1波に見える波が出た後どうする?大事な2波の判断材料とエントリーに繋げるまでのプロセスについて

どうも、モズです。

4月になりましたね!
みなさまどうお過ごしでしょうか。

色々な環境の方がいらっしゃると思いますが、心機一転スタートを切るための節目にもなる季節だと思います。

僕もそうですが、1つ1つ自分の中の目標をクリアしていって、心も身体も健やかに過ごしていきたいものですね(´ー`)

一緒に頑張って行きましょう。

 

さて、今回は伝承記参加者さんとのやり取りでシェアしておこうかなというものがあるのでそちらの紹介です。

テーマは「1波に見える波が出た後どうするか?」です。

過去検証をしていると、「ここは1波に見えてしまうような波が出ていて目線の切り替えをしてしまいそうだけど、その先を見るとそれは単なる押し戻りの動きだった」なんて場面があるかと思います。

そんな時にどうすべきなのか?というテーマでお話したいと思いますので、参考にして頂ければと思います。

まずは参加者様のメールと添付画像の紹介です。

お世話になります。
今回の質問なのですが、今回提出した場面で実際リアルタイムで見ているとすると小波のトレンドラインは最初茶色のラインが引かれていると思うのです。

その茶色ラインをトレンドをつけて上抜けているので赤丸の波を第1波とし、上目線と勘違いしてしまいそうです。

後で見れば日足の20日移動平均線に抑えられていると分かるのですが、4時間の移動平均線は上向きになっているので転換を期待して茶色ラインへのリテストでロングしてしまいそうです。

これを防止する方法はありませんか?
宜しくお願い致します。

ということで、画像内の赤○の部分は1波として見ることは出来ないんですか?といった内容ですね。

 

ここから僕のチャートを使いながら解説していきます。

まず1波発生かも?という波ですが、どういった状態で発生したのかを見て見ます。

ドル円のこの場面なんですが、1波のタイミングが2017年7月です。
よかったら自分でも検証してみてくださいね。

左側に見えるダブルボトムへのネックラインで反応して、下落のトレンドライン(茶)を上抜く流れが発生した・・・といった段階で、ここから上目線に切り替えていいものかどうなのか?という話です。

 

まず最初に意識しておかないといけないのは、これまでの波(下落トレンド)の重要な節目はどこなのか?という点です。

トレンドを見る時は常にN字波動を追いかけていきます。
今回の場面でいえば、3つのN字が出来ていますよね。

そして頂点から、一番新しい戻り高値を結んでいるのが茶色の下落トレンドラインです。

大事な節目が何処なのかと言えば、もちろん白〇の部分です。

トレンドラインと接することが出来る節目というのは強く意識される節目になってきます。

ラス戻りが何処なのかと言えば、もちろん一番下の〇印の節目ですよね。

ラス戻りのゾーンとして、2つの白線を用意できるわけですが、しっかりと上に抜けているかと言えば疑問が残る場面です。

つまりは、「下落トレンドラインを上抜ける流れが出たけども、ラス戻りは上抜けられなかった」と見ることが出来るわけです。

 

また、この時点でもう一つトレンドラインを引くことが出来ますよね。

ちょっと拡大しましたが、赤色の上昇トレンドラインを引くことが出来ます。

移動平均線の流れからしても、手放しで上目線には出来ない状況だというのは見えてくるのですが、ひとまず赤のトレンドラインより上にいる時は上を狙えるかもな?というシナリオを立てることは可能な状況です。

 

ではここから何を待つべきなのか??

それは、2波という下落トレンドの発生です。

 

この段階から2波が落ちてくる候補はどこになるのか?

それは親波の節目から探してこなければいけません。

 

ちょっと節目を見やすくするために、1時間足で見て見ましょう。

画像の白〇付近で1波の存在に気づけると思います。

ここから親波の節目に目掛けて落ちてくるのを待つわけですが、その候補としては白線を引いた2本の場所か、親波フィボの23.6のラインくらいしか見当たりませんよね。

 

今回の場面では、丁度上側の白線で反応しているようにも見えます。

 

こんな感じで切り下げライン(赤)を引いて、抜けからロングを打ち込みたくなってしまいますよね(´ー`)

こうした時に思い出してほしいことがあります。

伝承記参加者さんにはいつも言ってることなんですが、スイングをイメージするということです。
これまでどんなスイングで相場が流れてきたのか?ということです。

今までこういった流れで来たんだから、この流れを切り返すためにはどういったスイングが必要になってくるのか。というイメージです。

 

今までの下落の波が白のラインです。
オレンジの波が僕が普段イメージするような波です。

どうなったら乗るのか?というのを普段こんな感じでイメージするようにしています。

なるべく同じようなサイズ感でスイングを意識するというのは大事なことだと思ってます。

そして2波がしっかりとトレンドを付けてくれるのを待つというのも意識してやっています。

その2波のトレンド転換を狙うというのが僕が普段やってるトレードというか、トレンドフォローの王道手法だと思います。

 

つまり、先ほどの上側の白ラインでは押しが浅いなっていうイメージになるわけなんですよね。

そもそも親波のラス戻りを抜け切れていないということは親波の下落トレンドはまだ崩れていないので、大きく狙える場面でもないわけです。

 

しっかりと待つことが出来ていれば、2波の時点で赤の上昇トレンドの内側に落ちてきてしまうのも見えてきますし、
その後の下落も美味しくいただけるような場面だったんだと思います。

1波が出たかな?という状態から2波を待っていると、下落目線の優秀な1波が見えてくるというわけです。

下落の2波が親波のラス押しにリテストを付けて下落していっていますよね。

どこでショートエントリーが出来るかと言うのは、もうわかりますよね(´ー`)

 

またこんな感じで見ると、既に上昇波は一段落ついてしまっているなというのもわかるはずです。

上昇5波の綺麗なトレンドになっています。

トレンドというのは延々とは続きません。

3波の頂点から切り下げラインを引いて、それ抜けから慌てて乗っていったとしても、次に来るのは最終波の5波です。

しっかりと調整が入るのを待つというのを心がけられるといいですよね^^;

 

まとめ

これまで解説してきたことをまとめるとこうなっています。

ちょっと黄色のチャネルも引いていますが、赤色の上昇トレンドラインを下抜けて来た段階でこの黄色の仮想チャネルを引くことが出来るようになります。

つまりはこういったN字をイメージするということですね。

 

 

このN字のスイングをイメージしながら、今の流れの3波を獲りましょうということです。

こんな感じですね。

 

自分の中で1波かもしれない波=逆目線の2波ではないか?

という考えは大事だと思います。

逆目線のシナリオ崩壊を狙え!なんてことをよく言ってますが、今回の場面も良い例だったと思います。

 

1波が出たからと言ってあわててエントリーを考えず、まずはしっかり2波にトレンドラインが引けること、
そしてそれが割れるまで待つというのを意識して貰えると、尚早なエントリーは避けられるはずですよ( `ー´)ノ

 

ということで今回はこの辺で。

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