どうも、モズです。
今回は初心者さん向けのトレード記事となります。
チャートパターンとして有名なフラッグパターンを狙ったエントリーで、やってることはいつもと同じですね。
フラッグパターンについてはなんとなくわかるけど、実際にいつどんなタイミングで乗って、どういった利確をしていけばいいのかわからないという方には参考になるかと思いますので、是非最後までご覧ください。
対象通貨ペアはユーロドルになります。
では行ってみましょう。
環境認識をしよう
まずは環境認識。
環境認識と言っても色々あるわけですが、まずは単純にトレンドを追いかけるというのが投資の基本です。
まずは大きく一方方向に流れている通貨ペアを探すということですね。
そういう意味では今のEURUSDはわかりやすく落ちていってくれている通貨ペアでした。
ユーロドルは日足的に見れば重要なラインも抜けてしまい、上がったらとりあえず売ろうと思っていた通貨ペアの一つでした。
他にも今は一方通行的に動いている通貨ペアはたくさんありますが、その中で狙いやすい通貨ペアを探す=狙いやすい形が出来そうな通貨ペアを探すという順番でやっていきましょう。
まずは今の価格が親波のどの辺にいるのか?というのをしっかり確認しておきましょう。
今の価格が下落トレンドの最中なのであれば、その手前にある上昇トレンドが親波です。
その親波に対して今の価格がどこにいるのか、というのを見て見ると、目立つ節目の無いフリーゾーンの中に入り込んでいるといった状態になっています。
だからといってズンズン落ちていけるのかと言えばそんなことも無いのですが、一つの認識として見ておきましょう。
今の価格が親波に対してどこにいるのかを見る、というのは今回「目線は下」という指針を持って見ていくために必要な認識ということですね。
戻りを待って過程を探る
トレンドの方向(目線)が見えてきたら、次は「戻り」を待ちます。
下落トレンドなのであれば、上がりきった後に売りたいですよね。
だから上げ戻りを待つのです。出来ればトレンド戻りが良いです。
そうしたトレンド戻りの典型例として「フラッグパターン」といったチャートパターンが現れます。
基準足としている4時間足でしっかりと安値更新のトレンドが出た後、しっかりとトレンド戻りが出るのを待ちましょう。
今回の場面もそうですが、その前の場面でもトレンドが出ているのがわかるでしょうか?
角度の違いはあれど、こうしたN字のトレンド戻りを待つというのを基準として見ていきましょう。
「N字トレンド戻りが出るまで待つ」というルールを徹底するだけでも尚早トレードを防げるはずです。
今回はゆるやかなN字トレンドでチャネルを引くことが出来、「THE・フラッグ」といった形状が出来上がってきていました。
フラッグぽいから4点目反発した時点でショートエントリーだ!なんてことをやっていると負けてしまうので注意してくださいね。
フラッグを形成しだしたら、まずは一段階時間軸を下げていきましょう。
今回は4時間足で見ているので、1時間足にしてみます。
反転1波を待とう
時間足を下げることで何が見えるようになるのかというと、「反転の兆し(1波)」が見えやすくなってきます。
まず押さえておいてほしいのは、「フラッグ4点目で反発した」というのは根拠としてあまりにも弱いということです。
先ほどから書いていますが、N字トレンド=フラッグというのは「一つのトレンド」なのです。
今回で言えば上昇トレンドになるわけですが、この段階の直近では上昇トレンドであるということなのです。
この直近の上昇トレンドが崩れる根拠を見つけ、エントリーに繋げるためにスイングを小さく見たいわけです。
これが時間足を落とす理由であり、落とした時間足で見つけるべきは上昇トレンド崩壊の前兆である下落の“転換1波”になります。
短期足における転換1波の基準として、「ラス押し戻りを抜く波」というルールで僕はやっています。
今回の例で言えばこうなります。
こうした上昇トレンドにおける最後の節目(ラス押し)を下抜けていく波というのを僕は転換1波として見ることが多いです。
フラッグ上限に反発した後に何度か陰線が出ていますが、何れもラス押しは下抜けていませんよね。
フラッグ上限で大きなヒゲを出して反発されているように見えますが、ラス押し抜きの1波が出ない限りは反転まで繋がって行きません。
仮にそこから乗っても今回は大したことないですが、このままフラッグ上抜けて更に上昇していくパターンだって十分あります。
「フラッグ上限で反応して転換1波が出た」という根拠の方がエントリー根拠としては強いのです。
1波が出たらこっちのもの
長期的なトレンド転換ポイントであればここから切り上げ下げライン引いて云々やっていくのですが、今回は脳死でショートを狙っていける環境だと思っていました。
大きなトレンドの流れに沿っていて、そのトレンドもまだ伸び余地がある状態なのであれば、単純な押し戻り転換から狙っていきましょう。
転換1波に対してフィボを引きました。
このフィボの38.2~61.8くらいの間で、且つ親波の節目と当たるような所を「戻り売りゾーン」として見ていきます。
僕はそのゾーンに入ってきてMAとぶつかりだしたくらいでエントリーを仕掛けました。
損切は直近安値の上、これは転換1波の根元でもあり、これが抜かれれば直近上昇トレンド継続のサインともなる場所です。
フラッグ4点目から転換1波が出たことを信じ、割と適当なエントリーです。
エントリー後に赤矢印の上昇でしばらくマイナスを食らっていますが、損切位置をちゃんとしておけばそうそうかかりません。
画像の時点で戻ってきていますが、その理由を次の利確ポイントの話でまとめます。
利確の考え方の基本
利確の基本は1波=3波です。
1波=3波のN字トレンドが出ると基本は反転します。
だからこうして戻ってきてしまいます。
この戻りを見るのが嫌ならば、細かく1波=3波の段階で分割決済を入れて行くといいです。
僕もこの後1波=3波+αの要素を見て分割を入れて逃げています。
上画像の段階ではまだままだ伸びる段階なので放置をしています。
何故なのか。
それは下落のトレンドが完成したからです。
環境認識で見ていた下落の流れと、直近のトレンドの向きが揃った後の戻りだからです。
そしてこの直近の下落トレンドこそが「1波」になってきます。
最初に僕が見ていた1波はラス押し抜きを果たした1波です。
今回の1波は「トレンドを作った1波」です。
後者の方が信頼度は高いのです。
じゃぁここまで待った方が良いのかと言われると、そうだとも言えるしそうじゃないとも言えると思います。
僕はどちらかと言えばチャートパターンの中から入れて行きたい派なので転換初動の動きから入れて行く方が好きです。
この辺は好みなのかもしれませんね。
ちなみに僕が乗った場所と、上画像のN字1波が出た後の戻りからの動きはほぼ一緒になっていました。
似てますよね。
後者の短期トレンド転換を見ていた方が、いつもの型からのベスポジが見つけられたかもしれませんね。
そんなわけで話はもどりますが、どちらから乗ったにせよ、まず利確すべきなのは1波=3波のラインです。
そして今回はその部分に直近安値というサポートラインが迫っています。
大きなトレンド中ということなので抜けるかもしれないし、抜けないかもしれない。そんなポイントです。
僕はこういう時は一旦分割決済をいれてしまいます。
ダブルボトムになってもめんどくさいですから、大きく伸ばせるかもしれない利益よりも堅実な利益をとりあえず確保するようになりました(´ー`)
その後は直近安値をブレイクしてくるのですが、いつのまにか建値まで戻ってきてしまい、一度陰線で落ちてきた際に建値に損切を動かしたタイミングが上画像になります。
次の1波=3波の目標地点を最終利確ポイントとして決めていたのですが・・・
秒で戻されてしまいましたw
ちょっと下落の流れが強すぎたので、今週後半は調整上昇といった感じになるのでしょうかね。
まとめ
特にぱっとしないトレードになってしまいましたが、フラッグパターンの考え方として参考にして貰えたらと思います。
フラッグパターン=トレンド中。このトレンドが崩れる兆しである短期の転換1波を待とうというお話でした。
ということで今回はこの辺で。
ではでは。
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