フィボナッチの頭と尻尾はくれてやれ?あきチャンメーターで頭部分も狙ってみるドル円トレンドフォロー

どうも、モズです。

今回は直近ドル円でのトレンドフォローのトレード紹介です。

トレード内容としては特に何の変哲もない内容なのでサクッと紹介して、トレンド転換判断とフィボナッチ可動域について少し解説してみたいと思います。

フィボナッチを親波に引いて頭と尻尾(0~23.6と78.6~100の間)はトレードしない、というのがトレードの基本ですが、78.6以降というのは多少リスクがありつつも狙っていける範囲ではありますよね。

前回の記事でも書きましたが、基本的に大きな流れというのはV字で転換してくることは少なく、ダブルやトリプル、ウォルフといったチャートパターンを作りに来ます。

つまりは一度作った最高安付近まではもう一度試しに来る確率が高いということですよね。

最高安値付近というのがフィボナッチをあてた際の78.6以降の話になってくるわけですが、これは言葉を換えれば「高値圏・安値圏」ということで「意識されやすい場面」と言えます。

人々が注目する場面だからこそ不安定な動きが起こりやすく、だからこそ捨て置くのが安全であるという考えです。
そしてそれは僕もその通りだと思いますし、基本的には捨て置いています。

でも狙えそうな形が整っているならば狙ってみてもいい場面でもあると思います。

基本的には「いい形になってないことが多い」場面なので、そこで「いい形になっていれば」狙っていってもいいという判断ですね。

その辺も踏まえて一緒に見ていってもらえたらと思います。

ではいってみましょう。

ドル円トレード

詳しい環境認識などは後々解説しますが、とりあえず結果報告だけ。

 

親波にラインを引くときに実体ベースが良いのか髭ベースが良いのかと質問を頂きますが、どっちも引いておけばいいです。僕はラインの太さを変えて両方引いてます。

直近高値付近で一度抑えられてトレンド押しを形成、1時間足のMAはパーフェクトオーダー、ラス押しを下抜けずにトレンドラインを上抜け、ラス戻りも上抜けの優秀な1波発生、トレンドラインにリテストつけて陽線1本確定、といった状況が上画像です。

トレンドラインリテストを見る時はしっかり止まったのを確認して、反転ローソク足1本確定を見てからエントリーをしていきます。

もっと様子見したければ切り下げラインを引いてブレイクエントリーとなりますが、形が良いのでこの時点で乗っていきます。

こんな感じで3-1波=3-3波で目標ラインを出すと親波節目の髭ラインに到達するのでそこまで狙います。

損切は3-1波の中の3波根本下です。

直近の波としてはこんな感じで見ていました。

 

ということでエントリー後はロクに見てませんでしたが本日利確されていました。

反応するべきところでしっかり反応していっているといった感じですね。

一つ目の節目で切って、3-3波根本まで落ちてきて止まった所で再度乗りなおすというのが結果論的理想トレードです(‘;’)

 

本格的なトレンド転換場所を意識する

ということでここから本題の「トレンド転換」のお話。

トレンド転換というのは親波ラス押し戻りを抜けつつ小波でトレンドが発生したタイミング、というのが基本の考え方だと思いますが、個人的にはトレンド転換の場所というのはもう一つあります。

それは何度も何度も書いていますが、親波の一番大事な節目「3波根本」抜きのタイミングです。

トレンド転換が出来ても親波3波根本をしっかり抜けきれなければ、そこから元のトレンドに戻っていくことがあります。

例えばこんな流れがあったとしたらどう分析しますか?

どこが親波3波根本で、どこがラス戻りで、どこからトレンド転換でしょう?

普通に考えるとこうなりますよね。

星マークでトレンド転換した!と判断してしまって痛い目を見た方もいると思います。

割とこういうパターンって多いのです。

本格的なトレンド転換は3波根本を抜けてから、というのを意識しておきましょう。

そのためにも、3波根本となる節目は目立つ色とかに変えて、自分の中で分かりやすく認識できるようにしておくと良いと思います。

僕はだいたい黄色いラインにしています。

トレンドラインがオレンジで、切り上げ下げラインは緑、3波根本は黄色、週足節目は青といった色分けです。
自分の中で見やすい色にしてあげてください。

どうやって3波根本の場所を判断するかですが、適当な場所にフィボナッチエクスパンションなどをあてて1波=3波になっている場所を探すのが早いです。

親波が小波だったころから追いかけていればどこが3波なのかもわかると思いますが、後から探す場合などは活用してみてください。

大体の場面で1波=3波で終わる場所がありますから。
そしてこれは僕なりのやり方で正解でも何でもないと思いますので真似されるかどうかは自己責任で。

 

ということで親波3波根本がわかったなら、その親波3波節目を抜いてきた波を探します。

赤い□で囲った波が該当するわけですが、この波は非常に大きい意味を持つ波となっていました。

直近で大きなN字トレンドを”発生させた”波であり、親波3波根本を抜いてきた波でもあるわけです。

こうした「意味のある波」に対して注意を向ける癖をつけてください。

大小全ての波に対して〇波だ〇波だと言っていてはキリがありませんからね。小さい波も大事ですが、環境認識の面においては意味のある大きな波をまずは探してみてください。

そしてこの大1波の中でも3波根本はありました。

この当時は3-3波根本としてみることが出来ていましたね。

こんな感じです。

結果的には3-3波完成後ももうひと伸びしていったわけで、3波が1波よりも大きく出る(1波≦3波)を実現させた流れになり、これが大1波となったわけです。

そしてこの3-3波完成後の伸びというのは狙って獲れるものではないということも既に気づけているかと思います。
狙えても親波3波節目までだということですよね。

形次第では狙っていけるかもしれませんが、親波3波根本を抜けるかどうかはわからないわけです。

既に1波=3波のN字を完成した後の動きなわけですから、その後どこまで伸びるかなんてことは神のみぞ知る部分です。

3波根本を抜ければ再度ロングチャンスになるかもしれないし、押さえられたら転換かもしれない、そんな風に静観しておくべき局面というのが「親波3波節目付近」なのです。

先ほどの自作の図面のように1波=3波の場所に親波3波節目があるのであればそこまで狙えばいいし、ドル円のように1波=3波完成後の動きなのであれば僕は様子見することが多いです。

そしてしっかりと親波3波根本を抜いて転換を果たした後は、どれだけ深い押しをつけようとも小波3波根本を抜いてくるまではその目線固定で良いのです。

ずっと前のドル円トレード記事でも書いたような気がしますが、トレンド転換後は小波の3波根本を抜けてくるまでは上目線で良いのです。

上目線の中で逆張りショートするのか、順張りロングをするのかだけを考えていけばいい相場でした。

大事な1波にあきちゃんメーター(フィボナッチエクスパンション)をあててみる

そしてこの大1波にフィボナッチエクスパンションをあてて1波=3波の場所を見てみるとこうなります。

1波起点右サイドからネガティブに当ててみましたが、ちょうど直近最高値を捉えるように目標地点が出ています。

大1波の存在を信じるのであれば、とりあえずは直近最高値である151円後半の数値を捉えにくるということになります。

というのを見ていたからこその今回の攻めでした。

フィボナッチ可動域の78.6以降にも、直近のあきちゃんメーターから進むべき余白があるということだったわけですね。

週足20MAとの乖離があるのでどこかしらのタイミングで深い押しが入ってきて、現3波を支えるトレンドライン上付近までのリテストを取りに来るのが自然かなとは思っています。

まぁ不安定ゾーンに突入していることは確かなので、この勢いのままじわじわ登っていくのか、一度大きく押しを付けるのか、注意深く見ていってもらえたらと思います。

おそらく節目の段階で来月の雇用統計が被ってくるのではないかなと思っております。

その節目がトレンドライン付近の攻防になるのか、最高値付近での攻防になるのかわかりませんが、それまでの流れも獲れそうなら狙っていきたい所ですね。

少なくともこのトレンドライン上にいるうちは大3波なうなので、ロングにしろショートにしろその意識だけは持ってエントリーしてみてくださいね。

ということで今回はこの辺で。

ではでは。

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