米雇用統計でも勝てる場面と認識はこれ!?大事な節目を見極めよう

どうも、モズです。

ちょっとバタバタしていてお久ぶりな投稿になってしまいましたが、皆様お元気でしょうか。

今回は金曜雇用統計に合わせたドル円トレードと、その後もう一本いつもの感じでトレードを行っているのでそちらの紹介になります。

普段は雇用統計でのトレードは控えているのですが、今回はかなりいい感じの形を作ってきていたので遊び半分でエントリーを仕掛けました。

こういった形になっていたら狙ってみてもいいかもね、的な感じで見てもらえたらと思います(笑

やってることはいつもと同じなので、注意してみておくべき点含めて参考にしてもらえたらと思います。

ではいってみましょう。

大きなトレンドには積極的についていこう

まず先々週のドル円の様子がこちら。

ラス押しをした抜けられないまま高値を切り上げ、きれいな上昇チャネル(白ライン)を形成しています。

上画像の上部にある赤ラインですが、大きなスイングで見た際の1波=3波の終着点を描いています。

記事を書いてる現在の画像になるのですが、フィボエキスパンション100の部分が赤線です。

2021年前半に出た1波からの3波が最近完成して、その後のトレードといった内容になります。

 

環境認識で何を見る?

1波=3波の赤ライン到達時にできた斜線(白)を裏当てするときれいに反応し、そこからラス戻りを上抜く1波が発生、押しの2波が出てそこから切り返しが起こるかどうかといった状態になっています。

・高値更新からの押し目を測るチャネルの裏当てで好反応

・親波ラス戻りを上抜く優秀な1波

日足を見るだけでもこれらの条件が見えています。

 

次に4時間足にしてもう少し細かく観察します。

4時間足で見てみるとダブルボトムが見えてきますね。

ダブルボトムから発生した上昇1波から裏当てチャネルを引いておいて、現在3-1波の上昇が出てきているので切り上げラインも併せて引いておきました。

この切り上げラインを引いた意味を解説しだすとキリがないのでここでは割愛させていただきます。今回は使い道がなかったですが、逆目線に切り替える際の指標として機能するものです。

 

ちょっとごちゃついて申し訳ないですが、2波のラス戻りを上抜く3-1波が出ていますよね。

この時点で切り上げラインを引いています。

 

環境認識でわかったことまとめ

・大きな目線ではラス押しを下抜けられておらず、高値の切り上げが行われているので上目線

・長期的には1波=3波が完成しているので留意が必要

・裏当てチャネル反発からのラス戻り抜きの優秀な上昇1波が発生

・優秀な上昇1波→2波→2波のラス戻りを上抜く優秀な上昇3-1波が発生

上目線で3-1波までいい感じに出ているよって話です。

 

何を見てどこでエントリーを仕掛けるか

ここまでの根拠がそろったならば、ここからあとは1時間足で監視をしていきます。

何を待つのかといえば、3-1波としてトレンドラインを抜いてくるのか、3-2波が発生してまた切り返して3-3波に繋がるのか、はたまた切り上げラインを下抜いて来てしまうのか、の3択です。

画像の状況はちょうど雇用統計前の状況になります。

 

 

こんな感じで、まだ2波のトレンドラインを抜けたとは言えない状況ですよね。

この2波トレンドラインを抜くための足掛かりが何になるかといえば・・・

 

2波ラス戻りになるわけです。

このラス戻りラインを踏み台にして2波トレンドラインを突破できるかどうかの瀬戸際にいる状態です。

先ほど3-1波が出ていると書きましたが、ラス戻りは上抜いたけど最終トレンドラインは抜けていない3-1波になっているわけですね。

トレンドライン抜きとラス押し戻り抜き、どちらを重要視するかといえば僕ならラス押し戻り抜きを重要視します。

内側の短期トレンドラインとラス押し戻りを抜いた1波が、ラス押し戻りからの反発を経て最終トレンドラインを抜いていくという流れはよく見たことがあると思います。

そしてこの画像現在の価格がどこに差し掛かっているのかといえば・・・

小波のラス押し部分になるわけです。

 

ここで乗るのは危険

余談ですが、上画像の〇部分でロングを仕込むのは少し危険です。

矢印の部分からロングを仕込みたくなるところなんですが、まだ早いです。

上から最終トレンドラインが下りてきているので、今回のようにすぐに止められてしまう可能性が高いです。

もし矢印からのエントリーで最終トレンドラインを1発で抜いてきたのであれば、まだそのあとも乗れるチャンスは来ます。

抜けてから乗りましょう。

上画像では引いていないですが、小波のトレンドラインにも引き付ける方がいいです。

 

エントリーについて

そんな感じで、最終トレンドラインとの闘いを見守りつつ、小波のトレンドラインに引き付けることにより、先ほど書いた小波のラス押しという存在が出てくるわけです。

親波のラス戻り、小波のラス押し、この2つのラインでレジサポラインって言いますよね。

先の矢印の場面だとサポートラインだけの機能でしたが、ここまで待てばレジサポラインに昇格なわけです。

こうやって根拠が積み重なるポイントが出来るのを待ってからピンポイントで狙うのがコツです。

短期足でのエントリー判断まとめ

ということで1時間足ではこれだけ根拠がそろいました。

・小波トレンドラインへの引き付け

・優秀な3-1波発生

・レジサポラインからの抵抗を受けている

・移動平均線のパーフェクトオーダー

・長い下髭

これらの条件がそろった上で、みんな見逃す最も大事な項目があります。

ここまで見たうえで気づいていた人は自身もってください。

 

これから狙うのは3-1波であるということ。

 

これがわかっているかどうかだけでトレードの質が変わります。

先ほど「何を待つのか」という部分で書いたことを覚えていますか。

「何を待つのかといえば、3-1波としてトレンドラインを抜いてくるのか、3-2波が発生してまた切り返して3-3波に繋がるのか、はたまた切り上げラインを下抜いて来てしまうのか、の3択です」

今このタイミングからのロングを狙うということは、すなわち3-1波目の動きを狙うということになります。

これは僕がやっているルールの一つですが、「1波のトレンドラインを下抜く波=2波」という基準を作ってトレードをしています

このルールに基づくならば、まだ3-2波は出ていません。

まだ3-1波中なわけです。

「3-1波で2波のトレンドラインを抜く流れをこれから狙う」という戦略でエントリーを仕掛けます。

指標発表の力を借りて・・・という部分が大きいのですが、ただのギャンブルトレードではなく、これだけの戦略を持って指標発表に臨めば雇用統計だって怖くない、ということです(笑

 

ということで無事に2波トレンドラインを上抜いていきました。

引き忘れていた小波トレンドラインも引いています。

赤丸つけてる段階でこのトレンドラインは引けるので、先の注意事項にも書いたようにこのトレンドラインに引き付けてからエントリーを考えてくださいね。

 

撤退準備と次のチャンスを伺う

3-1波中ということはこの3-1波のトレンドラインを下抜く3-2波が出るということです。

この3-2波はした目線の1波になり得る波となります。

ダブルトップを作ってネックライン、トレンドラインを下抜いてきましたよね。

これが上目線では3-2波、下目線で言えば1波になってきます。

ちょうど親波の最終トレンドライン(2波トレンドライン)へのリテストの動きになっていますよね。

下目線で1波が出たのであれば、次はダブルトップネックラインへのリテストを目指す2波が出てきます。

この動きに合わせて引いたのが切り上げラインです。

ネックラインリテスト後にこの切り上げラインを下抜く動きになるようならば即撤退がおすすめです。

僕は放置していて見てなかったですけどね。

 

こんな感じで、上目線と同時進行で下目線シナリオも進行中だからです。

こういう下目線シナリオもあるわけですが、最初の1波は優秀な1波でもなんでも無いのでシナリオの威力としては弱いです。

この時に引いた切り上げラインは上目線の次のトレンドライン候補でもあるわけで、この切り上げラインに反応する形で上昇転回してくるようならば上目線3-3波発生が濃厚になってくるという寸法です。

 

エントリーおすすめポイント

この後ちょっとチャートを見る時間が無くてエントリーができていなかったのですが、これまで解説した内容を踏まえた上でのおすすめエントリーポイントを一つ紹介します。

上画像は次の僕がチャートを開いたときなのですが、この中に絶好のエントリーポイントがあります。

3-2波にトレンドラインを引いておいて、3-3波発生が確定した後のリテストエントリーです。

この段階ではもう3-3波が発生中という状況になっているわけで、とりあえずどこから乗ってもいい状態まで来ています。

あきチャン先生がよく言っている押し戻り2波のトレンドライン抜けからリテストエントリーっていうのはこういう場面で使ってください。

僕は乗れなかったので次のエントリーポイントを探しました。

 

第二のエントリーポイントと利確ポイントについて

画像は次のエントリーを仕掛ける前の段階です。

トレンドライン下抜けてきそうな状況ですが、3-3波発生中なのでこういうところでも仕掛けていきます。

ちなみに利確ポイントは1波=3波で出しています。

ここまで獲りきるために、3-3波の途中エントリーを仕掛けていきます。

 

3-3波発生中は割とスキャルピングっぽく乗っていきます。

用意したラインはこれだけ。

もとから引いてる小波のトレンドラインと、切り下げラインです。

ラインは少ないですが、頭の中でスイング分析をしています。

どちらかといえば、逆目線シナリオを考えておいて、その崩壊タイミングを見計らってエントリーを仕掛ける感じです。

 

まずダブルトップで下落の1波が発生、これがトレンドラインで止められて2波がネックラインに向けて動き出しました。

 

 

2波がネックライン付近で反応して3波目が出てきたタイミングで切り下げラインを引いておきます。

この切り下げラインを上抜かれると、この下目線シナリオは崩壊していきます。

環境としては上目線3波発生中なわけで、このシナリオ崩壊が起こる可能性は高いです。

だからこういった崩壊ポイントを狙うわけですね。

 

この3波目が発生し、トレンドラインとぶつかっている間に何が起こったかといえば、小さくダブルボトムを作ってきています。

 

こうした状況は割とよく見られます。

こんな認識からショートポジションを取ってしまうことがあるかと思いますが・・・

この場面に限らず、この形からのエントリーを仕掛けた際はちゃんと切り上げ下げラインを引いておいて、即撤退できるように準備しておくといいと思います。

ということで、今回はこのシナリオ崩壊を狙ってのロングエントリーです。

そうはいってもトレンドライン割れを起こしてきているので、逆指値の位置は弱気ですね(笑

指値は最初の狙い通りの場所に置きました。

 

本当はこの場面でのエントリーが教科書通りってやつです。

ダブルボトムネックラインへのリテストからのエントリーですね。ここからのエントリーならば逆指値の位置はここで正解です。

ドル円はしっかり形を作りに来てくれるので、先ほどの僕のような細かいエントリーポイントから狙わなくても全然大丈夫です。

ポンド系ならさっきみたいに細かく見ていってみてください。

 

 

という感じで、3-1波の途中からと3-3波の途中からを抜いていくことが出来ました。

3-3波の根本から乗れなくとも、今が3-3波中なんだということさえわかっていればあとはイージーです。

こんなに細かく考えなくともMA付近に落ちてきたら疲労だけでも勝ててる相場でしたしね。

まとめ

トレード2本分なので長くなってしまいましたが、最後までご覧いただいてありがとうございました。

何か参考になったなら幸いです。

ドル円に関してはとりあえず直近の1波=3波を完成、そして記事の一番最初に書いた最初の1波=3波地点にダブルトップつけた形になるので、もしかしたらこれで打ち止めかもしれませんね。

週足的にはまだまだ上げ余地があるのでこのまま勢いで突き抜けていくかどうかといった感じですが、とりあえず上抜けるまではロングはお休みの方がよさそうです。

 

環境認識やライン引きに関しては僕がやってる伝承記という講座で詳しく教えているので、まだ参加されていない方は是非。

トレード添削含め、やる気がある方はビシバシ鍛えますので( `ー´)ノ

ということで今回はこの辺で。

よい連休をお過ごしください。ではでは。

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