どうも、モズです。
今回はトレードしていた通貨ペアではないのですが、先々週くらいから監視していていい形になっていた通貨ペアとその乗り方についての解説になります。
先週記事で上げたようにGBPUSDで乗っていたので僕は乗りませんでしたが、形としては良い感じの形となっている通貨ペアとなっていました。
最近「対米ドル」の通貨ペアが良い感じに動いてくれていて乗りやすい状況となっていたのですが、今回はNZDUSDとAUDUSDでいつどのタイミングでどういった形を作っていたのかというのを一緒に見ていければなと思います。
・3波発生前からの狙い方
・3波発生後の狙い方
狙っていくタイミングが違うこの2点に注目して見ていってもらえたらなと思います。
どちらも同じような動きをしていっていましたが、場所によっては同じ考え方をしていっても乗り易さが違ってきたりします。
好みの問題でもあったりしますが、何をみてどうやって狙っていくべきだったのか、今後の参考にして頂ければなと思います。
ではいってみましょう。
大きな1波のそのあとは?
僕がやっていたGBPUSDもそうですが、2月の頭に大きく1発下落の1波が出ていたのが特徴的でした。
記事を書いている現在の両通貨ペアで引いていたラインです。
こうしてラインを引かれている画像を見ればどこがエントリーポイントだったのかもわかると思いますが、そのラインを実践で引けるかどうか不安な方はしっかりと解説を読んでもらえたらと思います。
いつどのタイミングで何を考えラインを引くか、これが出来ればエントリーポイントは導き出せますから。
ということでここからはリアルタイムで撮っていた画像と一緒に見ていきましょう。
NZDUSD 1波が出た後の考え方
ここからはNZDUSDの画像だけで解説していきます。
1波が出た後に何を考えるべきなのか、というのは皆さんお分かりの通り、1波のトレンドラインを割ってくる2波のトレンドを待つということです。
1波に引いた下落トレンドラインを上抜き、2波で上昇トレンドラインが引けるようになったタイミングの画像です。
親波ラス押し(黄色ライン)くらいで反応して反転してくるのかな~とか思ってた時期ですね。
基本的に2波は形が良くない限りは待ちの時間となります。
トレンドラインを下抜けてきましたね。
ここで焦ってエントリーはだめです。
ここで起こったのはただ単にトレンドラインが下抜かれた”だけ”です。
一応定義的には3-1波目となるわけですが、この3-1波目で2波ラス押しを下抜けられるかどうかが今後に繋がる鍵になるということを押さえながら見ていきましょう。
これらの中で狙いやすい順で行くなら③≧②≧①の順番です。
③が一番やり易いパターンですね。
こういう先のパターンを色々考えながら見ていく癖をつけてみてください。
ということで今回は3-1波がラス押しで止められたパターンとなりました。
優秀ではない、トレンドラインを下抜けただけの3-1波の誕生です。
この後高値更新をする限りは一応これが3-1波としての役割を持っているので、この流れに対して切り上げラインを引いて待っておくという流れになってきます。
高値更新をするのか、ダブルトップになるのか、右肩下がりで落ちてくるのか、というのを待つ時間となります。
3-1波が2波ラス押しで止められたからこその次の選択肢ですね。
3尊右肩を作って抜けを試しに来ているのですが中々抜けきれていません。
こうなってくるとなんだかな~って感じになってきます。
上昇1波(下目線では2波)に対して引いていた切り下げラインまで登ってきてしまい、これを抜けてくると上昇の3-1波が出てくることになります。
2波が1波の中の3波根本を下抜けずに上昇の3-1波が出るということになるので、どちらの目線でもあり得てくるというめんどくさい状況となってくるわけですね。
下目線において3-1波が2波のラス押しを下抜けることが出来なかった場合、上目線のこういったシナリオが発生してくる可能性があるということを押さえておいてください。
先ほど書いた①のパターン(3-1波が2波ラス押しで止められる)が一番難しいと書いた理由です。
そうして切り下げラインを上抜いてくる上昇3-1波が出て、まぁ色々ラインを引いていますが、この後指標発表(消費者物価指数)が控えていたためにこれで決着つくかな~って思ってしばらく放置をしておりました。
まぁここまでダラダラ経過を書いていましたが、「2波ラス押し戻りが抜けるまでは待とう」という話でした。
どうしても内側から乗っていきたい気持ちが働いて色々ラインを引いてどうにかしてエントリーポイントを見つけてやろうと思ってしまいがちです。
今回は指標があるのを知っていたのでとりあえずラス押し抜けるまで待つかという判断になりましたし、その結果やっぱりGBPUSDの方が乗り易いからそっちでエントリーしようという判断に流れていったわけですが、「重要ライン(今回は2波ラス押し)を抜けるまではエントリーしない」というのを意識してもらえたらと思います。
僕も常々思ってますが、中々できないものでもあるので、自戒の念を込めて。
同じ場面でAUDだとラス押しを下抜けています。
結局やることは同じ(切り上げラインへのリテストを待つ)なのですが、同じ対米ドルでこうした動きのある通貨ペアを見つけられておくと今後の「どっちに動きやすそうか」という判断がしやすいですね。
狙うは3-1波に引いた切り上げラインへのリテスト
この頃にはもうGBPUSDでポジションを持っていたのでエントリー等もしていないのですが、あの後のNZDUSDでショートを狙うのであればこういった場面からになります。
先日解説記事にも出したように、3-1波によって2波ラス押しを下抜き、さらには1波で作った安値を更新して「トレンドを付けた」状態になります。
あきチャン先生もよく言う「トレンドを付けた」という状態ですが、これ即ち「3波発生中」ということなわけです。
3-1波によってこれが起こっているということに気づくことが出来れば、「3-3波を抜く」ことが出来るわけです。
3-3波をいつどうやって狙っていけばいいのか、というのが問題ですが、3-2波がどこまで戻りそうか?というのを考えればいいわけです。
その3-2波のリテスト候補として挙げられるのが、1波に対して引いた切り上げラインへのリテスト、2波ラス押しへのリテストとなってきます。
このタイミングで初めて、3種のシナリオのうち一番獲りやすいと書いた安値を更新していくパターンとなったわけです。
3-1波が出た後どこに戻るのか?基本は2波ラス押し、2波の中の3波根本です。
しっかりと止まったのを確認出来たら乗っていきましょう。
乗り遅れたと思ったら?
3-3波の根本から乗っていくことが出来ればいいのですが、乗り遅れた時にどうするかを考えておくのも大事です。
例えばNZDUSDのこんな場所。
1波=3波までの距離はまだあるけど乗り辛い、わかり辛い形になっています。
基本的に3波発生後は「いつもの型」を狙ってもらえれば、損切位置さえ間違わなければ大体イケると思いますが、ちょっとごちゃつきだすと不安になってきますよね。
同じ時間帯のAUDUSDと比較してみました。
全体的な流れを見てみると、AUDUSDの方が下目線に有利な形を作っているのが分かると思います。
NZDUSDで2波ラス押しを下抜けれなかった部分も下抜けていますし、3-1波のタイミングで1波安値は抜けないもののしっかりとトレンドを付けてからの戻りとなっています。
そうして1波安値を下抜けてしっかりとした3波発生の合図を出した後の戻りの場面、というのが上画像赤丸の部分になります。
ここを1時間足などで見てあげると、簡単にいつもの型がみつかります。
前から引いているラインも活用しつつ、ラス押しリテストで反応しているのがわかりますね。
こうやって同じような動きをするであろう通貨ペアで比較して見ていってみると「根拠の追加」であったり、「エントリータイミングの違い」などが見えてくることがあります。
目標地点もAUDUSDでは既に強気ポジションによる1波=3波を達成しています。
NZDUSDでは強気ポジションでは1波=3波はまだですが・・・
弱気ポジションでは既に完了していることに気付けます。
あとちょっとの伸びを欲張って獲れるかな、みたいなリスキーなことしなくて済みますね。
まとめ
ということで、先週まで僕が見ていた流れをざっくり復習させていただきました。
2波ラス押し戻りをちゃんと抜けてくる3-1波が出てから狙おうねという、いつも通りの話です。
しっかりとした1波が出てきた後の流れということで、その後の2波の部分を狙っていったり3波を狙ったりといった記事を今月は上げさせてもらいました。
わかりやすく発生してきた1波のその後というのはこうやってチャンス相場にもなってくるので、積極的に狙っていきたい所です。
日足レベルの大きい目線で見ていくならば、今月で作り上げた3波N字自体が大きな下落1波として見ていけるのかどうかが注目されてくると思います。
このN字では記事を書いている現在では既に1波=3波完成済みなので、とりあえずはこの1波~3波に引けるトレンドラインを割ってくる2波というのを待ちたい所ですね。
この2波も日足レベルの話なので、4時間や1時間足ではしっかりとした上昇トレンドを築いてくるはずです。
その前に4波5波でひと揉みあると思いますが。
狙えそうな形が整っていれば狙っていきたい所です。
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