こんにちわ。モズです。
最近の主要通貨はちょっとレンジ気味でわかり辛い動きをしていますね^^;
そんな時にちょっとマイナー通貨に目を向けてみると、意外といい形になっているかもしれませんよ!
先日書いたこちらの記事。
[clink url=”http://mozusenki.com/1427.html”]
ネックラインについて解説した記事なのですが、
記事書きながら「良い感じのチャートパターン無いかなー」って色んな通貨ペアを見てたんですが、笑えるくらいいい形になってる通貨があったのでトレードしてみました。
普段は監視すらしていない通貨ペアだったのですが、探してみるものですね・・・w
今回はトレードの手順をかなり細かく解説していきます。
どういった順序で、どういったシナリオを描きながらチャートを見て行っているのか。
必ず参考になるはずですので、じっくり見て行ってもらえればと思います。
ということで、EURNZDでのトレードノートです。
まずは長期足で環境認識
普段見ない通貨ペアだったので、週足から観察していきました。
週足は上昇トレンド。
左の大きな波の3波目起点までを征服して、現在調整下落が始まったかな?といった感じに見えます。
チャネルを2種類引いているのですが、とりあえずは下限付近まで落ちてくるのでは?というシナリオを立てます。
日足の状況はこんな感じ。
どっからどうみても上昇トレンドですね!
そして次に気になる4時間足。
この4時間足の状況を見て、僕は逆張りショート目線で狙うことを決めました。
どうでしょう?
前回の記事でラス押し、ネックラインの解説をしたのですが、ちゃんと形が見えていますか?
斜めに引ける3尊のネックラインへのリテストを経て4時間足では完全に下落トレンド。
そして現在はネックライン+ラス押しとなる水平線のゾーンへとリテストを付けたように見える状態です。
短期足でエントリータイミングを探す
ここから1時間足にして監視します。
4時間足3尊を根拠にショートを狙うので、引くべきは切り上げラインです。
切り上げラインを引くためには、上昇トレンドが必要ですよね。
しばらく観察を続けていると、1時間足では一旦ダブルボトムを形成して上昇。
ダブルボトムネックラインへのリテストを経て上昇トレンドが完成しました。
この上昇トレンドに対して切り上げラインを引いておきます。
そして注目すべきは緑色の下降トレンドライン。
1時間足では上昇トレンドを形成したわけですが、最初から引いていた緑の下降トレンドラインによって止められています。
この時の4時間足はこんな形になっています。
チャネルとして緑のラインを引いていますが、しばらくはこの緑のラインの中で動いていくんだろうなというシナリオを立てることが出来ます。
ラス押しのラインをもう一つ追加していますが、最悪ここまでの上昇があるかもしれません。
もうしばらく待ちましょう。
しばらくすると1時間足で引いていた切り上げラインを下抜けてきました。
ここで15分足に切り替えます。
こうした切り上げラインの下抜けを見て乗ってしまいがちですが、日足トレンドとは逆張りになるので慎重に行きましょう。
オレンジで引いているラス押しを下抜けて、そこから下落トレンドを形成するような動きになれば乗っていけます。
待ちます。
案の定上昇していきました。
一旦下降トレンドを付けていますが、ラス押しは抜けていないので乗っていけません。
ただ、4時間足で見ていたラス押しラインに止められた感はあります。
ここで注意しておくべきは、画像の白ラインで引いたスイングの流れです。
ラス戻りを上抜け、ラス戻りラインへのリテストからの上昇のパターンです。
こうした流れになれば、先ほど止められたトレンドラインを上方向へ抜けていく可能性もあるのです。
木を見て森を見ずはダメですが、森ばっかり見ていてはエントリータイミングはわかりません。
こうして小さい波の分析もしっかりやっていくべきなのです。
今回は上目線の判断材料が潰されていくのを待っているというわけですね。
待っていると、先ほどの上昇勢の足掛かりとなるであろう節目を突破してきました。
この段階で、上方向への判断材料が2つ消えました。
1つ目は、ダブルボトムネックラインへのリテストからの上昇を既に消化しているということ。
2つ目は、上昇トレンド完成後に緑の下落トレンドラインに阻まれ、このトレンドラインを突破するための足掛かりとなるであろうパターンが破られたということです。
こんな感じで、下有利な条件が揃ってきました。
15分足で映っている紫の移動平均線が1時間足の20MAに当たるのですが、これを下抜けてくるような流れになれば乗っていこうと考えています。
今イメージしているのはこうした形の3尊です。
いびつなので3尊と言えるものでは無いかもですが、仕組みは3尊と同じです。
長期足ではすでに3尊になっているわけで、短期足で見られる3尊によって更に流れを確実なものとしていきます。
ここから下落と判断するために、もうしばらく形が整うのを待ちます。
とりあえずは、1時間足の20MAを終値で下抜けることを条件にします。
抜けそうで抜けず、しっかりと1時間足の20MAで止められてしまいました。
まだエントリー出来ません。
丁度17時になって、1時間足も変わりました。
1時間足では大きく上髭を伸ばしていますね!
この辺から乗っていっても良いんですが、まだまだ上方向への懸念があるので待ちます。
上髭を伸ばしているのがわかると思いますが、上方向への残党がまだ残っています。
これらの残党が潰れるまで待ちます。
そのための判断材料として、1時間足の20MAで止められているのでそれを下抜けるか、15分足でアウトサイドバーになるのを待ちます。
やっとエントリーできました。
まだ1時間足の20MAを抜けていませんが、15分足レベルでアウトサイドバーになりそうな勢いが発生したためです。
ローソク足の組み合わせを見ても、上方向への勢いが止まったなってのが感じられますね。
エントリーするまでにかなり時間をかけましたが、これくらいしっかり分析して待てるようになってくださいね。
指値、逆指値の判断
逆指値についてですが、判断根拠が4時間足の大きな3尊と短期足の3尊の組み合わせ、そして緑のチャネルになるので、そのラインの交わる少し上に置きました。
指値については直近安値でもよかったのですが、大きな3尊発動が前提なので、最終目標は親波フィボの78.6です。
ただ、下からトレンドラインが迫っているのと、そこまでの節目が無いことから、N理論に則って指値を決めています。
白いスイングのN字をイメージすると、行きつく先がここになるんです。
少し気になる節目もあるので、そのラインの少し上まで獲れるかなといった感じです。
かなりリスクリワードが良いですね。
あとは様子見しながら放置です。
しばらく待っていると18時台の足で下抜けしていきました。
無事に3尊発動ですね。
3尊を見ている場合、発動した段階ですでにトレンド発生となるので、飛び乗るか、僕が今やったように細かく見て行って発動前に乗るのがいいです。
僕が乗った次の足で1時間足が陰線で20MAを下抜けていますが、そこから乗ってもよかったです。
3尊ネックラインへのリテストを待つのもいいですが、今回のように大きな3尊の中にある3尊のような場合、勢いがついて一気に下に抜けていくこともありますからね。
ということで、今日は早起きだったのでもう寝ます。
・・・
ドンピシャで利確入ってました(´ー`)
さすがエリオット様。
無事に140pips獲得です。
最近1トレードがデカくなってきました( `ー´)ノ
スキャルはスキャルで楽しいんですが、この一撃必殺の気持ちよさはデイトレならではですねw
3尊から一気に落ちるかなーって思いましたが、綺麗にリテストも入っていたようです。
形としては教科書通りの鉄板ポイントになってますが、乗れそうなポイントがもはや明け方ですw
深夜トレーダー組はオイシイポイントだったのかもしれませんね。
今回やったようにチャートパターンも細かく見ていけば、起点から乗っていくことも出来るようになると思うので、是非頭に入れておいてみてください^^
では、今週後半も良いトレードを。
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