どうも、モズです。
今回の記事はポンド円でやろうと思っていて思うような動きにならなかったのですが、その時に考えていたシナリオについて紹介したいと思います。
トレードをしていく上で必ず見ると言っても過言では無い「ラス押し戻り」の節目ですが、このラス押し戻りって見ていくスイングによって色々な場所が当てはまってくるんですよね。
サイズ感の違うスイングによって大事な節目が変わってくる、というのが最初のうちは難しい所ではあるんですが、その中でも最も簡単に判別出来て一番大事なラス押し戻りについて解説したいと思います。
ラス押し戻り=最後の押し安値・戻り高値なんだから、何個もあったら最後じゃないだろみたいな話にもなってきますが、「そのスイングに対するラス押し戻り」という認識で見ていってもらえたらと思います。
このラス押し戻り、そして3波根元という一番大事な水平線を元にどういったシナリオを立て、どういった場面で勝負していくべきなのか、参考にして貰えたら幸いです。
では行ってみましょう。
トレンドラインと最後に接する節目=ラス押し戻り
どこをラス押し戻りとして見たら良いのかわからない、という方に向けて簡単な指標を紹介します。
それが「トレンドラインと最後に接する節目」というものです。
その上で、このトレンドラインの下にはどういったスイングがあるのか?というのを見ておいてください。
まず画像左上にある赤○の部分が何なのかというのと、今いる価格の状態を認識していきます。
赤○は現状一番意識されるであろうラス戻りであるということ、そして今の価格がどんな波に孕まれているのか、というのを確認しました。
今の価格を孕んでいる波それぞれが親波です。
その上で一番に見ておくべきは、まだ抜かれていない波です。
つまりは赤○から最安値までの流れの中(下落トレンド)にまだいるよっていうことで、そしてそのトレンドラインは上抜かれてしまっているがトレンドラインと接するラス戻りは抜けていないということも併せて見ておきましょう。
ここまでをまとめると・・・
①トレンドライン抜きの上昇1波が出た
②おおもとの下落トレンドのラス戻りは上抜くことが出来ていない
という状態で、どちらにも進める状態であるということです。
ということは、上下2種類のシナリオを作っておく必要があるわけです。
まずは週初めの時点で予想していた下目線シナリオ。
週初めの記事でちょろっと書きましたが、3尊つけて1波完成、その後一旦戻りを付けた後に重要ライン(トレンドラインと接する節目)を下抜けるもヒゲで止められた状態になりましたね。
このラインを下抜けることが出来ていれば、再び元の下落トレンドの動きに向けて動き出せていたように思えます。
そしてここからが大事な両目線シナリオ。
重要な部分にまた赤○を付けておきました。
この赤○は、上目線においても下目線においても大事な3波根元です。
今週のトレードの中で、このスイングが一番大事なスイングになっていました。
このスイングを上目線下目線両方の目線で見ていくことが大事で、上目線と下目線で役割が変わって来ます。
2波によって1波の中の3波根元を抜かれてしまった場合、1波の勢いが死ぬことの方が多いので注意して見てみてください。
なので一応2波くらいの気持ちです。
こうして見て見ると、上目線と下目線で画像の状態にある価格の意味が異なってくるのがわかるのでは無いでしょうか。
そしてここから両目線シナリオも考えることが出来るようになってきます。
こんな感じです。
僕としては長期の下落トレンドの流れを汲んでショート狙いで見ていました。
3波根元ラインに近づいてきたタイミングでこんな感じで上昇トレンドラインを引いて、最低でも内側のトレンドラインを下抜ぬく1波発生、そこから切り上げラインを引いて、抜けからショートというシナリオでした。
ところが上手いこと下抜けることができず、重要ラインを上回ってきてしまったわけです。
後から見て見ると、この部分はロングで乗れるシナリオが存在しました。
3-1波に向けて引いた切り下げラインへのリテストからのロングですね。
この流れによって重要ラインを上抜けられているんですが、この場面でロングはしない方がいいですよね^^;
セオリー通りの形になっていてもエントリーは見送るべき、という判断に繋がってしまうのが両目線シナリオの良い所でもあり悪い所でもあるかもしれません(´ー`)
その後は少し放置していたらヨコヨコで動いていたので、ロングトレードの準備に入りました。
このシナリオに向けた動きですね。
抜けないといけないところを抜けた後にヨコヨコで丁寧にリテストを付けにきてくれているというのは良かったです(´ー`)ねらい目です。
ということで、押し目買いゾーンに突入してトレンドラインにぶつかってきた所からのタッチ&ゴーエントリーです。
トレンドラインに当たった所からエントリーしなさいという教科書エントリーは、こうした認識の上で成り立っているということですね。
利確のイメージは、初動のトレンド1波から順番に1波=3波で伸びて行っていたので、そのイメージで置いています。
ということで、ポン円は週末の一瞬だけトレード出来た感じで終わりとなりました。
まとめと展望
ということで相変わらず難しい話になってしまったかもしれませんが、トレンドと接する最後の節目と3波根元を意識してシナリオを作ってみようっていう話でした。
ちょっと前のポン円トレード記事の時にも書いたのですが・・・
超長期的に見れば上昇トレンドのラス押しに跳ね返されて上昇してきている状態です。
とりあえずはこの直近高値と、今の下落トレンドを支える最終トレンドライン付近までを目指す動きになるのかなといった感じですね。
このゾーンを上抜けることが出来れば、今シーズン最高値である155円後半も見えてくると思います。
まぁダブルトップ転回もまだまだあり得るので、来週頭の動きに注目して見ていきたいところですね。
天井圏での動きとしてトレードは難しくなりそうなので、他通貨ペアを狙った方が良いかもしれませんね。
ということで今回はこの辺で。
良い週末をお過ごしください。ではでは。
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