どうも、モズです。
昔書いたハーモニック系の記事を最近読んでくださってる方が多いので、久々にハーモニック系のネタを書いてみようかなって思います。
エリオット波動の3波を狙え!ってのが僕の普段のトレードスタイルになるのですが、
このエリオット波動の3波を狙うための考え方として、ハーモニックパターンの一つである5-0パターンというものがあります。
僕はラインとスイングを見てチャートの動きを予想していくスタイルなのでそこまでハーモニックは重視していないのですが、
普段の手法の中で、これはハーモニックっぽいなって感じで見ることはしています。
ぶっちゃけフィボ引いて数値照らし合わせてって毎回やるのめんどくさいですからねw
ある程度形覚えてしまって、なんとなくハーモニックだ!みたいな状態にまで持ってこれると楽なのかもしれません。
ということで、今回は5-0パターンというものについて軽く解説してみたいと思います。
ガートレイやバタフライとは違ってちょっとマイナー系の形状かもしれませんが、
伝承記参加者さんであれば「おっ!?」って感じのパターンだと思いますよ( `ー´)ノ
エリオット波動についておさらい
まずは少しエリオット波動について触れておきます。
画像はWikiからです。
エリオット波動とは何たるか。
チャートの動き方を表現するためにエリオットさんが唱えた理論のことですよね。
そして大事なのは、これは決して相場の未来を予測するためのものでは無い。ということです。
ボリバン2σで反発する確率が高いからといって、逆張りするためのツールじゃないよってのと同じですね。
基本的には上昇5波+下落3波によって完成するという理論ですが、下落5波+上昇3波もあると思います。
3歩進んで2歩下がる。
そんな感じの理論です。
当然ですが、上昇における3波というのは、1波の高値を超えてこない限りは「これが3波だ」とは呼べませんよね。
あくまでも結果が出てからそう表現することが出来るというわけです。
テクニカル理論というのは、チャートの結果を統計に基づいて”表現”するために作られた理論です。
そうなることを予想するための理論ではないということなんですよね。
これが理解出来ていないと、いつまで経っても聖杯探しの旅は終わりません。
その上で、いかに確率の高いことだけをやっていけるのかがFXで勝つということですよね(´ー`)
何をもって1波と見るのか。
何をもってここから3波が発生する可能性が高いと言えるのか。
チャートが今後描くであろうシナリオを、自分の信じる理論をもとに考え、予想するために、僕らは日々勉強と経験を重ねるのです。
また、基本的にはエリオット波動の3波を狙うという考えですが、
前提として、その中に現れるN字のスイングを追いかけるというものがあります。
あきチャン先生流に言えばN理論です。
1~3波でN字が完成します。
この中の3波を狙っていこうねってのが僕が伝承記の中でみなさんに教えていることです。
組み合わせればサイズ感の違うN字です。
最初に見せたエリオット波動の画像ですが、波動の中に更に小さな波動が表現されていますよね。
見ていく時間軸、スイングの大きさによって形成される波動は違うわけです。
小さな波動の積み重ねで大きな波動になります。
このイメージを持って、上手に3波を獲って行きましょう。というのがエリオット理論に基づいたFX手法になるわけです。
というわけで前置きが長かったですが、5-0パターンを見て見ましょう。
ハーモニックの5-0パターンはこんな形
こんな感じです。
D地点を予測するためのポイントをハーモニックパターンではPRZというのですが、
・AB=CD
・BCの半値
というのが5-0パターンの一般的なPRZの求め方となっています。
僕のブログの読者さんならピンと来るでしょうが、
Aの地点はなんでしょう?
つまりはそういうことです。
XAに対するBの地点。
そしてABに対するCの地点。
この地点をハーモニックパターンとして見ていくことで、パターンとしての精度を上げておくことが出来るかもですよね。
5-0パターンはどこで使う?
こんなイメージです。
長期の2波の中に含まれる小さな調整N字波動。
この切り返し部分が5-0パターンに当てはめられる部分になります。
□で囲った場所というのは、もう何度書いたかわからないくらいの形ですねw
とは言え、実際のチャートだとこんなにきれいに見えるものではありません。
ある程度の慣れは必要なのかもしれません。
実際のチャートで見てみよう。
ということで、直近のチャートで5-0パターンを探してみました。
つい最近のドル円チャートになります。
先月末の下落は獲れた方も多かったようですね^^
こんな感じでトレード結果を送ってくださった方も何人かいらっしゃって、素晴らしいです( `ー´)ノ
この中で5-0パターンとして見れそうかなって場面はここです。
画像に追加したピンクのラインが、丁度BCの半値とAB=CDで重なるラインになっていました。
BCの半値とAB=CDとA(ラス押し)となる3つのラインを引いてゾーンで待っておいて、そこに近づいた段階から直近安値までを狙っていけるとよかったかもしれませんね。
ハーモニックの使いどころは見極めよう
先ほどの場面の続きなのですが、もう一つ理想的な5-0パターンが出来上がってる場所がありました。
ほんとつい先日のドル円相場です。
見辛いのでラインは全部消しましたw
良い感じのパターンが出来ていますよね。
でもここで乗ると負けてしまっていますよね。
僕はこんな感じで見ていたので、とりあえずは調整になるんだろうなという感じで今週はスルーしていました。
ハーモニックパターンというのは、それだけを覚えても使えるわけでは無いと思うので、しっかりと相場の動きを自分なりに読めるようになった上で活用していくと強い武器になるのではないかなと思います。
この辺はサインツールでも一緒ですね^^;
今日はこれから指標発表なので、そこで大きく流れが出てくれたらいいな~って感じで見守ります(´ー`)
ということで今日はここまで!
最後までありがとうございましたm(__)m
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