どうも、モズです。
今回は伝承記の卒業生さんからトレード記録を頂いたのでご紹介したいと思います。
表題にある通り、長期足に見られるダブルボトム発生後にリテストを取りに来たタイミングでエントリーを仕掛けられたというトレードです。
ダブルボトムと言えば知らない人はいないであろう有名なチャートパターンで、トレンドの転換部でよく見られる形状ですよね。
ダブルボトムが出たらネックラインまでリテストを付けに来るのをまってエントリー!というのが教科書的なエントリーになるわけですが、そのタイミングでしっかりと短期足の状態も確認した上でエントリーすることで騙しを防ぐことが出来るようになります。
どんな場合においてもそうですが、ネックライン等の重要ラインへのリテストを取りに来るということはそのリテストの段階で短期足ではトレンドが出来ているわけです。
もしかしたらそのトレンドは、元のトレンド(逆目線)の3波かもしれません。
チャートパターンの騙しに合わないためにも、しっかりと短期トレンドの転換の兆しを見てからのエントリーを心がけてみてくださいね。
今回同じ場面で僕もトレードをしていたので、最初に卒業生さんの画像を掲載して、後は僕のチャートで色々解説していきたいと思います。
では、いってみましょう。
伝承記卒業生EURGBPトレード
今回は画像だけですが掲載させて頂きます。(許可頂いてます。)
画像内の赤矢印の部分からエントリーを仕掛けられて、切り下げラインまでを抜いていったというトレードです。
日足レベルの大きなダブルボトムから上昇1波が発生、そこからのリテストまでの動きで保合いを形成して3尊のような形になってきたのですが、3尊ネックライン候補を下抜けられずに切り下げラインを上抜いて来たタイミングから仕掛けられています。
理想的なエントリーが出来ていたと思います。
3角保合いの切り下げラインで反発して落ちてくる可能性もあったので、利確場所も正解だと思います(´ー`)
ナイストレードでした!
ということで、ここから僕のチャートを使って簡単に解説していきます。
まず日足でこんな感じで見ることが出来ていました。
親波のラス戻りとダブルボトムネックラインが同じ個所に来るという強力なラインが引けてきます。
ダブルボトムから1波が出て、ネックラインに落ちてくるのを普通は待つわけですが・・・
GBP系の通貨ペアはこうした急な伸びを見せることもあるのですが、基本的には2波でしっかりとトレンド押しを付けに来るのを待つ方が良いです。
3波で伸びるためのエネルギーを2波で溜めてくる、といったイメージですね。
動き出したらその方向についていきたくなるものですが、ひょいひょいと一方通行には動かない!というのを意識して、しっかりと押し戻りのトレンドの動きが出るまでは待つ!というのを徹底されると勝率が上がってくるはずです。
ということで、今回は下げのトレンドが出たとは言い切れないような形なので、切り下げラインが引けるようになりました。
このまま下落していけば3尊になってしまう、という形ですね。
その3尊ネックライン下抜けを果たせず、日足で陽線1本立って2本目という状態です。
ここで4時間足で見てみるとこんな感じでした。
ダブルボトム発生時に作った小波トレンドラインに近づいてきて、4時間足でラス戻りを上抜く(微妙)な1波が出たという状態です。
完全にラス戻りを上抜けているとは言えない微妙な1波ですが、長期的には上への動きが強かったのと、日足レベルのダブルボトム、ラス戻りといった2重の重要ラインに支えられる形で出た形状だったので上目線でエントリーを考えました。
本来であれば、卒業生さんがやられているように、2波にもトレンドラインが引けるのを待ってのエントリーが望ましいです。
先ほど日足で待っていたことと同じような待ち方を短期足でもするということですね。
でも僕はそんなじっくりチャートを見ていられなかったので・・・
エントリーを仕掛けちゃいます。
逆指値は小波のトレンドライン、ネックラインとラス戻りラインの下です。
1時間足ではこんな状態でした。
ここから暫く放置をしておいて、次に見た時には切り下げラインを上抜けていたのですが成行決済を仕掛けました。
約52pipsのトレードとなりました。
このまま保有しておけばもう少し伸ばせたかもしれませんが、N字が完成(1波=3波)しきっているということで大きな戻りが入ってもおかしくないのでここで決済です。
エントリーへの考え方ですが・・・
長期足の重要ラインへリテストを取りに来たタイミングで短期足で転換の1波が出る、これを待つのがまずは一つ目です。
そしてこの転換の1波が出たということは次に2波を待つわけですが、その2波を待つ段階で画像のような切り下げラインを引いてみてください。
これが抜けるまでは待つ!という意識で見てみると、もし2波で綺麗なトレンドが出なくとも乗り遅れが防げますし、トレンドが出たら出たでしっかり2波トレンドラインを引いて待つことが出来るわけです。
画像の緑〇の辺りからのエントリーも可能になるんですが、長期足の認識が間違っていた場合、こうしたエントリーポイントは騙しになり得ます。
切り下げラインをしっかり引いていたら見えてきますが・・・
こうした流れになることがあります。
あきチャン先生が言っているエントリーポイントとして「2波トレンドライン抜けのリテストからエントリー」というのをそのままの意味で実践してしまって騙しに合ったことがある方も多いはずです。
こうした騙しを防ぐためにも鉄板エントリーポイントというのを覚えておいてください。
僕がいつもやっているエントリーポイントで、今まで散々書いているこの形です。
伝承記を読まれた方にとってはお馴染みの形ですね。
こうした場所を狙い撃つためにはずーとチャートに張り付いていないと見えてこないので大変ですが、リアルタイムで見ていてこうした形が出来る予測が出来るように訓練していってください。
環境認識が出来ていて、短期足の1波が出ているならば適当な場所からエントリーをしたりもしますが、その際は損切を環境認識で根拠にしているラインの下に置くようにしてくださいね。
最低でも、1波で作ったN字3波の根元です。
適当な所に置いてしまうと普通に刈られてしまいますから気を付けてください。
まとめ
ということでEURGBPは切り下げラインを抜けてきて現在リテストを取りに来て揉んでいるといった感じですね。
ここから素直に上昇していかない場合はレンジ突入もありますね^^;
来週チャンスがあれば攻めていきたい通貨ペアの一つです。
今週は展望記事を書けるかわかりませんが、良い感じの動きになっている通貨ペアが多いので積極的にトレードしていきたいところです。
来週も頑張りましょう( `ー´)ノ
ではでは!
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