勝てるダブルボトムの見分け方。ダブル＆ダブルの右サイドを狙え！

どうも、モズです。

今回は伝承記卒業生さんのトレード添削で頂いた場面を使ったダブルボトム、レンジトレードの考え方についての記事になります。

強力なエントリー根拠になり得るダブルボトムの見分け方、というテーマで簡単にお話ししていけたらなと思います。

特に難しいことは無いのですが、こんなダブルボトムを見かけたら要観察！っていうことで、エントリーの引き出しの一つとして頭に入れておいてもらえたらと思います。

ではいってみましょう。

伝承記卒業生さんトレード紹介

直近GBPUSDでのトレードになります。

解説

ダブル＆ダブルの右サイドを狙え

１本目はダブルボトム形成からのエントリー、２本目はレンジトレードという感じで理想的なトレード内容となっていますね。

以前トレード記事としてあげた↓の記事の後の動きとなっているので、詳しく勉強されたい方はよければ一緒にご覧ください。

FXは２波フラッグ内側からのエントリーを意識しよう。斜め３尊リテストからのエントリー

2023年2月22日

↑記事内で僕は３波目を狙っていきましたが、結果として３－１波まで出して終わった形となりました。

その後の３－３波目で３－１波の安値を超えられなかったタイミングを狙っていったというのが今回の１本目の内容となっています。

この３－３波目で３－１波の安値を超えられなかった要因としては、やはり↑記事で書いたように直近の親波可動域の問題、そして大きなダブルトップを作ってはいるが大親波のラス戻りは上抜けているということだと思います。

簡単にダブルトップ形成からの転換ズドンとはいかない状態だったというわけですね。

トレード画像にも書いてもらっていましたが、赤丸の場所を下抜けることが出来れば完全に下目線で狙っていける状態でした。

でもそうはなりませんでしたし、この場面で何が作られたかといえば、ダブルボトムだったわけです。

大きなダブルボトムの２点目の地点で作られた小さなダブルボトム。

こうしたパターンというのは比較的よく見られるので、忘れないように見てあげるとチャンスに繋がるはずです。

チャートパターンが見えた時間足（今回は１時間足）でネックラインを上抜けが確定した後、というのが条件ですが、そのあとに短期足に切り替えてネックラインへのリテストや、MAへの絡みからのエントリーが良いと思います。

今回は４時間足レベルの大きなダブルボトムの２点目の場所で、１時間足で見られるダブルボトムを見てエントリーという形でした。

ダブルボトム（４時間足）＆ダブルボトム（１時間足）という、長短の時間足で見られるチャートパターンを組み合わせてエントリーを考えるというのは基本的なエントリーの考え方として非常に有効なので、見かけたら積極的に攻めていきたいところです。

もちろんいつもの型からのエントリー材料としても使えます。

ダブルダブルが出来上がっているからラス戻りタッチ＆ゴーから強気で攻めていっても良いと考えられるようになりますね。

レンジトレードは安い時に買って高い時に売る

ダブルダブルを形成して上方向に動いた後、直近高値とトレンドラインに阻まれて止まりました。

ザ・レンジ、といった状況になったわけですが、状況的には下有利のレンジです。
上方向への大きなトレンドは出ていませんからね。

この後は当然再びの安値更新出来るかどうかを試しに来るわけですが、ここでもまた前回と同様に抜けるか抜けないかの攻防を見ていくことが出来ます。

ですが前回と違うのは、既に２回止められているラインを試しに来ているという点。

２度あることは３度あるということで、ここでも再びダブルボトムを形成してきました。

しかも今回は１５分足レベルでちゃんと認識出来るようなサイズ感でのダブルボトムになっていましたね。

ここで大事なのは、レンジ下限反発前提にタッチ＆ゴーで仕掛けず、しっかりとトレンドライン、ネックライン抜けまで待つということです。

卒業生さんはその辺抜かりなくやっていただいています。

ダブルボトムネックライン抜けのリテストからのエントリーということで理想的な内容です。

まとめ

今回のトレードは特に難しいことは無いのですが、難しいことをせずに勝つことこそがトレードの基本であり理想です。

ダブルボトム、ダブルトップなんて初心者トレーダーが一番最初に覚えるチャートパターンでもあるくらい基本的なものでもあるわけですが、それを基本に忠実に狙い続けられる人こそが強いです。

ひとえにダブル系、トリプル系といっても毎回同じパターンばかりでもなく、騙しも頻発するようなパターンでもありますが、今回紹介したようにダブルボトムプラスαの要素を付け加えて見ていけるような環境であれば十分効果を発揮してくれます。

その＋αの要素をいかに見つけていくかが大事だったりもするので難しい部分ではありますが、ダブル＆ダブルの右サイドを狙っていくというのを意識出来ているかどうかだけでも違ってくるはずです。

このパターン、またチャンスがあれば狙ってみてくださいね。

ということで今回はこの辺で。

ではでは。