FXをやっていると、自分が乗った瞬間に含み益に転じる可能性があって、損切りまでの値幅が限りなく少なくなるような所で乗りたいという思いが出てきますよね。
そんな時に良くやるのが逆張りトレードでは無いでしょうか??
僕もかつては乗った瞬間に利益を出したいという思いから逆張りトレードをやって失敗したりしていましたが、大きく伸びるポイントこそ、トレンドフォローを心がけるべきだと今は思います。
ある程度根拠があれば逆張り的な張り方もするんですが、それでもダウ理論から成るトレンドにはあまり逆らうべきではないんですよね^^;
ということで今回は、
トレンドフォローの手法で、なおかつ乗った瞬間に大きく伸ばせる場面があったので紹介しておきたいと思います。
あきチャン先生がよく言う、3波の起点(本気上げポジション)の見極め方です。
基本に忠実なライントレードと移動平均線を使って動くポイントを見極めるべし!
ということで、今回解説するのは上の画像の部分です。
画像はAUDUSDの1時間足。
僕が普段やってるライントレードのお手本的な場面になっていますね。
ちなみに僕はこの時間寝ていたので乗れていません(;´Д`)
東京時間から動きを見せる豪ドル通貨ならではの動きになっています。
最近のAUDUSDはわかりやすい動きを見せてくれるので結構やりやすい通貨ペアですねw
では実際にどうやって狙っていけばよかったのかを見ていきましょう。
左の波のトレンドラインとラス押し・戻りを抜けていることが大前提
まず大切なのは、今の波が左に見えている波の何を抜いてきたのか?というのを考えます。
今回は上昇トレンドを獲っていく場面なので、左の下降トレンドを見ていきます。
まずは左の波に引けていたトレンドラインを見ましょう。
今回の場面では、オレンジの2本のラインです。
僕は一番ネガティブに引いた外側のラインと、安値更新を作る度に更新させていく内側のラインの2種類を主にひいています。
まずこの内側に引けるトレンドラインを抜いてきた段階で、下落トレンドの終焉を予期します。
オージードルはタッチ・アンド・ゴーで乗れたけど何処まで行くのか。
流れ的には完全に下だからもっと伸びないかなー
とりあえずトレールしながら追いかける。 pic.twitter.com/YUpA7Znbrm— モズ (@mozusenki) 2017年6月1日
先週はこの下落を追いかけていたんですが、この内側のトレンドラインを抜けてきたので、もう一度下落していった所で決済をしました。
結果として雇用統計によって大きく上昇していった・・・という流れだったんですよね。
そして最終防衛であった外側のトレンドラインと、ラス戻りも一気に抜き去っていき、一週間を終えたわけです。
安値も切り上げ、高値も切り上げているので、直近の流れは上昇トレンドです。
こうなったらやることは一つだけ。
「押し目ポイントを見つける」
今回の押し目となるポイントは何処でしょう??
上昇トレンドにおける押し目となるポイントは、左の波に見える重要な節目です。
となると今回は・・・ラス戻りラインしかなかったわけですよね。
他に節目となるポイントが無いので、今回はここしか無い!ってポイントでしたね(・∀・)
週初めの窓あきで一度その場所へ落ちていますが、窓を埋めたあとに再度落ちていますよね。
20MAへの乖離がある場合はよく見られる光景です。月曜の窓埋めをしたあとは反対方向に動く・・・というのもありますしね。
そして再度、ラインへのリテストを取りにきた場面で丁度20MAへも絡んだわけです。
しかもここから上昇していけばダブルボトムの右ポジションです。
もしこの場面で見れていれば、損切りを限りなく近く置いてエントリーを仕掛けていける場面だったわけです・・・(´;ω;`)
ということで、「優秀な1波が出たあとの3波」というのは見逃さずに獲っていきたい所ですね。
今回のように比較的大きく伸びる場所でもあります。
この優秀な1波となるべく条件は、
・左の波のトレンドラインを抜いている
・左の波のラス押し・戻りを抜いている
というのが条件になってきます。
今回は、トレンドラインもラス戻りも両方抜いてきたという非常に優秀な1波だったわけですね。
この3波が発生したならば、5分足レベルに落としてスキャルピングでコツコツ獲っていくというやり方もやりやすい相場になってきます。
こんな感じで、単純に20MA付近に落ちてきたら押し目買いという戦略でも十分勝てるような相場になっていきますね。
今後のオージードルの展開は?
今後のオージードルですが、このまま上昇を狙い続けるのは危険かな?って気はします。
雇用統計によってひっくり返されましたが、長期的な流れはまだまだ下目線です。
これはオージードルの日足です。
オレンジで引いたトレンドラインは既に割ってきていたんですが、100と200の移動平均線に押さえられて下落の流れが出来たんですよね。
そして青のチャネル下限までは行くんじゃないかというのが当初の予定でした。(雇用統計でひっくり返った)
今は上昇していっていますが、再度100&200日移動平均線が迫っているのと、青の仮想トレンドラインも控えているので、この辺りで再度反転するかもな?というのが今の狙いです。
大きな上昇を狙うのであれば、最低でも赤のラインで引いたラス戻りを抜けない限りは大きな上昇は無いと思っています。
もしこの赤ラインを上抜けた場合、今回解説した内容と全く同じ状況になるので、そしたら同じやり方で押し目を狙っていけますね(・∀・)
とりあえず、雇用統計のせいで方向感が失われたので、またしばらくは揉みそうな予感です。
今回の3波を取れなかったのが悔やまれるなー(;´Д`)
ではでは。
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