XMのゼロ(ZERO)と極口座どっちが低コスト?ドル円1万通貨、10万通貨取引を10回した場合のコスト比較

XMのゼロ(ZERO)口座と極口座の両方は取引時のコストが低いというイメージだけを持ってる方が多いと思いますが、実際にどれくらいの差が出てくるのかを比較してみました。ついでにスタンダード口座も例に挙げますが、取引コストの面だけを見ればスタンダードよりも極口座の方が優秀です。

スタンダード口座はボーナスが豊富なので、取引ポイント等も考えれば結果的にコストも下がる感はあります。

結論から言ってしまうと、1回約17、5万通貨以上という割と大口の取引をする場合は、極口座よりもZERO口座の方が優位になることがわかりました。

小口取引で小pipsをコツコツ獲るようなスキャル取引をZERO口座でやると手数料の方が高くつくので、極口座の方がおすすめです。
普段から大口の取引をするような場合はZERO口座がおすすめです。

 

XMの4つの口座種類におけるおすすめを解説した記事は以下を参照ください。

XMの口座タイプ4種どれがおすすめ?デイトレ&スキャルトレーダー向け徹底比較【2024年最新版】

2024年7月22日

では実際に、1万通貨の場合と10万通貨の場合で比較していきます。

取引通貨ペア、時間帯や状況によって同じ通貨ペアでもスプレッドが異なったりするので一概に比較することはできませんし、どれくらいの利益を出すかなどは加味しない単純な取引コストのみの比較ですが、参考にしてください。

ZERO口座と極口座とスタンダード口座でドル円1万通貨10回トレードした場合の取引コスト

前提条件

  • 通貨ペア: USD/JPY
  • 取引量: 1万通貨(0.1ロット)
  • 取引回数: 10回
  • USD/JPYのレート: 150円
  • ゼロ口座のスプレッド: 0.0pips
  • ゼロ口座の手数料: 片道3.5ドル(往復7ドル)
  • 極口座のスプレッド: 0.6pips(平均)
  • 極口座の手数料: 無料
  • スタンダード口座のスプレッド: 1.0pips(平均)
  • スタンダード口座の手数料: 無料

ゼロ口座のコスト計算

手数料の計算
1万通貨(0.1ロット)での往復手数料 = 7ドル
円換算 = 7ドル × 150円/ドル = 1050円
1回の取引コスト = 1050円
10回の取引コスト = 1050円 × 10回 = 10500円

極口座のコスト計算

スプレッドコストの計算
1pips = 0.01円
1万通貨(0.1ロット)でのスプレッドコスト = 0.01円 × 1万通貨 × 0.6pips = 60円
1回の取引コスト = 60円
10回の取引コスト = 60円 × 10回 = 600円

スタンダード口座のコスト計算

スプレッドコストの計算
1pips = 0.01円
1万通貨(0.1ロット)でのスプレッドコスト = 0.01円 × 1万通貨 × 1.0pips = 100円
1回の取引コスト = 100円
10回の取引コスト = 100円 × 10回 = 1000円

それぞれのコスト比較

  • ゼロ口座: 10,500円(10回取引)
  • 極口座: 600円(10回取引)
  • スタンダード口座: 1,000円(10回取引)

 

ドル円10万通貨10回トレードした場合の取引コスト

単純に10倍するだけなのでコスト比較だけ書きます。

それぞれのコスト比較

  • ゼロ口座: 10,500円(10回取引)
  • 極口座: 6,000円(10回取引)
  • スタンダード口座: 10,000円(10回取引)

ゼロ口座はlotによって取引コストは変化しません。
10万通貨にまで上げることでゼロ口座とスタンダード口座での差がほぼなくなってきました。

ではいったいどれくらいのlotで勝負するようになればゼロ口座と極口座の優位性が逆転するのでしょうか?

ゼロ口座と極口座のコスト面での優位性が逆転するlot数について

極口座とゼロ口座のコストが逆転するのは、取引量が17.5万通貨(175,000通貨)からです。

コスト計算詳細

  • 極口座
    • スプレッド: 0.6 pips
    • 取引量: 175,000通貨
    • 1回の取引コスト = 0.6 pips × 0.01円 × 175,000通貨 = 1,050円
    • 10回の取引コスト = 1,050円 × 10回 = 10,500円
  • ゼロ口座
    • 手数料: 片道3.5ドル(往復7ドル)
    • 取引量: 175,000通貨
    • 1回の取引コスト = 7ドル × 150円/ドル = 1,050円
    • 10回の取引コスト = 1,050円 × 10回 = 10,500円

取引量が17.5万通貨(175,000通貨)を超えると、ゼロ口座の方が極口座よりもコストが低くなります。それ以下の取引量では極口座の方がコストが低く抑えられます。

まとめ

ある程度の大口取引を行っていく際にゼロ口座の利点が出てきます。

ゼロ口座ではスプレッドが掛からないので、取引時間帯や相場状況によって左右されるスプレッド幅に頭を悩ませる必要がなくなるのもメリットです。

低コストでの運用ならば極口座を、ボーナス等の恩恵も受けたいのであればスタンダード口座を選ぶのが良いでしょう。

自分がどの程度のlotで取引をするのかを考え、自分に合った口座タイプを選択することが大事ですね。

現在の口座を変更する際はマイページより追加口座開設を選択することで可能です。
XMマイページ

XMでは期間限定のボーナスキャンペーンなどもやっている場合があるのでこちらのページもチェックしておきましょう。

XMキャンペーン紹介ページ

 

 

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