以前記事にした「マネカム」と言う無料オファーの高額塾の詳細が明らかになったのでレビューしておきたいと思います。
前回の記事はこちら
→三宅健のマネカムを使ったFXで資金0から稼げるのか?
↑の記事で予想していた通りの内容になった感じですね^^;
マネカムというFXの自動売買ソフトの販売で、0円を謳うのは三宅健の紹介する証券会社を利用することによるキャシュバックです。
動画では3万円の現金を手渡すような演出がありましたが、参加者の口座に直接お金を振り込むということは考え辛いので、証券会社のキャッシュバックを利用して運用しましょうという話になるかと思います。
三宅健のDaddy’s Clubについて
今回のDaddy’s Clubという高額塾ですが、マネカムという自動売買ソフトの提供と、証券会社紹介によるキャッシュバックというのがメインのコンテンツになっています。
このマネカムというのはマーチン氏(誰??)が作成したというFX全自動売買システムのようですね。
高額塾で自動売買プログラム(EA)やサインツールを販売する時によくある戦略の一つに、「ツールの製作者をベールに包む」というものがあります。
販売者(今回で言えば三宅健)が作成したツールでは無いというのが肝なんですよね。
そしてこの製作者(今回のマーチン氏)というのは、異常に神格化された状態で紹介されることがあります。
顔出しも声出しも無いですし、その人が実在しているのかすらユーザーからはわかりません。
「マーチン氏はすごい人」
こうした印象操作を行うことで、ユーザーの中では「このツールを作った人は凄い人らしいから、きっとそのツールも凄いんだ」というイメージを植え付けることが簡単に出来てしまうわけです。
これは逆の意味で言えば、販売者サイドの「逃げ道」ともなるわけです。
もし結果が出せなくても、「ツールを作ったのは私では無いから何も出来ません」で終わりですからね。
特商法にもしっかりと、「表現及び商品に関する注意書き:本商品に示された表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではございません」という記載があるはずです。
今回の件で言えば、「初期資金の3万円が用意されている状態」なのですから、参加者サイドからしてみればノーリスクで投資行為が出来ると感じてしまいます。。
しかし実際にDaddy’s Clubに参加してマネカムを利用するためには数十万の参加費が必要になるので、ユーザーにとってのメリットは一切ありません。
全額返金保証なんてのもついてるようですが、「返金条件は非常に厳しい」のが現実です。
1円でもプラスになったら返金対象外なんてザラですからね。
マネカムの特徴として、ドル円特化のシステムであり、月利は20%ほどとのことです。
現実的な数値ですよね。
そこらの悪徳高額塾のように、非現実的な数値を掲げていないのは好感が持てます。
ただ、本当に優秀な自動売買システムなのであれば、インフォトップやFX-OnなどのASPで商材として販売する方が良いはずです。
優秀なシステムなのであれば、アフィリエイターの存在も相まって評判が評判を呼んでどんどん売れますからね。
なぜ制作や宣伝にお金の掛かるプロダクトローンチという形を取り、高額塾という形態で販売するのでしょうか??
本当に優秀なシステムを使ってもらいたいのであれば、安価な価格で提供出来る商材として販売する方がユーザーにとっても販売者にとっても何倍も良いはずです。
ツールの実績や性能もよくわかりませんし、どうにも納得のいかない案件です。
どんなロジックで動作して、過去にどれだけの成績を残しているのか。
どういったリスクヘッジをしていて、ドローダウンの数値や勝率など、こうした詳しい情報が無い自動売買システムに対して何十万もの投資をする必要があるのでしょうか。
あまりおすすめ出来る案件だとはいい難いですね。
個人的には自動売買システムの利用はあまりおすすめしていません。
使うとしても、数十万もするような高額塾に入る必要性なんて皆無です。
というか、今後もFXで勝ち続けたいと思うのであれば、自分自身の目で見て判断して取引出来る力を養うことのほうが絶対に良いです。
FXの裁量判断についてのノウハウは僕のこのブログでも解説しているので、是非ほかの記事も参考にしてみてくださいね。
裁量判断の助けとなるサインツールについてはこちらでまとめています。
参考にしてください。
ではでは。
「マーチン・ゲール氏に決まってんだろ。言わせんなヴォグェ!」