【参考用】今週のNZD/USDライン引きの復習。切り上げ下げラインの使い方

どうも、モズです。

今回はこれといったネタが無いので、僕が今週NZD/USDで見ていたポイントなどをつらつら書いていく記事になります。

同じようにNZD/USDを見ていた方は参考になると思いますし、そうでなかったとしてもご自分のチャートで一度ライン引きを行った後に見ていただくことで理解が深まるかもしれません。

勉強熱心な方、参考にしていただければ幸いです。

トレードも２本行っていますが、特にこれといった面白みもないトレードです。

逃げ判断等の参考にしていただければと思います。

ではいってみましょう。

長期的な下落トレンドの戻りを狙うトレード

最近はドルつよつよ環境だったのですが、今週は色々あってドル売りが行われた環境になりましたね。

NZD/USDも以前記事にしていますが、ウォルフが出てからの反転上昇につながっています。
→ウォルフ波動・ウェッジパターンの簡単な見つけ方と使い方。NZU/USD逆張りトレード

ちょっと直近のラインでわかり辛いですが・・・

この辺の親波節目付近までの上昇があってもいいような環境になっているのがNZD/USDです。

そして同時間での４時間足がこんな感じ。

最近は見たらわかる水平ラインは省くような癖がついて来てしまっているのですが、しっかりライン引いておきましょう。

ウォルフから１波が出て、１波のトレンドラインを割ってくる２波が親波節目にしっかりぶつかり、その後の３－１波にて２波ラス戻りを上抜き、一旦下落してきているというのが上画像の状態です。

１波も２波もN字の波動を一括にしてみていますが、このN字波動自体も見ておく必要があります。大小２つのスイング同時に見ておくと色々捗ります。

ここで大事なことは、２波が１波の中の３波根本を抜けていないこと、そして３－１波が２波の中の３波根本を抜けていないということです。

赤丸がそれぞれ１波の中の３波根本、２波の中の３波根本です。

先ほどの４時間足を見て・・・

と思えた方は素晴らしいです。しっかり逆目線シナリオを見る癖がつけられていると思います。

この見方も必要ですが、１波の中の３波根本が次の２波によって破られていますよね。

これは同時に上目線における３－１波が２波中の３波根本を上抜いた、ということでもあるのですが、そうなってくると上目線の方が強いかなという風に見ていくことが出来ます。

ここからやることはもちろん切り下げラインの設置です。

僕のチャートではオレンジラインはトレンドライン、緑ラインは切り上げ下げラインです。

こうして１時間足で見てみるとさらに細かくスイングが見れるようになります。

何が見えるようになったでしょう？？

３－１波の中の３波根本が見えるようになりました。

そしてこの３波根本付近まで落ちてきたタイミングというのが画像の状況になります。

〇〇の中の３波根本というのは僕のトレード記事の中で頻繁に出てきますが、非常に大事な要素です。

その目線において破られてはいけない最終ラインです。

ここが抜かれると目線が変わるか、レンジ突入になりかねない大事な場所なのです。だからこそ反発力も大きいです。

この時点でMAにも注目してほしいですが、４時間足ではゴールデンクロス、１時間足ではパーフェクトオーダーなりかけ、といった状況です。

本来であれば切り下げライン上抜きを見てからエントリーが望ましいですが、ここから仕掛けていきます。

とりあえずの目標は親波一段上の節目まで。

エントリー後はスムーズに伸びていきますが、なにやら不穏な空気が漂っています。

上髭ピンバーによってダブルトップを作ってきそうな雰囲気です。

長期トレンドの逆張りを狙う際、このよう場面から元のトレンドに戻されることも普通にあるので無理はしません。

しっかり分割決済をいれておきましょう。

残りは泳がせていましたが、ここまで来たなら一旦撤退です。

成り行き決済をしてラインを追加しておきます。

３点止めされた証拠の水平線と、切り上げラインを引きました。

この切り上げラインは何かというと・・・

１時間足にした時に見えてくる３尊の斜めネックラインになります。

ここから元のトレンドに戻るためには、小波でトレンドをつけつつラス押しを下抜けるという動きが必要になってきます。

こんな感じのイメージをこの今引いているラインからイメージしておき、ラス押しを下抜けられたら戻り売りを狙っていけるなという風に思っておきます。

そして暫く別通貨を見ていたので放置していたらこうなりました。

ラインを引き直したので消えていますが、３尊斜めネックラインへのリテストからしっかりトレンドをつけに来るものの、ラス押しを下抜けることが出来ずに反転上昇してきた感じですね。

この段階で見ているスイングイメージはこんな感じです。

先のトレードと同じ感じで、２波の中の３波根本を上抜く３－１波に対して切り下げラインを引いています。

１５分足でもこんな感じで切り下げラインを引いています。

１５分足での切り下げラインが仕事をして、４時間足で引いた切り下げラインを上抜いてきたというのが現在の状況です。

上画像の赤い枠を入れているのが、週足で見た際の長期の戻り売りゾーンです。

ここを最終目標地点としつつ、ロングトレードを仕掛けていきます。

本来であれば４時間足で引いた切り下げラインの上にリテストを取りに来た段階でエントリーをしたいのですが、そのタイミングまで見ていられない時間帯だったのでブレイクからのエントリーです。

エントリー後にリテストをとるために逆行していたようですが、リテスト後にしっかり伸びてきています。

利確ポイントをずらしていますが、小波のトレンドラインを下抜けてきたら切ろうと思ってやっています。

最初の目標達成で分割決済を入れて残りを泳がせです。

このサイズ感の１波＝３波で狙っていますが、長期の逆張りはしっかり１波＝３波で動いていかないことの方が多いので欲張らないように心がけてくださいね。

分割決済は必須です。

気づいたらトレンドラインを割ってきていたのでここは迷わず決済です。

ここから先は切り下げラインへのリテストを経て、短期のトレンド転換が起こりそうならば最終目標地点まで狙おうと思い見ていましたが・・・

この場面を自分のチャートで短期足で見てほしいんですが、短期足のトレンド転換が起こる兆しすら見えていません。

４時間足で陽線立ったから２本目からロングエントリーだ！なんてやらずにしっかり短期のトレンド転換を見るようにしましょう。

結局トレンドライン上まで落ちてきてしまいました。

小さなラス押しも下抜けているのでレンジになるかなと思いましたが・・・

よくわからないV字回復を見せて終わっています。

こういうトレンドライン上に落ちてきたときにエイヤと乗れる人が強かったりするんでしょうねｗ

とりあえず直近ではラス押しの位置はあまり変わらないので、ここを下抜けるような動きになれば元のトレンドに戻っていく動きにつながるかと思います。

とは言え直近は上昇トレンド中なので、一旦は最終目標にしていた戻り売りゾーンまでの上昇がある方が現実的かなと思います。

が、現状形がよろしくないので僕は他通貨ペアを見ていくと思います。

ということで、長々と僕の復習に付き合っていただいてありがとうございました。

質問などあればお気軽にご連絡くださいね。

では、来週もよいトレードを！