ダブルトップが予測出来ればピンポイント損小利大トレードが可能!出現位置と過程を考えよう

どうも、モズです。

今回は僕のUSD/CHFトレード記録(まだポジション保有中)になります。

先月くらいから良い感じに相場が動いてくれているので、今期もしっかり始まって来たなといった感じがしますね。

僕はスイング気味のデイトレが主軸になっているので、1週間のうちにチャンスというのはそこまで多くありません。

あきチャン先生みたいに「え、ここから乗るの?」みたいなトレードも僕には出来ませんし、数少ないチャンスをいかにものにできるかという感じでやっているので始まった感が出るのが遅い感じがします。

伝承記で解説しているような王道の型からの順張りエントリーだけでなく、「リスクを踏まえた上での逆張りエントリー」もどんどん増やせていけたらなと思っています。

 

ということで今回は「FXで逆張りするならこんな場所」ということで、損小利大トレードに繋がるピンポイント逆張りエントリーのすゝめです。

表題にもあるように、ダブルトップのチャートパターンを狙ってみました。

当初は記事にするつもりも無いようなエントリーだったので画像は撮って無いのであまり詳しい解説にはなりませんが、「狙いどころ」の参考として軽く見て貰えたらなと思います。

ではいってみましょう。

天底系のチャートパターンが出そうな場所を考えよう

まず記事を書いてる現在の状況とエントリータイミングの詳細です。

エントリー時からの直近安値(ネックライン)で分割を入れて後は泳がせ状態となっています。
予想以上に一気に動いてしまった感じですね。

個人的にはこんな状態になったらエントリーして記事にしようかなと狙っていた通貨ペアでした。

 

こうしたシナリオのどちらも経ずに一気に動いていってしまいました。

逆に言えば、リテストありきの動きだけを見ているとタイミング的にも獲れない場面が多々出てくるというわけです。

僕が普段やっているような「いつもの型」でのトレードは基本として狙っていけるものでもありますが、あくまでもそれはどちらか勝負がついた後に有利な方についていくための型でもあります。

個人的には一番勝率も高くて安定して狙っていけるトレードの型でもありますが、「ある程度リスクをとったトレード」というのもある程度は組み込んでいきたい所です。

でもそれはそれで損切貧乏にもつながり兼ねないですし、かつての僕はまさにそんな感じでした。

最近は色々考えられるようになってきたので、ある程度は大丈夫かなといった感じですね。

その「色々」の部分をちょっとずつ紹介出来たらなと思います。

根拠を繋げることが大事

「色々」という部分もその場その場で変わるものでもあるので一概にコレという風に紹介は出来ないので、あくまでも今回のトレードにおいては、という風に見て貰えたらと思いますし、今回のような場面は他にもたくさん出てくるはずです。

今回の場面における逆張り出来る「根拠」というのを順番に紹介していきますので、ご自分のチャートと照らし合わせながら見てみてください。

今回の解説の前提として、天底圏で発生するとされるチャートパターン(ダブル系、トリプル系、ウォルフ等)から逆張りを考えるという流れにおいて何を見ていくべきなのか、ということを踏まえた上で見ていってくださいね。

長期的な重要ライン

天底系チャートパターンを見る上でまず見てほしいのは、長期足(日足週足レベル)で見られる重要ラインがあるかどうかです。

今回はダブルトップの右サイドからピンポイントに狙っていっているわけですが、エントリーの時点ではまだダブルトップでもなんでもなく、上昇トレンドの途中で上昇トレンドが更新されるかどうかの瀬戸際の場面でした。

ダブルトップだからエントリー、ではなく、ダブルトップになるかもしれないエントリーです。

ダブルトップを理由にしたエントリーならばこのような形になるはずです。

ダブルトップだからエントリーを考えるのか、ダブルトップになるかもしれないと考えるのか、この2点はまったく違うので注意してください。

ダブルトップになったという「事実段階」を見ているのか、ダブルトップになりそうという「予測段階」を見ているのかの違いですね。

トレンドは予測、発生、転換の順番で見て下さいという風に伝承記でも教えていますが、このそれぞれの時点で狙い方、考え方は変わってきます。

当然ですが予測段階よりもしっかりと事実として動きが起こった後の方が信頼度は高いですよね。

何を以てダブルトップとするのか、によっても判断が変わる部分ですが、僕はネックラインを抜けてからがダブルトップ発生です。

その上で「予測」の「精度」を上げるための根拠があるのであれば、発生を前提にしたエントリーも出来てきます。

トレンドフォローを解説した伝承記でもこの辺を重点的に解説していますが、何をするにしても「根拠をそろえる」ということが大事になってきます。

その根拠の一つとしての「長期足での重要節目」があります。

今回で言えば週足レベルのダブルトップネックラインという強力なラインがありました。

ダブルトップが発動しているという事実、ダブルトップからの1波の流れを経て、2波がネックラインに突き刺さったタイミング、というのが今回の場面でした。

週足レベルで見て見れば、ダブルトップネックラインへのリテストというまさに教科書通りの動きになっていますよね。

普段あまり週足や月足を観察している人は少ないでしょうし僕もそうですが、「ダブルトップになりそう」だからこそ週足を確認してみよう、という意識の繋がりが出来ればこうした場面を発見できるはずです。

今回はネックラインですが、他にも重要な節目はたくさんあります。

基本的に強いラインというのがネックライン、ラス押し戻り、3波根本の3種類なので、この辺は必ずチェックしておくと良いと思います。

ということで、週足ダブルトップネックラインに刺さるように日足4時間足でのダブルトップが出来上がりそう、という予測が立てられたわけです。

ネックライン節目を作りに来た流れに注目しよう

次に見てほしいのはネックラインとなる節目を作りに来る流れです。

 

画像赤枠で囲った部分ですね。

僕の中でこの流れ(1波)の信頼度を上げる要素として見ているのは、いつも書いているように「優秀な1波」となっているか否かです。

トレンドラインを抜けていること、そしてラス押しを下抜けていることですね。

 

今回の1波はラス押しと直近の短期トレンドラインを下抜けながら発生し、最終トレンドライン付近で止められて再上昇していったという感じです。

 

この下落1波が出てきたタイミングで、いつものように必要なラインを引いておきましょう。

2波を待って、切り上げラインを引く、です。

この切り上げラインを下抜いてくることで下方向へのトレンド発生が濃厚になるよという風にいつも解説していますね。

この2波がどこまで出るかを見守っている過程で直近高値付近まで上昇し、「ダブルトップになるかも」というシナリオを考えられるようになるというわけです。

そのダブルトップになるかもという予測を高めてくれる根拠が、先に挙げた週足ネックラインの存在でしたね。

ダブルトップになるかもという予測を出す前提作業があるということも覚えておきましょう。

ダブルトップにならずにトレンドつけて落ちてくる可能性がありますからね。

いつも狙っているようなこんな形を見逃さないためにも、2波待ち、切り上げ下げライン引きは大事です。

 

↑画像赤丸くらいからエントリーを仕掛けて負けてるパターンをよく見かけるので注意してくださいね。

しっかり2波を待ちましょう。

今回は2波を待った”結果”としてダブルトップになったというシナリオです。

「2波を待つ」という姿勢に入るためには「優秀な1波」の存在が必要で、順序を逆にしてはいけません。

ダブルトップというのはそもそも1波があるからこそ、そこがネックラインとなって発生するものです。

 

何が言いたいのかというと、ダブルトップだから、ダブルトップになりそうだからエントリーを考えるのではなく、優秀な1波が出ていたからこそ2波を待つことが必要で、2波の完成を待ったからこそダブルトップを見つけることが出来た、という思考の流れが大事ということです。

そしてその優秀な1波が出る根拠も週足ネックラインという存在があったからこそであり、結果としてダブルトップ発動の根拠とも重なるという部分が大事なのです。

これは別にリアルタイムで1波を見つけておく必要はありません。

ラインの量の少なさから僕が最近この通貨ペアを見てなかったのは明白ですが、「ダブルトップになりそうな場面」を見てから「そこに至るまでの流れを逆算出来る」ことが出来れば勝率はもっと高められるという話です。

「後からでも根拠をしっかり見つける」ということですね。

「ダブルトップになりそう~」じゃなくて、それに至るまでの過程を見ようという話です。

 

1波発生根拠は他にも・・・

1波発生根拠を見ることが出来る要素は他にもあります。

例えば1波=3波のN字が完成していること。

1波=3波が発生したあとに作られたウォルフ波動

ウォルフも天底系チャートパターンですが、こういった場面でもよく見られるチャートパターンです。

こうした要素を経て1波が発生することによって・・・

天井圏に強い抵抗帯が作られます。

こうした強い抵抗帯というのは抜けるときは一気に抜けていくことがほとんどで、4時間足レベルで抜けずに陰線が確定した場合はチャンスだと思っています。

今回はそんな場面からのエントリーというわけでした。

切り上げラインはしっかり機能する

ネックラインに引いた切り上げラインですが、1時間足で見てみるとしっかり機能していました。
記事の内容的にはこういった場面から乗っていきたかったものです・・・

画像にも書きましたが、現在の波というのはダブルトップを発動させた”1波”の流れとなっています。

まだ下方向へのトレンド転換が確定したわけではありませんし、この1波がどこまで伸びるかはわかりません。

とりあえずはダブルトップのエネルギー分の1波が出れば御の字ということで、その付近にある節目に狙いを定めていましたが、今後どうなるかなといった感じです。

週初めから一気に到達するかもしれませんし、一旦戻してエネルギーを貯めてからしっかり動きだすかもしれません。

とりあえず直近のトレンドライン上抜けで一旦撤退して、また形が整えばショートで狙っていけるかなといった感じになっています。

 

まとめ

 

ということで色々書いてきましたが、チャートパターンが出る場所に何があるか、そしてそのチャートパターンが作られる過程をしっかり見ようというお話でした。

今回のトレードを簡単に書いてしまえば「長期足のダブルトップネックラインで発生した短期足のダブルトップ狙い」になってしまいますし、それだけの意識でも良いと思いますが、「発生の過程」を知ることでまた別のトレードに繋げることも可能です。

先にも書いたように「ダブルトップにならなかったらどうするの?」という話ですからね。

そしてむやみやたらにチャートパターンの形だけを見てエントリーを繰り返していると損切貧乏になってしまうので、「根拠の揃うチャートパターン発生の予兆」を見つけられるように訓練してみてください。

伝承記で解説しているようなパターンの延長線でもあるので、相場の認識力をしっかり上げていってもらえたらと思います。

ということで今回はこの辺で。

来週も頑張っていきましょう。

ではでは。

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