簡単に押し目買いが出来る状況を見極めるチェックポイントについて。EURUSDトレード

どうも、モズです。

トレンドフォローでの押し目買い、戻り売りというのがFXにおける基本のトレード手法になるわけですが、いざやってみると意外と難しいものですよね。

その理由の一つとして、簡単に押し目買い・戻り売りが決まる環境がわかっていないというものがあります。

どっちに行くかわからないような状況で狙ってもうまくはいきません。どちらに進みやすい状況なのかとわかっているからこそ決まりやすいのが押し目買い、戻り売りです。

基礎的なことではありますが、僕が普段見ているポイント等を参考に次のトレードに生かしてもらえたらと思います。

ではいってみましょう。

EUDUSD押し目買いトレード

以前からEURUSDは環境認識で上、ということを書いていましたが今回の場面獲っていけたでしょうか。

斜線でのダブルボトムネックラインにリテストを取って上昇1波が発生、その後の3-1波が発生していたのが先週までの状況でした。

そして月曜頭に反転して急降下してきているのが画像の状況です。

 

まず1波が出て、3-1波が出た時点で直近の上昇トレンドラインが引けるわけですよね。

もうこの時点で、環境認識による長期的な動きも踏まえた上で上目線しかありません。

 

そしてこのトレンドラインというのは3-2波の流れによって割られる可能性というのは十分ありますし、割られない可能性もあります。

トレンドライン付近での攻防には注目しますが、どっちもあり得ると考えておきます。

その上で、「上目線において絶対に割られてはいけない節目」というのがあります。

3波根本です。

耳タコだと思いますが、絶対意識してください。

 

・押し目買い・戻り売りを意識するのは、然るべき場所から1波が出て(今回はネックラインから)3-1波が出た後。

・3-1波の根本(3波根本)のラインを意識する

押し目買い・戻り売りを意識する時はこの2点は必ず意識してください。

今回は3波根本付近まで落ちてきていますが、そうならないパターンもあります。

ですが、3波根本というのが絶対的な損切ラインであるということを意識してください。

仮にここまで引き付けられたのであれば、損小利大のエントリーが出来てしまうのです。

ラッキーなのです。

 

だからと言って、ここまで落ちてきたところをタッチアンドゴーで拾っていくというのは注意が必要です。

何故ならば、3波根本まで落ちてくるということは直近のトレンドラインを抜けてきているということです。

ということはそれなりの「反転する理由」があるからそうなっているわけです。

いつ何時も3波根本に落ちてきたら拾えばいいというわけではありません。

直近の高値に押さえられる形になっていないか、強烈な長期足の節目に差し掛かっていないかどうか、1波=3波が既に完成していないかどうか、こうした要素を探しておくのが環境認識です。

仮にそういった局面に差し掛かっていたのであれば、1波~3-1波が出てN字トレンドが出来ていたとしても簡単にひっくり返ります。

行く手を阻む邪魔者が無いかどうか、1波=3波の可動域はまだあるのか、しっかり確認しておいてください。

こうしたイメージを常に持ってトレードに臨んでみてください。

この状態こそが、簡単に押し目買い、戻り売りが出来る環境です。この状態にある通貨ペアを探すことこそが通貨ペア選びの方法です。

 

3波根本まで落ちてきたら注意すべきこと

今回のように、3波根本まで落ちてきた時に何に跳ね返されたのか、というのを確認するのはもちろんなのですが、その後の処理の仕方も大切です。

大抵の場合、このようにラス押しを下回る形になってきているはずです。

ここでケアすべきなのが「いつもの型」ですよね。

上目線において抜かれてはいけない節目「3波根本」を抜くための礎になるのがこのラス押しへのリテストになります。

このシナリオをつぶすために「切り上げライン・切り下げライン」を用いて逆目線シナリオの崩壊を待ちましょうというのが伝承記でも解説している内容でした。

不安材料が多い場面では必ずやるべき手法だと思います。

 

ですが、そうではない場面であれば、シンプルに損切位置に近い状態から乗ってしまっても良いでしょう。

今回のように「形が良い状態」であれば、難しいことも考えずに乗ってしまっても良いと思います。

僕は今回待ちましたが、最初の画像のような大きな押しを付けて止まった段階で乗ってしまうのが一番損切位置に近くなりますよね。

日足20MA、ボリバン-2σといったインジケーターによるサポートも見えていましたから。

慎重に攻めるのであれば、後で出しますが切り下げライン上抜きといった下目線シナリオの崩れたタイミングから乗りましょう。それが上手な乗り方だとは思いますから。

目標は直近最高値付近でゾーンが出来ているのでその手前まで狙っています。

無事に利確されました。

 

切り下げラインを引いて待つならこんな感じになります。

僕は1hのMAも見ていて崩され無さそうだったので切り下げ上抜き前から乗りましたが、抜けてリテストつけたタイミングがベストですね。

まとめ

どういう形になったら押し目買い、戻り売りを考えるべきなのか、その際の注意点はどんなものが考えられるのか、ということさわかっていれば、後は如何に損切ラインまで引き付けた状態でエントリーできるかどうかだけの話です。

3-3波が出ていく形は色々ありますが、注意して見るべき点は一緒です。

如何に簡単な状態になっているチャートを狙っていけるかがポイントになるので、通貨ペア選び含めて意識してみてくださいね。

では今回はこの辺で。後半戦も頑張っていきましょう。

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