おはようございます。
5月も第3週目を終えましたね。
今週はかなり大きく動いた週だったのではないでしょうか?
トランプさんが何かやらかしたようで、ドル売りが進み、リスク回避の円買いもあったようですね。
ファンダメンタル的に大きく動く要因があったとしても、相場はしっかりとライン通りに動いていってくれます。
しっかりとラインを引いて全体の動きを予想して見ていけば、
大きな動きの中にチャンスあり!って感じで見ていけるんではないでしょうか!
さて、今週末にEURJPYで100pips取れたトレードがあったので紹介したいと思います。
テーマは「大きく相場が動いた後の処理」についてです。
実際のエントリーと環境認識を振り返る
ということで、今回狙ったのはEURJPYが大きく下落した後の戻りを狙ったトレードになります。
週の初めから円買いが進んだ影響でクロス円関係が大きく下落していったんですね。
画像を見ても分かる通り、最後の上昇を見せたレンジ帯の底値までぶち抜いてきていたのでかなりイケケナ下降相場だったと思います。
しかーし。相場はいきなり方向展開しません。
ポンドやフラン等の殺人通貨ならまだしも、ユーロ円が急転換で方向を変えるというのは無いだろうな・・・という予想をしていました。
ただ、あの場所で下がるという予想もしていたのは確かです。
日足を見てみましょう。
まず1つ目に、チャネルの上限に位置していたということ。
今長期目線だと結構な攻防だと思うんですよね。
もいっちょ週足で見て下さい。
2つめに、週足レベルの下落トレンドの戻り売りポイントであるということ。
上のピンクのラインが戻り売りのラインとして見られるであろうラインです。
週足レベルで見ると絶好の戻り売りポイントになっているため、
ピンクの平行線とオレンジのチャネル上限の交わるポイントで急落していったというわけです。
チャートパターン的には週足レベルの上昇フラッグ4点目からの下落ですね。
ダブルボトムのネックラインからの上昇組が作り出したフラッグという感じに見えます。
そしてフラッグ4点目で、現在進行の長期下落トレンドの戻り売りが発動した感じでしょうか。
今週末の動きを視る限り上のラインにもう一度試しに行く動きになりそうですが、それは置いておいて、
とりあえず今週初めの大きな下落は何だったのかという話でした。
さて話は戻りますが、大きく下落の勢いが出たのであれば普通狙うのは戻り売りですよね。
しかしいくら重要なポイントから急落したとしても、そのまま一直線で落ちることはありません。
かならず戻りを付けます。
大きな動きなら大きな戻りです。
この戻りの幅がでかそうだったので、今回は狙ってみたというわけですね。
フィボ逆あて61.8で跳ねて切り下げライン抜けてきたので買いました。最終目標は4時間レベルの戻り売りが入るであろうラインと150%の手前。怪しくなったら欲張らず撤退。 #EURJPY #ユーロ円 pic.twitter.com/RAeJZ68Za6
— モズ (@mozusenki) 2017年5月19日
今回ロングでエントリーした根拠は、
重要なラインで止まるべくして止まったのを見て、下落継続にしても戻りを取ると予想出来るところまでの戻りを取る。というのが今回の戦略です。
止まるべくして止まったポイントが、オレンジの斜線と上昇トレンドラインの最終ラインとの交差点。
4時間足でしっかりと止められたのがわかります。
そして止められた後に生じた上昇を1波と捉えて、フィボをあてて、切り下げラインも引いておいて、エントリーを仕掛けていったという感じです。
下落のトレンドラインを上抜けした波を1波と見て、3波を取っていこうというのが戦略です。
丁度切り下げラインへのリテストが入った場面が61.8%のラインだったので、そこから陽線で抜けてきた所がエントリータイミングでした。
フィボの逆あてしているので、普通に当てれば38.2の戻りポイントですね。
行き先を予測するためにフィボを逆当てしています。
そして150%にある緑のラインが、上昇の最後のラス押しであり、今回の下落の波継続になるための戻り売りポイントでもあります。
エントリー時は弱気に138.2%に指値を置いていましたが、
上昇の勢いを見て決済ラインを150のある緑ラインまで上げた後、無事に決済になりました。
結果として、
ラス押しのラインであり、下落トレンドの戻り売りラインでもあった150%のラインで長いこと押さえられた後、下落3波の起点のライン(178.6%)まで伸びる形になりましたね。
これでしっかりと上昇3波が出たのでここから切り替えして落ちていくのか、
もう一度ピンクのラインを試してダブルトップを築くのか、はたまた上へぶちぬくのか。
大きな値動きになりそうなので、
来週が楽しみな展開になってきましたね(^^)
まとめ
ということで、しっかりと長期的な予想と短期的な予想を持ち合わせた上で、波の性質も理解出来ていれば、次第に勝てるトレードのチャンスは見えてくるようになると思います。
大きく下に動いたからといってそのまま付いて行くんではなく、今回のように「一旦は戻りが入るかもしれないな」という予想が立てられれば、その切り返しの根っこから拾っていくことができるのです。
来週も頑張っていきましょう!
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