どうも、モズです。
今日は久しぶりのタッチ&ゴー手法でのトレード記事になります。
この手法の良い所は何といっても含み損を抱えない損小利大トレードが可能になる所ですよね。
魅力的でしかないですが、そうそう決まるものでもありませんのでしっかりと状況を見極めていく必要があります。
まず結論として、タッチ&ゴーでのエントリーをするために必要な条件を書きます。
・目線の方向にトレンドが出ていること
・そしてそれが大きくわかりやすい優秀な1波となっていること
ざっくり挙げるとこんな感じになるんですが、実際にどんなことを意識し、どんなラインを引いて、どうやってエントリーに繋げていったのか。
今週初めの時点でポン円が獲れるなって思って画像を撮って観察していたので、その過程を含めながら解説していきたいと思います。
2本乗って合計294pipsのビッグトレードになりましたので、今後の参考にして頂ければと思います。
ではいってみましょう。
イケてる通貨ペアの見極めについて
伝承記卒業生さんのトレード添削をよくやっているんですが、何故その難しい状態の通貨ペアを?って感じのトレードをされてる方が多かったりします。
僕もこの通貨ペア選びについては苦労していた記憶がありますが、自分の中で手法がしっかりまとまっていれば自ずとその手法が活きそうな通貨ペアというのは見えてくるものです。
僕のやってるやり方を参考にして頂いている方もそうで無い方も、「こっちの通貨ペアの方がよかった」なんて後悔することがあるのであれば、もっと自分の持ってる手法成立において必要な部分というのを見直してみましょう。
ということで、僕がイチバン重要視しているポイントから紹介します。
ズバリ・・・
・目線の方向にトレンドが出ていること
・そしてそれが大きくわかりやすい優秀な1波となっていること
さっき書いたやつです(´ー`)
今回のポン円に関しては転換初動の3波抜きとなっているのですが、トレンドフォローであればもっと簡単です。
トレンドが出ているのであれば、そのトレンドが崩される合図が出ていない限りは上記条件を満たしているわけですから。
いつもの型を見つけ出して終わりです。
まず意識すべきなのは・・・
・今がトレンドフォローできるのかどうか→トレンドが終わる場所に差し掛かっていないかどうか
・転換場面になっているのかどうか→親波の重要節目との関係性、逆方向の1波の存在があるかどうか←今回のトレード
です。
転換部分を抜くのは決まれば大きく獲れるのですが、難易度はちょっと高かったりします。
今回はそんな転換部分を狙ったトレードであるという前提で見てくださいね。
GBP/JPY実践トレード
ポン円の月曜日の様子です。
長期的な上昇トレンドが続いていましたが、逆転の1波が出てから戻りが入った後という状態ですね。
先ほど挙げた2つのポイントがここでクリアされているのがわかりますでしょうか。
トレンドを付け、ラス押し、トレンドラインを下抜く優秀な1波があります。
その1波からの戻りが2波になるわけですが、これが1波の中の3波根元を抜けていないということも大事です。
この2波の行きつく先で1波で作ったトレンドラインと接していますが、ここで乗れていてもよかったですよね。
トレンドラインの交点ですから、一級エントリーポイントになります。
そしてここから3-1波の認識に入っていきます。
先ほど1波の中の3波根元を2波で抜けないことが大事と書きましたが、その理由はわかりますか?
もし2波の上昇で1波の中の3波根元が抜けてしまうと、1波で作っているトレンドが崩れるからです。
ではこの3-1波はどうでしょう?
2波の中の3波根元を抜いていますよね。
これはつまり、2波で作っている上昇トレンドを切り崩してきているということなわけです。
3-1波が「優秀な」信頼できる3-1波であるということの証明です。
同じように考えるならば、この3-1波の中にも3波根元が存在します。
こんな感じですね。
今現在3-2波中ということになるんですが、この3-2波によって3-1波の中の3波根元を抜かれるとアウトです。
今の状況を1時間足で少し細かく見ていきます。
オレンジのラインはトレンドライン、緑のラインは切り上げ・下げラインです。
大事なのは切り上げ下げラインで、切り上げ下げラインというのはトレンドラインになるかもしれないラインです。
いつどこに対してどんなタイミングで切り上げ下げラインを引けるのかまで解説しだすとキリが無いので、他専用解説記事か伝承記読んでくださいね(´ー`)
まぁ、上のようなスイングを見るためのラインであるということです。
この時点で切り下げラインが上抜かれているのが見てとれますよね。
つまり、3-2波がもっと伸びていく可能性が高いということになります。
ラス戻りと書かれている節目をしっかりと上抜けていたならばロングで仕掛けても良かったですが、ちょっと怪しかったのでスルーしました。
ということで、暫く揉んだ後に上に伸びていきました。
先ほども言ったように、3-1波の中の3波根元を上抜けられるまでは下目線です。
この節目を上抜けるまえに3-2波がどんな形になるかを観察し、3-3波抜きに繋げていくのです。
だいたいの場合で、トレンドを付けるかダブルトップを付けるかになってきます。
先ほどの切り下げラインが上抜けられた時点でこの2種類のシナリオがほぼ確定なので、このシナリオによって3-1波の3波根元を上抜くことなく転回してくることを祈りながら観察していきます。
ということで、ダブルトップパターンに繋がって行きましたね。
ここから2つのエントリーポイントが出てきます。
1つ目は切り上げラインへのリテストからのエントリー。
2つ目は、ダブルトップネックラインへのリテストからのエントリー。
教科書通りのエントリーですが、今回はその両方でエントリーを仕掛けました。
切り上げラインへのリテストと、更にもう一つパターンが出現していますよね。
お得意の「いつもの型」です。
ダブルトップ右ポジションを狙える切り上げラインへのリテストと合わさって非常に強力な型となっています。
条件が整っている場合は強気にタッチ&ゴーで攻めていきます。
しっかり伸びていきましたが、まだまだ目標には届いていません。
3-1波=3-3波の長さで見るならば利確先はもっと先になります。
とりあえず損が無い状態にしておいて見守ります。
ネックラインまで戻ってきましたね。4時間足の20MAも追いついてきています。
ここから15分足に切り替えて細かく見ていきます。
トレンドラインを使って何をしているのかというと、1波=3波の長さを測っています。
ここでつまり、ネックライン到達へのエネルギーで1波=3波のN字を完成させたというわけです。
ということで2本目のポジションを仕込みます。
ダブルトップネックラインへのリテストから狙う場合、ダブルトップから出た1波がダブルトップ分のエネルギーをしっかり食えているかどうかも見てあげてください。
こんなイメージです。
この優秀な1波によって下落トレンドの更新も行っているので、ネックラインリテストからのエントリーはまさしく教科書通りなタッチ&ゴーエントリーを可能としてくれます。
そしてダブルトップからの1波=3波を測ってみて、親波全食いを狙っていきます。
1本目を無事に130pipsで終わり、親波安全圏の消化が終わりました。
このままスムーズに伸びるかどうかは未知数なので、損が無い状態にしてから放置していきます。
すんなり落ちていきました。
まとめ
最後まで読んで頂いた貴方へとっておきをお伝えします。
僕がどこで勝負していたのか?というのをよく見てみてください。
具体的には、どこを親波としていたのか?です。
2波ですよね。
最初に書いた条件で、トレンドを作った1波が出ていること、というのを上げました。
その1波の中の3波根元を抜かない2波が出て、その2波のトレンドラインを抜く3-1波が出てきた通貨ペア。
これこそがイケてる通貨ペアです。
そしてこの2波は大きければ大きい程、今回みたいに美味しい思いが出来ます。
2波があって、3-1波で2波の親波の胴体の部分に入り込んできている場合、2波のフィボ78.6まで美味しく頂いてください。
もし3-1波で2波のフィボ78.6まで来てしまっている通貨ペアではダメです。
最後にものすごい大事なこと書いたと思うので、このことをちょっと意識してやってみてくださいね。
ということで、今週後半戦も頑張って行きましょう。
ではでは。
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