FX先週の振り返り2023/05/15~19(GBPCHF,EURCAD,EURUSD,USDCAD)

どうも、モズです。

前回に引き続いて先週の振り返りコーナーです。

ついでに質問として頂いている「長期トレンド中に逆目線1波が出た時の考え方」についても最初に解説しています。

扱う通貨ペアは表題の通りなので、復習と今後の展望の参考にされてください。

ではいってみましょう。

長期トレンド中に直近で逆目線の1波が出た時の考え方について

直近のトレンドフォローについて

最近ようやく日足H4の直近のトレンドに乗ることの意味が理解できてきて、親波可動域内のそういう場面ではH1やM15のPOがきれいに出て、セオリー通りの動きになることがわかってきたのですが、逆目線の1波が出たときの考え方について確認させてください。
題材となる場面はGBPCHF、EURCADで別添のとおりです。

両方緑縦線部分からETしており、結果は以下のとおりです。

GBPCHF→右底上がりのWボトムで1波=3波を見て分割決裁で残りは建値

EURCAD→ロスカット

 

この2つの通貨のH4の添付画像をご覧いただくと両方長期的には上昇トレンドを組んでいて、直近では下落の1波が発生しています。

両目線シナリオで上目線3-1の切り下げラインを上抜ければ下落の1波の作る流れが潰れて、長期的な上昇トレンドを加味したH4のトレンドフォローの3-3が出てくるのかなという認識(逆目線1波が出たとしても、3-1の切り下げを抜けたら長期の流れに戻るという認識でトレンドフォローになるという認識)でこれまでは見ていました。

しかし直近のトレンドフォローという観点から見ると、3-1の切り下げラインを抜けただけではダメで、逆目線の1波が発生した右側で小さくでもいいのでH4でトレンドをつける必要があるという認識でしょうか?(トレンドついた3-1の3波根本を抜けないものが教科書通りに動いたりすること、1波がトレンドついている方が信頼度が高いこと等もこの観点に基づくものなのかなとも最近感じています。)
そういう認識であるとすれば、いくら大きなトレンドが逆目線1波の左側で出ていたとしても、今回のこの場面(3-1の切り下げライン抜け)からは大きくは狙っていけず、上昇3-1からの初動3波を逆目線の1波が作る可動域内でで狙うくらいで自重しておいた方が良い場面だったということになるのでしょうか?

モズ

GBPCHF

上昇トレンドが出ている判断までは良いです。

この上昇トレンドを形成している内容としては、優秀な1波+3-1波ですよね。

つまりは次に考えるべきは3-2波の存在で、3-1波の終わりの形がダブルトップになって下方向への流れが発生した、これを下落の1波として見た場合はどうするべきかという問題ですよね。

1波の付加価値について考えてみればこの下落の1波の信頼度は低いことになるわけですが、同時に3-2波と考えたとしても十分なトレンドとは言えませんよね。

1波の後の2波だろうと3-1波の後の3-2波だろうと、この2波の持つべき役割というのは大事にすべきです。
つまりは1波のスイングに対応するだけの2波のスイング形成、ラス押し戻りや2波の中の3波根本の存在があるからこそ、それを抜けた後に足掛かり(レジサポライン)として3-3波を伸ばしていけるわけです。

今回緑線の部分からの仕掛け方としては良いです、が転換初動の1波として見ている波含めてサイズ感が小さいわけです。

初期3-1波に引いた切り下げライン抜けを待つ段階で右肩上がりのダブルボトムになっていること、そこまでわかっているのであれば切り下げ抜けから発生するのが本来の1波(3-1波か3-3-1波)になってきます。

何度も言ってるように1波というのはどこまで伸びるかわかりませんし、直前のダブルトップネックラインゾーンに阻まれて戻される可能性も十分あります。

ダブルトップからのダブルボトムというのは比較的よく出てくるパターンですが、レンジ突入になるケースが多いのでどちらかにしっかり抜けた後に狙っていくのが基本です。

そしてまた外側に切り下げラインが引けていますが、この抜けを待つ段階でも再度ダブルボトムになりましたよね。

ここからも同じで、切り下げ抜けから出てくるのが1波です。添付①参照

しっかり伸びていくためにはしっかりとした2波が必要であり、そしてその2波を切り返してくるだけの形が必要ということですね。

EURCAD

こちらも典型的にやらかしてしまう形ですね。

長期的に強く反発を受けそうなラインでWトップを作ってきたこと、そして1hの下落POという単純な点を見ておくだけでも慎重に攻めるべき場面なのかなという感じです。

あとは日足で見るとウェッジ天井3点目でWトップを付けた形になっていますよね。

1hでラス戻り上抜けの1波に対して切り下げラインを引いていつもの型から切り下げ抜きからのエントリーという形ですが、これをやっていい場面とやってはダメな場面があります。

やってはダメなのは今回のように、日足4時間のトレンドの波がその親波の重要ラインにぶつかって何らかの反転パターンを経て強く反発してきた後、MAの流れも逆転してきてしまった後という場面です。

短期の切り返しの1波の後に切り上げ下げを抜けてくる3-1波の発生までしっかり見て、3-2波の切り返しから狙っていく意識を持つと良いです。

やって良いのは日足4時間のトレンドの波が親波節目を抜いた後に押し戻りを付けに来た時に出てきたパターンです。

その際も親波に対しての可動域や1波=3波における可動域が残っているのが理想です。

何れにしても、短期で見ている際にもしっかりトレンドを付けた後に狙っていくことが大事ですね。

小さくでもいいのでトレンドを付ける、という認識で良いです。

そしてそれをやるべき場面、そうでない場面というのを環境認識の時点で把握しておくことが大事です。

逆目線1波というのは目線で言えば2波になるわけですが、この逆目線1波の価値、目線の2波の価値というのはそれぞれにおいて違ってきます。

例え逆目線の1波がN字トレンドを付けていたものだとしても目線のトレンドラインや3波根本を抜けていなければ価値は小さいですし、目線の2波としては価値が高いですよね。

どちらにおいても価値が小さければレンジになっていきます。

長期足でも3-3波を狙っていくべきですが、長期足であれば1波目、3-1波目も狙っていくべきです。

その中で短期足における1波~2波、そして3-1波3-2波をしっかり見極めてから3-3波を狙っていくように意識してください。

EURCADはこの短期足における3-1波を取りに行って失敗していますので。

先週のEURUSDについて

EURUSD

緑縦線、水色縦線部分からETできそうでした。
詳細は別添のとおりです。

今週はEURUSDの週だったのではないかと思います。
H4直近で下落トレンドを付けてH1も下落のPOということで下方向で狙っていける環境が整っており、2回入るところがあったように見えました。

ただ自分は上からの3波完成を警戒してしまい躊躇してしまったのですが、親波可動域があって完成後の押しが入っているならば、その押しが逆目線1波になるのか、邪魔なラインがないか警戒しながら直近トレンド方向に素直に狙っていけばいいのだなと感じました。

また水色縦線部分ではWトップの切り上げ抜けからになるので、1波であるという認識を持って直近分決が必要な場面だったのではないかと感じました。
上記GBPCHFもそうでしたが、Wトップボトム切り上げ抜けパターンはまずは手堅いところで決済するという感覚を忘れないようにしたいです。

モズ

日足までしか見てラインを引いていなければわからないと思いますが、親波を週足で見てラインを引いていると親波節目の実体に引けるラインで止まったんだなというのがわかると思いますので見て見て下さい。

週足はこの色、という感じで色分けして引いておくといいいです。

まず週足で実体、髭先で引いておいて、そこから日足に落として追加のラインを引くのを基本としてみて下さい。

なので環境認識として見るべき点は、親波週足実体ラインに日足で3点止めを食らった後に落ちてきている下落の1波中だということです。

そして小波のトレンドラインはまだ下抜けていないので、これが良い押しになる可能性もあるという話です。

先のEURCADと同じで、止められそうな場所で強い転換パターンを作って動き出した後、1hがPOがなってきたらその方向に積極的に狙っていく方が良いです。

ただしこれは長期の逆目線1波の流れであるという意識を持った上でですね。

狙う場所は書かれている場所で正解です。添付2にも書きましたが、2つ目の場所が鉄板です。

先週のUSDCADについて

USDCAD

緑縦線部分からETし建値撤退ととなりました。
詳細は別添のとおりです。


H4レベルで上下に1波を出し合う三角の内側で細かく3波を抜いていこうというシナリオでした。
H4の逆目線1波によって、TLや切り上げ切り下げで三角を作るということがよくあり、それは直近ではトレンドレスになるのかなと思っています。

上記のGBPCHF、EURCADも同じような感じですし、これまで添削いただいていたものを見返しても結構そういう場面でトレードしていまいがちなのですが、そういう場面でトレードしていいのはそのH4が作る三角のなかで短期足で3波を抜ける値幅があるときだけで、それ以外の場面においてはH4で直近のトレンドが出るのを待って狙っていく必要があるのかなと感じました。
建値で終わってしまいましたが今回はその考え方がうまくハマった場面だったかなと思いました。

モズ

WトップWボトムがほぼくっついて連続出現ではなく、1波を出し合うような場合はそのネックライン中でレンジになることがよくあります。

なのでやることはレンジトレードです。

レンジの中での狙い方としてはよかったので、レンジ下限だから利確するという意識があればよかったですね。

そのほかの認識については良い感じだと思います。

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