こんにちわ。モズです。
今回の記事は先日やったトレード記録に加えて、意識してやってみてほしいエントリータイミングの見極め方について解説してみたいと思います。
僕が普段やってるエントリーロジックをそのまま図解で解説して、実際のチャートでどういった判断をしていったのかという流れで解説します。
この形さえ覚えればなんとかなる!という簡単なことでは無いのですが、それでも「形」として記憶しておくことは大事だと思うので、今回ちょっと作ってみることにしました。
伝承記を全部読んでくださっていれば、どういったプロセスを経てこのロジックを使っていくのかが理解できると思うので、まだ読んでいない方は是非参加申請してみてくださいね!
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形で覚えるエントリーロジックとタイミング
ということで、まずはこちらの画像の形を覚えて見てください。
この画像に僕が普段やってるエントリーロジックがほぼほぼ全部入ってます。
フィボとか移動平均線については描けなかったので省略していますが、このパターンが僕の中での王道エントリーポイントになります。
「短期トレンド転換の初動の合わせて長期の3波を抜く」という考えの元で行っているエントリーロジックです。
トレンド中盤の乗り方はまたちょっと変わってきますが、それでも親波の関係性については同じ要領で捉えていきます。
「上昇を抜くときは、左に見える下落の節目(戻り高値)からラインを引っ張ってくること」
これがまずは前準備として必要です。
そして「上昇を抜く」ということは、日足4時間レベルで上昇トレンドになるという認識が出来る根拠が必要になりますよね。
天底で出現するチャートパターンを形成して、そしてしかるべき波の大きさによって狙う方向へのトレンドが形成されているということ。
これが視えてはじめて「目線の固定」が出来るようになります。
今回の図解では、底値圏で右肩上がりのダブルボトムを形成し、下落のトレンドラインを上抜き、ラス戻りをも上抜く優秀な一派が発生した時点で上目線へと切り替えることが出来ます。
この1波が発生した時点でこれから上に行くことを予想し、左の大きな下落トレンドを親分波として認識します。
そしてその戻り高値に対してラインを引くのです。
この戻り高値に引いたラインに対し、今後押し目が入るということを予想していきます。
今後上方向に向かっていくのであれば、今引いたラインに対して反応しながら上昇をしていくというシナリオを立てます。
この親分波に引いたラインというのは今後サポート&レジスタンスラインとして機能していきます。
突破されたラインは今後サポートとなりますし、まだ到達してないラインはレジスタンスラインとなるわけです。
今の段階で到達したラインは右肩上がりのダブルボトムのネックラインとなるラインと、ラス戻りのラインの2本です。
今の段階でこの2本のラインに押しの動きを付けていくという予想を立てておきます。
この押しの動きこそが2波となるんですね。
この2波の流れの中で「下落トレンド」が発生します。
これは4時間や日足などの単位ではわかり辛い場合もありますし、長期足単位でトレンドを付ける場合もありますし、ケースバイケースになってきます。
大抵は1時間足で見ているとトレンドがよくわかります。
大事なのは、押し目ポイントとして出しているゾーン(今回でいえば2本のライン)に近付くまでは4時間足・日足レベルで監視するということです。
近付いてから1時間足や15分足に変えるのです。
むしろゾーンで4時間・日足レベルで反応したなってわかるくらいまで短期足に切り替えなくてもいいくらいです。
この短期足に切り替えるのが早すぎると、普通に負けるので注意してくださいね。
もし1時間足レベルのスイングで形を見ているのであれば、1時間足で見ておいてください。
1時間足でゾーンに引き付けておいてから、5分や1分に切り替えます。
デイトレやスキャルの違いはただ単に「波の認識をどの時間足で行うか」だけなのです。
ゾーンまでしっかり監視足で引き付けておいて、反応したかな?って所で短期足に切り替えます。
そこで見える下落トレンド(2波)に対して切り下げラインを引いて、抜けるのを待ちます。
先ほどの画像に戻りますが、4時間足の2波の動きを拡大したのが下の15分足の動きです。
4時間足の図と、15分足の図って似ていますよね?
4時間足の大きく伸びる場面(3波)の起点となる場所が、15分足のトレンド転換の場面ともなるわけなのです。
そして短期足に切り替えて良いタイミングとしては、図に追加したオレンジ〇の辺りです。
短期足でも1波が発生した後の状況。
これくらいで切り替えるくらいで丁度よかったりするんです。
あとは4時間足でやっていたのと同様に、親波に対して節目を引いて押し目ポイントを割り出し、そこに戻ってくる過程に出来る下落トレンドに切り下げラインを引き、押し目ポイントで反応して切り下げラインを上抜いてきたらエントリーが出来ます。
ということで、これが長期の3波に短期の3波の起点に合わせて乗るエントリータイミングの見極め方です。
他にもチャネルやフィボだったりと色々な判断要素が加わってきますし、こんなきれいな1波が出ることもそうそう無いんですが、1週間に1回でもこのトレードが出来れば50~100pipsは普通に抜けるようになるはずです。
是非覚えておいてくださいね。
ドル円実践トレード
今回解説したような場面では無いですが、トレンド中盤での乗り方についてわかると思うので先日のトレードを解説しておきます。
2017年11月27日月曜日からのトレードです。
月曜日はトレードしない!って言ってるんですが、今回はいい形になってたので乗ってみたという形です。
結局建値決済になったしょぼいトレードなんですけどねw
まずは4時間足から。
既にエントリー後になりますが、直近はダウントレンドで下落のチャネルの中で動いているという状況。
そして左の上昇トレンドから引いている節目へ戻りを付けて、下落が開始されたかな?といった状況でした。
1時間足だとこんな感じ。
戻り売りポイントとなるラインと、チャネル上限で押さえられる形で下落してきましたよね。
僕がここで大事にしたのは、ここの形です。
画像に追加したN字スイングです。
つまりこの状況をまとめると・・・
・長期の戻り売りポイントで反応した
・直近で動いているチャネル上限で反応をした
・上記2点の結果として、1時間足レベルのスイングでラス押し抜け&切り上げライン下抜き&20MA下抜きを達成した
という状況なのです。
これで1波が発生したという段階です。
この後に待つのは2波の流れですよね。
僕はこの2波を待たずして乗っています(トレンド中盤なので一気に落ちていく場合もあるため&待っても乗る場所が同じになるため)
この2波を見る時に注意してもらいたいのが、今見たN字スイングと同じようなサイズ感で戻りの動きが入るということです。
つまりはこういうこと。
ちょっとわかり辛いかもですが、
N字の横に動くサイズ感が大体同じくらいを意識しておくということです。
ラス押しから頂点までかかった時間と、切り返しの1波発生終了から戻りをつけるまでにかかる時間が大体同じくらいになるかもなっていう予想をしておくのです。
そうなると、エントリータイミングがここになりますよね。
画像で追加した赤○の部分です。
原理は冒頭に解説した事と同じですからね!
そうなってくると切り上げライン抜けから乗っても、2波の切り上げライン抜けから乗っても同じ場所になるなという考えから、早いうちにのってしまったというわけです。
本来はしっかり2波を待ってから5分足に切り替えて、そこから切り上げラインを引いて抜けから乗るというのが正しいロジックの使い方になります。
今回の場面はしばらく待っているとこんな形になりました。
N字の横軸の考え方、なんとなくわかってもらえましたでしょうか?
今回は2波の戻りを待って5分足に切り替えても乗り辛いかもしれませんね。
この辺の形はケースバイケースになってくるので、自分の乗りやすいタイミングを探してみても良いと思います。
ラス押し&移動平均線に絡んだ時に決め打ちするとかでも良いと思いますしね。
トレンド途中で乗る時は、前回安値のラインである程度利確しておくのがおすすめです。
今回も25pipsほどは前回安値まででありましたね。スキャルやる人はこういう所を狙ってみると確実に利益を重ねられると思います。
僕はデイトレーダーとして、その更に下にある重要ラインまで狙っていました。
そんな欲張り精神で放置していると・・・
じわじわ戻されてきますので注意です(´ー`)
エントリーポイントまで戻ってきてしまうと直近の上昇トレンドになってしまうので、損切を建値下に持ってきて見守りました。
そして無事終了。
2pipsほど取れましたとさ(’
まとめ
とまぁこんな感じで、トレード記録に追加してロジックの詳しい解説もやってみました。
今回あったような小さな押し戻りもトレードには大事な判断要素になるので、見落とさないようにしてみてくださいね。
ただ、木を見て森を見ず状態にはならないように気を付けてください(´ー`)
現在ドル円は上昇していってる感じですが、日足レベルで見ると戻りを付けに行っている感じにも見えるので、手放しで上昇狙うか!とは言えない状況のように見えます。
ユーロドルとかもそうですが、時間軸を落としてみて、逆張りとわかった上でスキャル気味で獲れるところだけ獲っていく感じでもいいかもしれませんね。
ということで、今週後半戦も頑張っていきましょう!
ではでは。
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