どうも、モズです。
今回は直近のドル円相場を見ながらレンジについて考えていくというテーマです。
FXでもなんでもそうですが、高い所で売って安い所で買うのが基本ですよね。
それが簡単に出来れば苦労しないわけなんですが、高値圏、安値圏になるかもしれない「節目」というのは既にチャート上に出ているわけで、そうした大事な節目を予め意識して見ておくことが出来れば、レンジトレードはもっと簡単になるはずです。
あきチャン先生がよく「3点付けたらレンジ」みたいな言葉をポロっと言ったりしますが、要はレンジトレードをどのタイミングで意識すればいいのか、というのを考えておくことが出来ればいいわけですよね。
今回はそんな「レンジになるかもしれない」要素を簡単に確認できるインジケーターを3つ紹介します。
実戦トレードの話
記事にする予定がなかったのでちゃんと画像を撮ってないですが、今週のドル円でこんな感じのトレードをやっていました。
まずは画像だけサクッと出して後で乗ったタイミングと戦略について解説します。
ラス押し部分で分割決済しつつ最後は泳がせた感じになります。
見るべきポイント解説
ここからは後付け解説ということで現在のチャート画像で解説しますね。
まず日足から。下目線の1波(上目線2波)がしっかり出たあとの、1波の中の3波根元(ラス戻り)を上抜けられない上昇トレンドの中に孕まれている、というのが現在の状況です。
この波が現在の親波になるのでフィボを引いていますが、このフィボの78.6まで既に征服している動きがあるという部分に注目です。
親波があって、その親波の胴体部分を一気に食ってくるような相場の後というのは比較的揉みやすい印象があります。
こうした波の中に孕まれている状態なのだという前提があった上で見ていきましょう。
超優秀なインジケーターを活用しよう
僕もたまに疎かになるんですが、まず忘れずしっかり見ていきたいインジケーターが2つあります。
それは移動平均線とボリンジャーバンドです。
僕のチャート設定はこちらの記事で公開していますが、4時間足に日足相当のボリンジャーバンドを表示させています。(4時間足で主に環境認識するため)
そして移動平均線(以降MA)とボリンジャーバンドの見方として、MAが絡み合っている時はレンジ、ボリバンが収縮してきている時はレンジ、という簡単な見方がありますよね。
この2つのインジケーターの状態を見ておくだけでもレンジ傾向だなというのが見えてきます。
もう一つ親波がある
そしてもう一つ親波が見えてますよね。
最初に見ていた親波の78.6まで到達していった下落の流れです。
ここにもフィボを当てて見ると、N字トレンドを作って78.6まで到達しています。
ひとつの親波の78.6までを征服し、更に内側の親波の78.6までを征服し・・・という感じでどんどん幅が狭くなっていっているイメージです。
この「N字トレンドを作って親波78.6まで到達した」後に見ておくシナリオがありました。
単純に、ラス押しを下抜ける1波が出た後の3波狙いシナリオです。
大事な3点目ってどこ??
週末にかけて抜け切れればよかったのですが、ラス押しで止められて3点目を付けてしまいました。
ラス押し戻りというのは強い抵抗ラインでもありますが、そこまで逆目線によって攻め込まれてしまったということも意味しています。
つまり・・・
次の4点目で直近高値を上抜き、トレンド更新を果たすための勢いがあるのかどうかが疑問視されてくるタイミングでもあるのです。
MAは絡み合い、ボリバンは収縮していて、親波の安全圏も既に征服済み・・・
こうした条件の元で再度トレンド更新していく勢いが果たしてあるのかどうか、ということになってきます。
①フィボナッチによる可動域の狭まりを見ておく
②移動平均線の様子を見ておく
③ボリンジャーバンドの様子をみておく
これら3つのインジケーターを利用した認識と単純なスイング認識をしておいて、抜けそうも無い4点目からの反転を狙っていく、というのが今回のトレードでした。
レンジトレードでもいつもの型を意識
こうしたレンジトレードにおいても出来るだけ「いつもの型」を意識してエントリーをしていきましょう。
今回僕は単純ないつもの型から乗っています。
「単純型いつもの」ですw
ちゃんと待つのであれば切り上げ下げラインを駆使した「応用型いつもの」で乗りましょう。
1波の頭から3-1波頭に向けて引ける切り上げライン抜けのリテストからのエントリーがよかったですね。
まとめ
・今の価格と親波の関係性をフィボナッチを使って把握しておく
・MAが絡み合い、ボリンジャーバンドが収縮してきている時はレンジトレードが狙えるかも
トレンド更新をした後にラス押し戻りまで戻してきたタイミング(3点目)というのはトレンドフォローという視点でねらい目になってきます。
その後の4点目も様子を見つつレンジトレードが有効なタイミングになってきます。
何れにせよ、エントリーする際はいつもの型が出るのを待つというのが鉄板になってくるので意識して見ていってみてください。
レンジトレードというのは高値圏、安値圏で反発するから成立するわけで、その反発の形というのがいつもの型でもあります。
こうした場面は出来るだけ見逃さないようにトレードしていきたいですね(´ー`)
ということで今回はこの辺で。来週も良いトレードを!
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