どうも、モズです。
今回はみんな大好きドル円でのトレード紹介です。
相変わらずのアゲアゲ相場でどこまで行くんって感じですが、ここ最近のロングとショートの両方で狙ってきました。
表題の通り、ボリンジャーバンドの2σとローソク足パターンで有名なピンバー、それに付随して発生する明けの明星を組み合わせたもはや伝統戦略が1本。そして後半は切り返しからの斜め3尊を狙ってみました。
普段のトレードスタイルとは違うものではあるのですが、まぁそれなりに使い古されたイージー戦略です。
特にボリバンとピンバー組み合わせについては誰もが一度は目にした手法だと思いますし、ロジックの簡単さからも人気が高い手法ですよね。
通常のボリバンは久しぶりに表示させましたが、相変わらずいい感じの仕事してくれます。
ではいってみましょう。
ボリンジャーバンド±2σとピンバーを用いた伝統戦略
いまさらここで詳しく解説するのもあれなのですが、この戦略に含まれる根拠を超簡単に書き出しておきます。
①ボリンジャーバンド2σは反発しやすい傾向にある!
②ローソク足のピンバーは反転サインになりやすい傾向にある!
以上です。
これを組み合わせて反発する方に仕掛けていこうぜって戦略です。
・ボリンジャーバンドの-2σに刺さった状態で発生した下髭ピンバー、それはロングエントリーのサインである。
・ボリンジャーバンドの+2σに刺さった状態で発生した上髭ピンバー、それはショートエントリーのサインである。
手法というものを言葉で表すならばただこれだけ。簡単ですね。
簡単だけども意外と高威力。もちろん騙しもよく出ます。
騙しを避けつつも高勝率をたたき出すためにはちょっとだけ考えることがあります。
①トレンドフォローを意識すること。
②長期足(最低でも4時間足)のボリンジャーバンドを活用すること。
この2点を意識するだけでもだいぶ良いです。
僕の普段のトレードでは4時間足に日足20MA相当のボリンジャーバンドを入れていますね。
伝承記用のMT4テンプレートにもいれてるんですが、活用してくれる人は見たことないです(‘;’)
ボリンジャーバンドって偉大なんですよ。忘れないであげてください。
トレンドフォローを意識するというのは、例えば長期的な上昇トレンド中なのであれば-2σにいったん落ちてくるような流れ=押しの動きの可能性が高い、という風に捉えることができるわけです。
下落トレンドならば+2σへの上昇=戻りの動きですね。
この2σへ刺さるような動きを経てから元のトレンドの動きに戻る動きというのはよく出てきます。
そしてそれと同時にピンバーというローソク足の形状も見逃せません。大きな反発の意思の表れであるローソク足です。
このピンバーのローソク足と組み合わせて見ていけるのが、明けの明星、宵の明星と呼ばれるローソク足パターンですよね。
今回のトレードではこれらの要素すべてを使いました。
というか僕はこのロジックを使うときはこれらの要素すべてが揃う場面を狙っています。
4時間足で見るのでそこまでチャンスも多くないですし、実際に見ていられる場面も少ないですから中々乗れませんけどね。
ということで実際のチャートをどうぞ。
ボリンジャーバンドを表示させてみよう
絶賛上昇トレンド中のドル円、4時間足のチャート画面です。
グレーの点線が4時間足に表示させている日足20MA相当のボリンジャーバンド2σになります。
この日足レベルのボリバンも上抜けてエクスパンションしてきている状態なのでまだまだ上に登っていく力があるのかな?というような感じです。
とは言え、日足で見てみると微妙にウォルフっぽい形を形成しています。ご自分のチャートで探してみてくださいね。
話は戻りまして、上の状態から一度4時間足の20MA相当のボリンジャーバンド±2σを表示させてみました。
なんで普段から表示させていないのかといえば単純にごちゃつくのが嫌というのと、普段スマホでMT4を見るときはボリンジャーバンドしか表示させていません。
スマホでボリバンとの兼ね合いをチェックして、PCのMT4でライントレードをやってる感じですね。
そういうわけなので、こんなナイスタイミングでボリバン2σを表示させました。
このまま足が確定してくれれば、「上昇トレンドにおける-2σに刺さった状態でピンバーが出た」という状態になってくれます。
また同時に、この押しがどこで支えられるかというサポートラインも見ておきます。
この辺のラインがサポートになってくるはずです。今が良い感じですね。
明けの明星も組み合わせる
この状態から更に明けの明星も組み合わせます。
4時間足で発生するまで待つの?と思われるかもしれませんが違います。
1時間足で見ます。
この調子で確定してくれれば明けの明星としての役割を満たしてくれます。
つまり、4時間足でピンバーが発生したならば、1時間足では明けの明星になっている。というのが今のチャートの状態なわけです。
1時間足では明けの明星が。
4時間足ではピンバーが完成しました。
今回の伝統戦略を狙っていく上で必要な条件が整いました。
エントリーを仕掛けます。
狙うは直近最高値付近まで。損切はピンバーの下。
損小利大トレードが出来るお手軽最強手法です。
普通に狙うならこの辺からになるのではないでしょうか。
N字トレンドが出来たのでとりあえず損はなくしておきます。
ここで一つポイントですが、ボリバン-2σから乗ったのであれば、ボリバン+2σ到達で一旦切りましょう。
引っ張っても良いですが、安定はしません。なんならミドルライン(20MA)到達でも分割を入れるのも良いです。
ミドルラインで1回、反対の2σで1回、そして残りを最終まで伸ばす。こんな戦略をおすすめします。
ボリバンの-から+に行く間に何かしらの形でN字の波動が出来てきます。
N字が完成したということは次は戻るのです。どんなサイズ感であろうとも1波=3波が出来たら大体戻るのです。
その戻りの後に大きく伸びるならいいですが、伸びないかもしれませんからね。今回はそうなりました。
そうならないためにも分割決済を心がけていきましょう。
ということで下に落ちてきてしまいポジションがなくなってしまいました。
ここからしばらくは監視モードです。
ちょっと難しい斜め3尊と騙し明けの明星
あれからこんな感じでラインを引いて待っていました。
あれ?明けの明星出てね?って思いますよね。
これまでの記事だけを見たらここからロングで乗ってしまいそうです。
でも先ほどとは大きく状況が違うのです。
何が違うかわかりますか??
形状だけみたらほぼ一緒です。
ボリバン-2σタッチで発生した明けの明星です。
これから僕はショートポジションを持つわけですが、何を見ていたかというと、スイングです。
ボリバン2σとピンバーを組み合わせた反発戦略というのは、そのトレンドの方向に打ち出されるようについていくのが基本です。
直近では下落のN字トレンドが発生してしまったわけで、このN字の流れだけで見るならば下落トレンドの範囲にいるわけです。
長期的には上昇トレンドに変わりないんですけどね。
この長期的な上昇トレンドの中の押しのトレンドの動きに繋がるかもしれないなって感じで見るべきなのです。
そんな中で上方向に打ち出されるサインである明けの明星を用いてロングエントリーを仕掛けるのはNGです。
そして先ほどから見えているように、斜め3尊の形状が見て取れます。
綺麗に水平タイプの3尊が出るよりもこうした斜め3尊の方がよく出ます。覚えておきましょう。
こうしてみてみると、3尊ネックラインにぶっ刺さるように発生した騙し明けの明星というわけです。
そして先ほどロングトレードした時に見ていたN字波動のラス押しへのリテストでもあります。
ということで1時間足で綺麗に刺さっているのを確認しつつショートエントリーを仕掛けます。
大きな流れは上昇トレンドなので利確は控えめにしていました。
1波=3波を測るためにフィボナッチエクスパンションをあてていますが、100のところまではいくかなという感じで見ていました。
金曜日だったのでしっかり動いてくれるかなと少し不安に思っていましたが・・・
おもっくそぶち抜いていきました。
3尊本体のエネルギー分を食った感じですね。
まとめ
ということで、ボリンジャーバンド±2σとローソク足パターンを絡めた戦略について解説してきました。
逆3尊の方はボリバン戦略の騙しの一つとして取り上げられる状態でよかったです。
ロジックとしては時に難しいこともないので、気が向いたら使ってみてください。
スマホのチャートだとラインが引きづらいですし小さいので色々情報出すと見づらいのですが、ボリバンだけ表示させていると便利なのでおすすめですよ。
ということで今回はこの辺で。
また来週も頑張っていきましょう。よい週末をお過ごしください。
ではでは。
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