どうも、モズです。
今回は直近ユーロドルのトレード記録の紹介になります。
長期的なチャネルラインや2Dラインといった斜めのラインを引いておくことで直近の流れが格段にイメージしやすくなりますよという内容となっています。
水平ライン内での行き来と斜めライン内での行き来の両方の要素が組み合わさってチャートは動いてくるものなので、是非取り入れて見て下さい。
ではいってみましょう。
ユーロドルトレード:環境認識
先週の状況になるのですが、このような形になっていました。
今回のトレードにおいて大事なライン、考え方というのはこの画像の中に集約されています。
まず一つ目は基準となるトレンドラインです。
ちょっと画像が無かったので、記事を書いている現在の週足の画像を出します。
週足では下落の1波が出た後、しばらく3角持ち合いのような状況となっていました。
下落1波で作った安値を下抜けられれば直近での下落トレンドへの転換、超長期的な下落トレンドへの追従という形になる予定でした。
所がそうはならず、「切り上げラインによってトレンドが作られる形で切り下げラインを上抜いてきた形」となったわけです。
ということで、切り上げラインがトレンドラインとしても機能するラインとして認識され、「強いライン」となったわけです。
この強いラインを基準として、チャネルライン、2Dラインをまずは引いておくというのが大事です。
今回は切り上げラインからトレンドラインに昇格した形ですが、小波でトレンドつけたらそのトレンドライン基準でチャネルと2Dラインを引いておきましょう。
ちょっとごちゃついてしまいましたが、小波でトレンドを付けた波に対して引くチャネルラインと、そのラインを並行移動させて親波の節目に当てていくのが2Dラインです。
この2Dラインも、親波ラス押し戻りの2Dラインであったり3波根本2Dラインであったりネックライン2Dラインであったり、それぞれのラインに「意味」があります。そしてその強弱の考え方は水平ラインと同じです。
こうやって斜めのラインを引くことで、水平ラインだけでは見えなかったチャートパターンというのも見えてきます。
今回で言えば大きなダブルボトムからの転換が始まったんだなというのがわかります。
どこかでやったかと思いますが、斜線でのダブルボトムネックラインへ小さなリテストを付け、直近の2Dライン上限ポイントまで上昇していきました。
2Dラインの交わる場所、というのが親波フィボ88.6のラインであったり週足節目ラインとも重なっており、そこに跳ね返されてトレンドラインを下抜く下落の1波が発生した、というのが先週の状況だったのです。
良い感じの押しが入っているのでここから上昇するのでは?と考えてしまうかもしれませんが、上昇するためのエネルギーがしっかり貯められているのかどうか?というのをまず見ないといけません。
ここで教科書通りのダブルボトムの動きを思い出しましょう。
ダブルボトムのエネルギー分だけ動いた波というのがダブルボトムからの1波として認識されます。
しっかりとダブルボトム分のエネルギーを作り出した1波が出たとして、次に起こる現象はネックラインへのリテストです。
ということで、一旦はネックラインへのリテストを取りに来る流れになるのではないかと思い監視をしていました。
4時間足でどうなったらエントリーが出来るのか?
今回は下落の1波が出ている状態になっていました。
この下落の1波が出たなと思ったら、この下落1波の中の3波根本はどこかな?っていうのをまずは見ておきましょう。
戻りだしたタイミングでフィボナッチエクスパンションをあててみて、1波=3波となっているような節目を探してみてください。
こうして見つけた節目にわかりやすい色でラインを引いておくといいでしょう。
このラインを探している段階というのは2波中だと思いますので、この2波が1波の中の3波根本を抜けない状態で転回してきたらOKです。
もし仮にこの3波根本を上抜けるようであれば、再度上昇に繋がっていく可能性が大と言えるでしょう。そうなったらそうなったでロングで狙っていけばいいのです。
この時、1時間足で見てみるとウォルフのような形になっていました。
下落1波の終わりでウォルフになって、そこから2波が出てきてウォルフのターゲットラインに向かっていっているといった状況でした。
雇用統計で形を作ってエントリー
そして僕が実際に乗ったのは雇用統計の後の話になります。
普段は週マタギのエントリーはしないのですが、月曜にチャートを見ていられるか不明だったので金曜深夜のエントリーとなりました。
雇用統計によって一旦上に振られるのですが、3波根本を抜けきれずに髭戻り。
その後2波トレンドラインを下抜けてきていました。
直近の下落トレンドライン、ウォルフターゲットライン、3波根本ラインに反応して跳ね返されているのがわかります。
次見た時はこのような感じでした。本来はこの切り上げラインを下抜けるタイミングでのエントリーが安全だと思います。
切り上げライン抜けが3-3波スタートポイントになるので、待てるのであればブレイクまで待ちましょう。
ということでしっかり抜けてきました。戻りが入るかもしれない場所に黄色のラインを引いておいて、ナンピン準備も完了です。
ここで一旦止められているのが、チャネルの裏当てラインになります。
こうした裏当てチャネルはそこまで強さはありませんが、押し目買いの候補ラインの一つとなるので確認しておくといいでしょう。
直近安値まで落ちてきているので、一旦分割決済を入れて逆指値も動かし、損はない状態にしておきます。
という懸念もなんのそので抜けてきてくれました。
1時間足のMAもパーフェクトオーダー状態につながっていきそうです。
4時間足では20MAと120MAがデッドクロスした状態での最初のグランビルです。わかる人のはわかるあの手法の状況ですね。
という感じでこれだけの要素が揃っていたので・・・
ナンピンを仕掛けておきました。
まぁ仮に負けても既に損はしない状態になっているので、損小利大トレードに繋がる部分ではしっかり攻めます。
最後は微妙に届かなかったようです。
こういう時は悪い予感しかしないのでもう決済してしまいました。
ユーロドル今後の展望
ということで、一応斜めネックラインへのリテストは果たしに来た状態となりました。
赤枠で囲った辺りまでの押しが入って来てもおかしくはないですが、現状ほぼほぼ1波=3波を完成させてきているのでしばらくは様子見かな?といった感じですね。
わかりやすく下への転換姿勢が出来上がったならショートで狙えるかもしれませんね。
下目線での親波3波根本ライン、上昇のトレンドライン付近までの下落があるかもしれません。
直近の1波=3波はまだ微妙に届いていませんが、長期の流れで見れば現在2波なので微妙に届かないというのはよくあることです。
上目線としてはここから上昇の3-1波目を出していけるかが課題になってきます。
斜線でのダブルボトムネックラインへのリテストが入ったと見なされれば、上昇3-1波を出していく流れになってくるでしょう。
その過程でしっかり2波トレンドラインを上抜けるかどうかが問題ですね。
来週頭にかけて動きが出てくれればいいですね。
ということで今回はこの辺で。ではでは。
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