遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
いよいよ大変な世の中ですがいかがお過ごしでしょうか。
僕は引きこもって元気にやってます(´ー`)
コロナがいよいよヤバくなってきていますが、こうした状況になってくるといよいよ個人の力だけでお金を稼ぐスキルが重要だなと感じますよね。
僕のブログを読んでくださっている方はFXで稼ぐことを目的としていらっしゃると思いますが、本当に、それだけで安定して稼げるようになれたら本当に素晴らしいことだと思います。
専業は専業で色々大変なこともあると思いますけどねw
僕もまだまだ修行中ですし、その修行の一環として始めたこの備忘録ブログを通してお役に立てれば幸いです。
今年もよろしくお願いいたします。
ということで今回の記事のテーマは「どうやって波を数えていけば良いのか?」です。
”今何波なのか?”というのを理解しておく、というのはトレードする上で大事なことだということはわかってらっしゃると思いますが、いざ動いているチャートでそれを確認しようとすると色々混乱してしまいますよね。
1波が出て、狙うのは3波!ってのは基本としてなんとなくわかると思いますが、その後どうなる?って感じですよね。
5波が出るのを待って、次の転換1波まで待つの?それだとすげー待つじゃん??って思いませんか。
N字をどんどん狙うってどういうこと??
1波から3波をまとめて次の1波にすればいいの??
こうした「波の数え方」について疑問を抱いている方には参考になると思うので、是非最後までご覧くださいね。
では行ってみましょう。
日足で今何波かを見ておこう
僕は基本的に4時間足ベースで見ていくことが多いのですが、トレードをしていく上で一番大事な時間足と言えばやっぱり日足だと思います。
1日以内に手仕舞うようなトレードをする場合でも、日足のスイングを見て”今何波”なのかは確認しておいた方が良いと思います。僕も結構疎かにしてしまうことが多々あるので、気を付けていきたい所です(´ー`)
一番わかりやすくチャートの形が見れるのも日足だと思うので、しっかり確認してみてくださいね。
せっかくの年始なので、去年一年間のドル円日足チャートを使って波を数えていきます。
ここから先を見る前に、まずご自分のチャートで「ここは何トレンドの何波なのか」というのを確認してからここから先を見て見るといい練習になるかと思います。
一緒に過去検証をやるような気持ちでやっていきましょう( `ー´)ノ
ということで今回使うチャートはこちら。
コロナショックがあって、その中で孕まれて徐々に下落していくような1年でしたね。
この中にどんな波があって、それは何波と言えたのか、その辺を一緒に確認していきましょう。
完全に個人的な見方になってしまうので、あくまでも参考までにといった感じですが・・・
その個人的な見方としての前提として、1波=3波の長さで波を数えていきます。あきチャン先生はあきチャンメーターなんて言い方をしていますね。
そんな感じで1波の長さ分を3波で達成したらそれで3波は一旦終わりとして見ていきます。
そして大事なラインを抜いた波=1波として見ていきます。
この辺はいつもトレードでやってる考え方ですが、僕が波を数えていくために使っているルールの一つです。
ではまず最初の1波はどこかを探しましょう。
コロナショックで節目無しに動いていたために「大事なラインを抜いた波」という風な見方は出来ませんが、「下落のN字を作った波」ということで1波としてみることが出来るのでは無いでしょうか。
このN字を作った波を1波として見る、ということは、1波から3波をまとめて1波として見て良いのか?という疑問に対する答えにもなるかもしれませんが、これは正解でもあって不正解でもあるという考えでいて良いと思います。
FXにおいて正解はありません。
だからこそ「自分の中で基準を作る」という考え方が大事です。
先ほどの「大事なラインを抜いた波を1波にする」というのも僕がいつもやっている「基準」の一つなわけです。
どういったスイングサイズのトレンドを追いかけ、どんなスイングの節目を見て、それに対してどういったアクションが起こったのかを見ていくことが大切。
この辺のややこしさが、FXの解説を見ていて初心者さんが”矛盾”を感じてしまう部分だと思います。
過去検証や解説を見ていると、「良いように解釈した後付けじゃん」って思うかもしれませんが、それもまた大事。後付け解釈でも自分でやってみることがまずは大事。
そしてリアルタイム感を重視することです。
先が見えているチャートであっても、「このタイミングでこれが見える、見えてないとダメ」という意識で捉えていく練習をしていくことが大事なんじゃないかなと思います。
僕はよく1波のトレンドラインを割る波=2波だったり、切り上げ下げラインを引くタイミングはトレンドラインを割ってから、という”ルール”を持ってやってるんですが、こうしたルールを過去検証でも重視するようにしています。
なので・・・
いつ、どのタイミングで1波を判断するか、そしてその1波の判断材料は何なのか、というのを確認しておくのが大事なのです。
今回は詳しく解説しませんが、↑画像の○で囲った部分は次の上昇1波になり得る所になります。
じゃぁこの後考えるべきことは?って感じで次々見るべきことが変わります。
ここで小さなサイズ感では一旦上昇のシナリオを考えることが出来てくるでしょうし、左の下落N字を1波とした場合のシナリオも同時に考えていくべきなのです。
今回は日足で見ていっていますが、4時間足、1時間足などで見る場合も全く同じです。
自分の中で基準を作って、その中でどこをどう狙っていくかを考えていきます。
今回は波の数え方だけを重視して解説しているので、実際に短期足でどう狙っていくべきだったのかをご自分でまた検証してみてくださいね。
1波を見つけたら、3波の到達点を割り出しておく
まず1波が出たな!というのがわかったら(タイミング的には1波のトレンドラインを抜けてきて2波が出てから判断します)、次の3波でどこまで伸びるのか、そして2波がどの辺まで来るのかというのを予測しておきます。
その為に使える便利なツールこそが“フィボナッチリトレースメント”です。
フィボナッチ、MA、ライン。これだけあればチャートは読めます。複雑なツールなんてもういりません!w
詳細な3波の行きつく場所を出すためには、2波が確定したタイミング(3-1波が出てから)じゃないとわかりませんが、2波の出始めでも使えます。
それがフィボナッチの裏当てと呼ばれる手法です。
本来フィボナッチは左から右に当てますが、裏当ては1波に対して右から左に当てます。
そうすることで2波が1波大してどこまで戻るのかという基準ラインをフィボナッチで作ることが出来ますし、その後にどこまで伸びるのかも見ることが出来ます。
61.8戻りならば161.8まで進めば1波=3波になりますし、38.2戻りならば138.2まで進むことで1波=3波完成という話。
そして1波のラス戻り(3波根元)というのが下落シナリオにおいては大事なラインになってくるので、これをしっかり上抜けてきたらこのサイズ感での上目線に切り替わるかも?というシナリオも建てられてきます。
上目線であれば、画像○を付けた大事な節目から節目までで狙っていくという感じになってきますね。
□で囲った部分は直近で上昇トレンドが発生し、親波のラス戻りから3波根元までの間を抜ける短期足での上昇トレンドフォローが出来る場面でしたね。
では少し時間をすすめ、今見ていた上昇のトレンドラインを割って来た場面を見ましょう。
画像の赤○のタイミング。
この時点で最初に見ていた下落1波からの3波発生シナリオが濃厚になってくる場面です。
3-1波が出て来たという場面ですね。
赤○部分で3-1波が出た!といってその戻りから3-3波を狙っていくのは危ないのかもしれません。
僕もよくやってしまうので意識したいところですが、3-1波の中でもしっかりトレンドを付け、それを切り返す3-2波が出てから本格的な3波になる可能性があるというやつです。
こういう伸びをイメージするのはやばいのかもしれないって感じですね。
見ている時間足や各通貨ペアの特徴にもよるので何とも言えませんが、ドル円やオージ系のように比較的ゆっくり動く通貨ペアだと注意しておくべき内容だと思います。
とは言え、1波=3波の行きつく先を出して損切幅の管理さえ気を付けておけばカバーできる内容でもあります。
先ほどの画像の○で囲ったタイミングで、1波=3波となる正確な場所の割り出しが可能になります。
こうやって1波の長さ分のトレンドラインを引いて、それを2波の頂点から引っ張って1波=3波を出します。
これと同様ことがフィボナッチエクスパンションを使っても出来る(そっちの方が早い)ので、是非やってみてください。
最初の1波の流れを受けた3波が伸びるとしたらここまで伸びるだろうな!という予測を立ててラインを引いておくことが出来れば、かなり楽にトレードすることが出来るようになりますよね。
フィボを使う上で忘れちゃならない親波可動域の話
さらっと書きますが、上記の話はあくまでも親波の安全圏内で信頼できる内容だと思ってくださいね。
今動いている波がどの親波に孕まれて動いているのか、というのは大事なことです。
今回の場面で見ている親波はこれ。
親波にフィボナッチを当てて、23.6~78.6までの安全圏内で戦えるのかどうなのかというのを常に確認してみてください。
先ほどの場面で3-1波がどうのという話をしましたが、あれが出ている場面での親波はこれです。
一気に下に抜けるイメージを持つどころか、3-1波が出て来た段階でそもそも親波の可動域をほぼほぼ消化してしまっている状況で難しい場面だったかもしれませんね。
5波なの?1波なの?
さて、ここから先が問題。
とりあえずは最初の1波から3波までが完成したところまで飛ばしましょう。
3波まで出たということは、次は4波、5波と出てくるんですよね?
その後は??
今回は先が見えているチャートなので更に下落していくのがわかるんですが、じゃぁその先の下げは何波なの?って感じですよね。
この辺の波の見方は我流なのであくまでも参考程度にって感じですが、「3-3波=次の1波になるかも?」という感じで見ていってみてください。
トレードする上で狙うべき波が3-3波になるわけですが、3-3波というのは大抵の場合において重要ラインをブレイクしていく波になります。
例えば1波で作った最安値等です。
大きなN字、トレンドを完成させに行く大事な波です。
重要ラインを抜いていく波=1波というルールにも該当するんですが、この3-3波が次の1波になるかもしれない、といったイメージで僕は確認するようにしています。
今まで見てきた場面に波を書いてみるとこんな感じになります。
この3-3波にもしっかりとN字トレンドがあって、3-3波の中の3波根元も存在しています。
これが上抜かれるまでは目線は下ですよね。
1波=3波を完成させた後の4波の上昇を、この3-3波ラス戻りまでの範囲で狙っていけるような場面になってきます。
そしてそれは同時に、次の3波のための2波の流れになるかもしれない、という風に捉えることもできるわけです。
つまりは4波=2波。
僕は普段あまり4波とか5波とか記事で書いてないと思うんですが、伝承記でもN字をどんどん追いかけるって感じで書いてるんですが、こうした意識でチャートを見ているからなんですね。
もちろん4波、5波という意識も持っています。
だから、場所的に最初から数えて5波目になるのであれば積極的には狙わず、直近高値安値(3波終点)までが最大で狙う場所になってきます。
その5波が切り返された後に更に元のトレンドに戻るような形になってきた時にこそ、今回の3-3波が次の1波という考え方が活きてくると思います。
こうして4波、5波と見ておくのも大事ですが・・・
先ほどまで見ていた3-3波を次の1波として、3波の行きつく先を見ておくのです。
こうした考えを持っておくと、5波=3-1波になるということが見えてきませんか?
そしてこんな感じでトレンドラインを引くこともできるはずです。
1波根元と3-1波根元を結んだトレンドラインです。
そしてそのトレンドラインまで戻って来たのが3-2波で、接触部で宵の明星を出していますね。
そして3-3波発生で1波=3波ラインまではギリギリ届きませんでしたが、親波フィボ可動域である78.6で切るのがセオリーです。
僕はあまりトレンドラインを途中から引くというのはやらないのですが、長期的なトレンドが出ている場合においてはこうした考えを元にしてトレンドラインを途中から引いてくるのも大事になってきます。
なんとなくな適当な場所から引くのではなく、意味のある節目を結んで引くことが大事です。
とりあえず親波の可動域を消化してしまうと色々セオリー通りに進まなくなるので難しいのですが、その後の動きも今回と同じように見ていくことが出来ます。
2波の部分が一気に動いているんですが、これが丁度大統領選挙があった時です。
そして3-3波まででしっかり1波分の長さを回収し、今現在は再び切り返してきている所となります。
おさらい
ということで、去年1年間のチャートに波の数を付けて数えてみましょう。
狭いので割愛しましたが、こんな感じで見てみるとすっきりして見えませんか??
僕は↑のような感じで見ましたが、こんな感じで見る人もいると思います。
一番最初に書いた1波=3波をまとめて次の1波として見るという考え方で言うならば、緑で書いたスイングのように、現在はまだ3波中だと見ることも出来ますよね。
もしくは赤スイングのようにまとめてエリオット5波中と見るのかもしれません。
その辺の判断は結局人それぞれで、自分の中で”基準”を作ってチャートを見ていくしかないんですよね。
なので、あくまでも参考までにといった感じで今回は終わらせて頂こうと思います。
今回の記事だけでも、これからどこのラインに注目して見ていくべきなのか、というのもわかって貰えたと思うので、今年もトレード頑張って行きましょうね( `ー´)ノ
では、最後までありがとうございました!
今年一年良い年でありますように、そして今年も当ブログをよろしくお願いいたします。
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