーバンド-2σに最初にぶつかったタイミングというのはどこでしょう。

最初は負け、次は勝ちです。

ちなみにエントリーに関しては、ぶつかってきたタイミングでタッチ&ゴーで乗るのか、止まって確定したタイミングなのか疑問だと思いますがその辺は後々書きますので。

これからこの手法の勝率を上げるための考え方を解説します。

大きなトレンドを考えて勝率を上げる

このロジックを使うために確認してほしいのが、トレンドの存在です。

ちょっとやってる方ならわかると思いますが、しっかりと大きなトレンドがどちらに出ているのかというのを見ておきましょう。

N字の波動をちゃんと見ていける方ならいいのですが、初心者には難しいと思います。
だからこそ見てほしいのは上位足のMAです。

先ほどから表示している時間足は4時間足で、緑のMAが20MAになります。

そして紫のMAは120MAで、120MAを4時間足に表示させているということはこれは日足の20MAを表示させていることとほぼ同じことになります。

1日24時間を4(時間足)で割ると6です。20MA×6で120MAってことですね。

僕はMAをEMA(実線)とSMA(破線)の両方を表示させているので、同じ色のMAが実線と破線の2つで表示されています。

この上位足のMAよりも上で推移している時、20MAが上を向いて流れ、ボリンジャーバンドの向きも上を向いて流れ(トレンドの流れが上)、-2σに最初にタッチした時、というのが一つのエントリー判断材料として有効になってきます。

また、直近の高値を超えた動き(トレンド更新)というのも同時に見ておくといいでしょう。

下目線ならこれの逆で考えてくださいね。

エントリーまでの判断材料まとめ

・見ていく時間足の20MAと、上位足での20MAの向き、流れを把握する

・上方向ならば上位足20MAよりも上に価格がいることを確認

・トレンド更新をした後の最初の逆方向の2σ突き抜けからエントリー準備開始

鉄板エントリーサインとその他エントリー判断について

エントリーサインと損切位置を割り出すためにいつも使っている鉄板サインがあります。

上画像にも出ていますが、ピンバーと呼ばれるローソク足です。

こんな感じで、ローソク足の実態よりも長い髭を出して確定したローソク足のことをピンバーと言ったりします。

普段の僕のトレードのエントリーサインとしてもよく出てくるのですが、ボリバン2σに刺さるように出現するピンバーというのは個人的に結構信頼をしています。

ピンバー確定からのエントリー、損切は髭よりも外側。
これが一番簡単なエントリーサインと損切の考え方です。

 

また、ピンバーが出なくともローソク足の確定を待ってエントリーすることを推奨します。

突き刺さったタイミングでエントリーをした方が損切も近くできそうだし利益も増えるし、と考えると思いますが、2σをぶち抜いて大きく動いてくる場合がありますからね。

自分はリスクを覚悟でタッチ&ゴーで攻めるんだ!っていうのも、それはそれでもちろんありです。

例えば、その場所に重要節目があったりだとか、その他要素が用意出来ているのであれば僕だってタッチ&ゴーで狙う時があります。

これに関しては正解がなく、勝った人が正解です。まぁ半ばギャンブルトレードが入った手法だよということです。

でも上で解説したような、「トレンドがどちらに出ているのかを確認し、その逆2σから順張りでエントリー」をすることで勝率は上げられます。

損小利大トレードにもなり易いので、特に4時間足で見ていく場合は出来る限り見逃さないようにしたいロジックとなっています。

時間足のおすすめは?

好きな時間足でやってください。
でも15分足以上を推奨しておきます。

僕と同じようにデイトレやってる方は4時間足のこの形(逆2σピンバー)は見逃さないようにしてくださいね。
出現率は低いですけど高勝率です。

利確場所は?

ライントレードを使って1波=3波を考えられる方はそれを併用していくのが良いです。
ボリバンを活用した場合は転換初動で乗れている場合が高いので。

他利確場所としては、まずは20MA接触で分割決済、その後反対側の2σ接触で決済完了が目標です。

なのでずっとチャートを見ておかなければならなかったりします。

まだこれから伸びるかも!という希望は捨てて、システム的に接触したら決済してください。

伸びるかもしれないし一瞬で戻されるかもしれません。僕はそういう経験を昔いっぱいしているので、2σ接触で機械的に全決済が最終的に良いと気づきました。同じ轍を踏まないようにしてもらえたらなと思います。

 

(応用編)ボリバン2σ反発エントリーといつものライントレードを活用しよう

ここからはちょっと応用編で、いつもやってるライントレードの考え方と「いつもの型」を絡めてエントリーをしていくというやり方です。

僕のブログを読んでくださってる方で知識がある程度ある前提で解説します。

 

今回解説しているボリバンを使った手法というのは、「トレンド方向と逆の2σに刺さったタイミングでエントリー準備を始めよう、という話でエントリーはローソク足が確定してから考える」というものでしたね。

このローソク足が確定したら何が見えるのか、というのをライントレーダーの視点としてまずは見てほしいのです。

そしてなぜ僕がいつもの4時間足チャートで解説してきているのかもわかって貰えると思います。

 

例えばこんな場面。

今回解説したロジックが有効な場面が見えていると思いますが、その場面を見てみましょう。

 

赤丸部分が今回解説したロジックにおいて使えそうな場面になるわけですが、ピンバーにはなっていませんよね。

ここを15分足で見ていきます。

4時間足と相性がいいのは15分足
1時間足と相性がいいのは5分足

これは何をするにしても基本として考えていきます。

ということでこの場面での15分足はこんな感じになっています。

 

15分足で見てみると、「いつもの型」が見えてきます。

4時間足でセオリー通りの動き(トレンド方向と逆2σへの最初の接触で止まった)が出来た時、短期足(15分足)に切り替えてみるとたいていの場合でいつもの型が見えてきます。

こういう場面でタッチ&ゴーで狙い撃ちをしてあげるわけです。
切り上げ下げラインとか考えず、いつもの型からのタッチ&ゴーエントリーです。

損切は4時間足で見ていた2σ接触で止まった足の外で良いです。

そして狙いはいつもの型で見ている1波=3波のラインです。

もちろん、ボリバン手法のセオリー通りに20MA等で分割決済を入れていってもいいのですが、ライントレーダーとして分割決済を入れるべきなのは親波節目ですよね。

こうやって決済をかけていきましょうよ。

 

本来であれば4時間足でこの後ダブルボトムを作りに来ていたので、ネックライン抜けの1波からリテストを待って・・・とやっていくべき所ですし結構難しそうな場面ですが、ボリバン戦略を取り入れることで結構簡単に獲れる場面が見えてきますよね。

いつものライントレードのセオリーだけ考えていると「待機すべき場面」です。

でも今回のようにボリバンを組み込んだ考え方が出来るとチャンスにもなるわけですね。

 

避けた方が良い場面

ボリバン手法を見ていく際に、必要な要素が揃っていたとしても避けた方が良い場面を紹介します。

それは、20MAにもかかるようにして逆2σに対して接触している場面です。

2σと20MAの両方に掛かるようにしてローソク足が形成されるような場面。

こういう場面は変な動きに繋がることもあるので出来るだけ避けた方が良いです。

ただ、しっかりと短期足に切り替えてライントレードのチャンスとして認識できるのであれば大丈夫なことが多々あります。

ローソク足の確定を待ってエントリー、そのローソク足の外側に損切を置く、という基本のロジックを使う場合は注意してねという話です。

まとめ

ライントレーダーとしても見逃せないチャンス場面が見えてくる。それがボリンジャーバンド2σ反発!!

ということで今回解説したルールを意識しながら見ていってもらえるとトレードの幅が広げられると思いますので試してみてください。

もう一度ルールの解説です。

 

ボリンジャーバンドを使ったエントリールール解説

・トレンド方向の確認(監視足の20MAの向き、ダウ理論)

・一つ上位の足基準の20MAと現在の価格との位置関係を確認

・トレンドの方向とは逆のボリバン2σへの最初の接触時にエントリーの準備に取り掛かる

 

ボリバンの2σ反発だけで見るならば結構な数が出てきますが、上記ルールを組み合わせるだけで制度が上がってタイミングは減ります。

4時間足だと特に少ないですが、それだけチャンスタイムとして見ていける場面でもあります。

今回の手法を使ったエントリーはしなくても、トレンドとは逆2σに最初に到達した後にどういう動きをするのか、と観察する意識を持つだけでも、普段のトレード準備のとっかかりとしては良いものだと思います。

試しに取り入れて見てはいかがでしょうか、ということで今回はこの辺で。

最後までありがとうごうざいました。

ではでは。

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