今回ちょっと気になる案件が出ていたので取り上げておこうと思います。
仮想通貨大百科という書籍が無料配布され、そこから高額塾及びセミナーの勧誘がかけられています。
何故今回の案件を取り上げたのかというと、先日テレビ番組のワールドビジネスサテライトでも取り上げられた「HYIP」と呼ばれる高額配当投資案件の勧誘に携わったとされる人物が、今回紹介する仮想通貨大百科の販売者「松本敏彦」であるからです。
このHYIPというのは主に海外で配布されている投資案件で、日本ではD9と呼ばれる1日2%配当の高額配当を謳う投資案件として拡散されていました。
「D9 CLUBE」という会員サイトに登録すると自分の会員ページが作成され、取引口座にお金を入金すればあとは勝手に資金が増えていくという内容です。
この資金が増えているというのもただの見せかけにすぎず、実際には入金したお金を含め、ユーザーはお金を引き出すことが出来ず、トラブルになっているというのが現状です。
このD9クラブを紹介していた松本敏彦を始めとしたメンバーも、自分たちは何も知らない被害者だ、なんて言っているそうですね。
このD9に関する被害者はかなりの数に上っているようで、あおい法律事務所からD9投資被害対策弁護団が組織されるほどです。
D9商法の拡散に関わった人物として、しっかりと松本の名前も記されています。
ネットビジネス業界では有名なメンツなのですが、これだけのことをしでかしておきながら、勧誘した本人達は今回のことをまるで無かったことかのように活動しています。
今回の仮想通貨大百科という本も、仮想通貨の魅力やメリットだけを並べ立てて仮想通貨取引への興味を煽り、実際に稼ぐ方法を学びたければ高額塾に参加してくださいね、という流れになっていきます。
仮想通貨取引に関してはこちらのページでも色々解説してあるのですが、
→小川雅弘ビットコインマスタークラブ(BMC)の評価/レビュー 仮想通貨は本当に稼げるのか?
仮想通貨取引で稼ぐために高額塾に参加する必要ははっきり言ってないと思います。
そもそも仮想通貨市場というのは、為替取引市場とは違ってまだまだ安定とは程遠いものがあります。
ロジックなども確立されていませんし、今は単なるマネーゲームの上で成り立っている市場に過ぎません。
感覚的にはギャンブルに近いでしょうか。
そんな中でも安定して資金を増やすためには、現状の仮想通貨市場の状況を踏まえた知識が必要ですし、その知識を元にした実践経験が必要になっていきます。
そういう意味では、先ほど紹介したビットコインマスタークラブ(BMC)は教科書としては良いものだと思いますけどね。
ただ、投資としてしっかりと稼いでいきたいのであれば、今からでも為替のFX取引を勉強しておくことをおすすめします。
やはり仮想通貨と比べても市場の安定性は比較にならないレベルですし、勉強してきたロジックを実践で使って生かすことが出来る面白さというのがあります。
それに初心者用のシステム取引ツールも充実していますしね^^;
つい先日再販開始されましたが、こちらのツールは本当に初心者向けに良いです。
→Black AI Strategy FXを購入したので使用感レビュー
僕のFXで使うロジックはブログでも解説してるんですが、そのエントリータイミングを5分足で測るんですが、結構どんぴしゃでサインを出したりしていて「おっ」って思うことがよくありますw
僕の裁量エントリーロジックと似てるからおすすめってこともあるんですけどね^^;
そんなわけで少し話が逸れましたが、信用出来ない人物の出している高額塾やセミナーほどお金の無駄になることは無いので、くれぐれも気を付けてくださいね。
投資ということは、動かすための資金が必要です。
信用出来ない人物の3~40万もする高額塾に参加するよりも、数万円で手に入る商材やツールを購入して自分で勉強していく方が遥かに効率的な自己投資と言えますよね。
自己投資は僕は成功するための必要経費だと思っていますが、無駄な自己投資は無駄でしかありませんから。
詐欺みたいな仮想通貨案件はこれからもたくさん出てくると思いますが、本当に気を付けてくださいね。
ではでは。
コメントを残す