最強のスキャルピングエントリーポイントの見つけ方。金曜日のドル円スキャル

どうも、モズです。

今回は前回のドル円トレードの続きとして、たまにやってるスキャルピング手法の紹介になります。

メルマガ登録していただいた方に配っているものと似ているので詳しくはそちらをまた改めて見て頂ければと思いますが、実践で使う時はこういった点に注意して見たらいいんだよというのが伝わればなと思います。

 

まず最初に僕の中での通貨ペアの値動きのイメージをお伝えしておきたいと思います。

たまに書いていることですが、月火にかけて形を作りに来てエントリー、水木にかけて動いて利確、金曜日は余波、といった流れになることが多いです。

いつもこんな感じというわけではないですが、大体こんな感じでトレードをしています。
そして普段のデイトレが終わった後、金曜日にスキャルをよくやっています。

 

先日のドル円の記事は動き出しのタイミングから大事な節目までの動きを獲りました。その節目から跳ね返ってくるのか、抜いていくのか、それはその時にはわからないわけです。

今回は「抜いてきた」ことになりましたが、どちらにしても今回の場面で見ておいてほしいのはデイトレにおける1波=3波の動きが完成した後の動きであるということです。

普段のデイトレではこの3波目をしっかり獲っていくことが大事で、その3波完成時に親波節目があるのであればその手前でしっかり利確すること(前回の記事)、そしてその後にもチャンスがあるのであれば欲張らずに狙っていくこと(今回の記事)、というのを意識していれば1週間かけて無駄なく狙っていくことが出来ていくと思います。

 

何度も言いますが毎回こういう流れになるわけではないです。
金曜日にかけて一気に動いて流れを出す場合もあります。その辺は環境認識の際に見ておくべき点でもありますね。

今回の場面では、1波=3波の流れが完成した後に親波の大事な節目を抜いてきた流れが出たからこそ、順張りスキャルピングで欲張らずに狙っていく、という戦略があったうえでのトレードだったという認識で見ていってもらえたらと思います。

ではいってみましょう。

簡単スキャルピング手法のまとめ

まず最初に見ていくべきポイントをまとめておきます。

 

スキャルピングの流れ

・15分足でパーフェクトオーダーになっている通貨ペアを探す

・親波節目のラインとラインの間にいる通貨ペアを探す

・15分足で逆トレンドが出るのを待つ

・逆トレンドのラス押し戻りとトレンドラインを抜く1波が出るのを待ち(親波節目に反発する形で発生すれば尚良いので、ここで通貨ペアを更に選別する)、それに対して切り上げ下げラインを引く

・切り上げ下げラインブレイクから直近高安までを獲る

 

これらの要素を見てトレードすることで成功率は激上がりです!

詳しく見ていきましょう。

15分足でパーフェクトオーダーの通貨ペアを探そう

今回環境認識という点で見ておくべき要素は冒頭で書いた通りで、1波=3波完成後に親波節目を抜いている通貨ペア(ドル円)を今回のトレード通貨として選びました。

この環境認識の部分は、スキャルピングをやっていく上で見るべき要素が揃っている通貨ペアを選んだあとに見ていっても大丈夫です。

「要素が揃っている通貨ペアを選ぶ→環境認識として長期足ではどうなっていたのかを確認」の順序でも大丈夫といった感じですね。

 

この環境認識も別に難しく考える必要もなく、「親波の節目に対してどうなっているのか」というのを見ていくだけでも十分だったりします。

今回のケースで言えば、「親波ラス戻りを4時間足レベルで上抜いた」というのが該当します。

 

ではその上でスキャルピングにおいて何を見るべきなのか。

僕は15分足で「パーフェクトオーダー」になっている通貨ペアをまずピックアップすることから始まります。

僕の15分足チャートには20EMA,SMAと80EMA,SMA(1時間足の20EMA,SMA相当)と320EMA(4時間足EMA相当)が入っています。

僕はあきチャン先生リスペクトなので、20日移動平均線を基準として見ています。
この各20MAがどうなっているのかが一つの時間足で視覚的に見ることが可能なのでこの設定は凄い良いですよね。

15分足におけるMAが上昇パーフェクトオーダーになっているということは、15分足、1時間足、4時間足の20MAでそれぞれ上方向への流れが出ているということを意味します。

スキャルピングをやる上でまず見るべきは、15分足でのパーフェクトオーダー

まずはこれが第一条件です。

親波の節目に対して逆トレンドを付けている

そして次に見るのは「逆トレンド」です。

「逆」というのが何に対しての「逆」なのかですが、これはパーフェクトオーダーの向きに対する逆です。
今回は上昇パーフェクトオーダーなので、下降トレンドを探すわけです。

下降トレンドが出てくるまで「待つ」ということですね。

そして更に言えば、親波の節目に対して向かっていくトレンドがあれば尚よいです。

今回は親波ラス戻りラインに向けて動いていく逆トレンドが発生していました。

こんな感じですね。

 

□で囲った場面も当然パーフェクトオーダーの場面になるわけですが、この場面がどういった場面なのかを理解するのが環境認識になってきます。

前回のトレードで見ていたように、この場面は親波ラス戻りにぶつかった後の値動き、つまりは親波ラス戻りを抜けるかどうかの攻防戦の局面に該当するので当然スルーすべき場面になります。

ただ単にパーフェクトオーダーの場面で逆トレンドが出たから狙っていけばいいというものでもなく、こうした環境認識の段階で見ておくべきポイントもあるわけなので、その辺はしっかりやって貰えたらなと思います。

 

遥か昔にあきちゃん先生の動画で、トレンドも読まずラインも引かずに勝つ方法みたいな感じで同じような内容の解説をしていたと思いますが、その際はこうした環境認識の問題は解説されていませんでした。

最低限ですが、親波の節目に対して今どうなっているのか、というのはしっかり見ておいてあげてください。
それだけで勝率は上がる手法ですから。

親波の節目と節目の間にいる時というのを意識して使ってあげてください。

親波ラス戻りをしっかり上抜け、次の節目という目標がある状態で使うということですね。

そして更に言えば、直近のN字がしっかり出来上がってしまっているから一旦下落の動きが入ってくるかもなという風にも見ておくと良いと思います。この辺は前回の記事の最後でも書きましたね。

4時間足600MA(週足20MA)のクロスは要チェック!?反転ポイントを見極めたドル円トレード

2023年3月30日

 

切り上げ下げラインが引けるのを待つ

さて、ここまでの認識が出来上がったら僕が普段やっている手法が活きてきます。

「切り上げ下げラインが引けるのを待つ」という段階ですね。

この切り上げ下げラインを何に対して引くべきなのかという話ですが、「1波」に対して引いていきます。

ここで言う1波とは何なのか。

それは15分足で見ていた「逆トレンド」の「トレンドラインとラス押し戻りを抜いてくる波」です。

緑のラインが切り下げラインです。

順序としては、15分足で見ていた逆トレンドのトレンドラインとラス戻りを上抜いてくる波が出たのを確認し、その上向きの流れが下向きに代わってから引いてあげるといいです。

落ちてきたな~って感じたら引くくらいでいいですね。

 

この時、逆トレンドのトレンドラインとラス戻りを上抜いてくる段階でトレンドを付けていると尚良いです。

こうした要素が揃っている通貨ペアを探すというのがマジで一番大事です。トレードの成功率が段違いです。

形が良い通貨ペアを探しましょうと普段から書いてますが、こういう部分を見ていってください。

こういう形を探して狙ってみて下さい。まじで勝てますよ。

 

同時にこういう値動きもイメージしておくと良いです。

今回は親波ラス戻りに反発する形で1波が出ているので割と信頼していましたが、節目が無い場面で1波が出てきた場合、こういう形で更にトレンド継続してくる場合があります。

探してみると結構見つけられると思います。

こういう流れを回避するために、「切り下げラインブレイクから乗る」というのが大事なわけですね。

今回僕はブレイク確定前から乗ってますが、信頼できるラインからの1波が確認できない場合はしっかり確定から乗ってあげてくださいね。

 

画像は更に細かく見るために5分足で観察しています。
スキャルピングをする際のエントリー判断は大体5分足でやることが多いですね。

上画像では右肩上がりのダブルボトムネックラインにリテストを付けている段階です。

今回はダブルボトムの右サイドでダブルボトムを作っているのが見えますよね。

ここで反応して上昇出来なければ、あきらめムードです。

 

しっかり反応して切り下げラインを抜いてきたのでエントリーを仕掛けます。

損切は反発根拠にしていた親波ラス戻りラインより下、利確は直近高値です。
前述したように、今回の場面は欲張ってはダメな場面です。

欲張るべきなのか、そうでないのかがわからなければしっかり直近高安値で利確を入れていきましょう。

それが正しいスキャルピングだと思います。

 

もうちょっとですね。

この場面でも普段のデイトレで見ているような要素が詰まっています。

N字トレンド3波根本というのは強い反発力を持っています。

この3波根本に対してトレンドつけて落ちてくるのが2波トレンドです。

この2波トレンドが出てくる段階でラス押し戻りといった節目を抜く作業が見えない場合、この3波根本というのは中々抜けません。

5分足でも、僕が普段4時間や日足で見ているような要素が詰まっていますね。

3波根本が抜けずに止められた時点でピンポイントでエントリーするというのをたまに記事にしていますが、こういうのを見ていたりします。

何度も言いますが上画像は5分足です。

普段はこんな形の4時間足を見て、〇部分を15分足とかにしてダブルボトムになりそうな場所からエントリーを仕掛けたりしているわけですね。

長期足でも短期足でもやることは同じだったりするので、短期足でエントリーチャンスを増やしたい場合はこんな感じで見ていってあげると良いと思います。

短期足の方がノイズが多いのでやり辛さはありますけどね。

という感じで無事に利確出来ていました。

まとめ

途中で少し応用的なことを書きましたが、やることは結構単純です。

・15分足でパーフェクトオーダーになっている通貨ペアを探す

・親波節目のラインとラインの間にいる通貨ペアを探す

・15分足で逆トレンドが出るのを待つ

・逆トレンドのラス押し戻りとトレンドラインを抜く1波が出るのを待ち(親波節目に反発する形で発生すれば尚良いので、ここで通貨ペアを更に選別する)、それに対して切り上げ下げラインを引く

・切り上げ下げラインブレイクから直近高安までを獲る

この流れを徹底してやって貰えると良い感じに獲れると思うので、15分足をメインに観察していきたい方は取り入れて貰えたらと思います。

来週チャンスがあれば狙って見て下さいね。トレード報告などもお待ちしておりますので。

では来週も頑張っていきましょう。

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