どうも、モズです。
今回は金曜日に行ったポンドドルでのスキャルピングトレードの紹介になります。
僕の普段のトレードスタイルとしては、火曜~木曜にかけてエントリーをしかけて、水曜~金曜にかけて手仕舞うデイトレと、動ききった後の余波を頂くスキャルピングがメインになっています。
デイトレスタイルでは大体1通貨50~100pipsを狙いに行きますが、スキャルは10pips獲れればいいかなくらいの気持ちでやっています。
動くタイミングの来ている通貨ペアというのは大体週末にかけてけじめを付けに来る(1波=3波の完成やトレンドライン、ネックライン抜き等で来週からの流れを変える動き)ので、その動きを狙ったデイトレ、そしてけじめをつけた後の調整が週末に入ってくるようなイメージです。
今回はそんな週末の動きを狙ったトレードです。
使った根拠としては「ハーモニック、ダブルトップ右サイド攻め」です。
来週からのトレードの戦略決めの参考にもなるかと思いますので、是非最後までご覧ください。
では、いってみましょう~。
週足はどうなってる?
まずは週足の環境から見ていきましょう。
ラインはシンプルに引いています。(ポンドは普段トレードしないのであまりライン引いてないだけ)
左側にダブルトップが出来ていて、そのネックライン付近まで現在上昇をしてきているという状況ですね。
そして同時にハーモニックパターンも見えています。
この形状はサイファーと呼ばれる形状です。
あきチャン先生がカシオペアパターンと言っているシャークパターンにも似ていますが、サイファー、ネンスター、シャークは親戚なのでなんでもいいです。
僕はハーモニックだけでトレードはせず、D地点からのサイン(短期足でのいつものパターンやトレンドライン抜き等)が合って初めてエントリーしますからね。
ハーモニックっぽいな~くらいの気持ちで見つけられたらいいと思いますw
また後日、ハーモニックについての記事書こうかなと思いますので、今回はこの辺でやめときます。
とりあえず、週足でハーモニックが出ていて、ダブルトップネックラインに届いたよ!ってことが見えている状況でした。
日足で環境認識
日足の大きな画像を撮り忘れていたので記事を書いてる現在の状況ですが、こんな感じになっています。
ここから最近やってるように、波動を数えていってみましょう。
こんな感じで波を数えていくと現在は2度目の3-3波中で、まだ1波=3波が完成していないということになっています。
1波=3波になる場所が画像の上部に見える白い水平線です。
そういう意味で見ると、まだ伸びしろがあるのかな?といった感じではあるのですが、もう一度週足に戻って親波にフィボナッチを当てて見ましょう。
親波フィボナッチの78.6までほぼほぼ到達しているので、どちらかと言えば上昇の勢いが落ち着いてくるような印象を持てますね。
では再び日足に戻って、もっと手前の波動を認識していきましょう。
ここからはトレード前の日足の状況です。
ここも、1波=3波の意識と、重要ラインを抜いた波=1波という意識でスイングを描いていきます。
端折りましたが、注目するべきなのは最後のN字が完成しているということです。
こんな感じでフィボナッチエクスパンションをサクッとあてて確認しておきましょう。
1波=3波を完成させた場合、その後の波のカウントは一応4波、5波になるんですが、この4波=2波、5波=3波かもしれないという意識は持った上でカウントしていきます。
そして5波が伸び切らずに転回してきた場合、逆目線の1波発生のサインになる場合が出てきます。
何を以て5波が伸び切らなかったのかを判断するのかというと、「切り上げ・下げライン」です。
ダブルトップ右ポジションの発生を見逃すな!
ここからは見やすいように4時間足で見ていきます。
この状態でいつものパターンが見えていると思いますが、ここから乗ったとしても今の波は5波なので欲張らずに狙う場所になります。
赤○がいつもやってるエントリーポイント。
そこからの3波予測として切り上げラインを引いて、3波になるのか、5波で止まって落ちてくるのかを待つと言うわけです。
僕は転回を狙っていたので、この切り上げラインを下抜けてくるのを待っていました。
この切り上げラインを下抜けてくると、ダブルトップ完成を目指しに来る動きが濃厚になってくるわけです。
上昇3波シナリオが崩されたということですからね。
ここから更に短期足の1時間足にして見ていきます。
時間軸を変えるとラインが増えるのは、短期足でしかラインを表示させないようにしているラインがあるからです。1時間足で引いたラインを週足などにも表示させるとごちゃごちゃしてわかり辛いですからね^^;
画像は切り上げラインを抜けて来たタイミングです。
この時点で以下のような根拠が揃っています。
・長期足で見ていたように、上から抑えられる要素があり、直近では1波=3波が完成し、5波目であるということ。
・そして5波目の高値でダブルトップを作りに来ているということ。
・その際に3波シナリオ崩壊となる切り上げラインを下抜けてきているということ。
これだけの根拠が下目線で揃っています。
波を数えるとこんな感じです。
赤が上位、緑が下位のイメージです。
緑で書いた1波は、赤で見た3-1波といった感じのイメージです。
そして現在は金曜日なのでそこまで大きく動かないかもしれないという予測の元、何処まで狙うべきなのかを見ていきます。
ダブルトップの切り上げラインを下抜けて来たということは、そのダブルトップのネックラインまではほぼ確実に落ちてくると予想できます。
このネックラインを下抜ければダブルトップ完成となるのですが、週末ということもあるので慎重に狙っていきます。
ということで5分足に切り替えて、結構適当なところからエントリーを仕掛けました。
ポンドなので、動き出したら大した戻りは入らないだろうというイメージです。
ということで、無事に21pipsのトレードが出来ました。
たったこれだけの動きですが、動くとわかっている場所を小さく攻めるだけで20pipsも獲れるのです。
こうしたタイミングは見逃さないようにしたいところですね。
そしてやはり、スキャルピングをやる場合はボラの大きい通貨ペアが良いです(´ー`)
まとめと来週の展望
ということで、相変わらず複雑な認識だったかもしれませんが、慣れると楽になってくるので頑張って真似してみてください。
トレードは如何に多くの根拠を用意していくかが大事なのと、ここでこうなったからこうなるはず!という型を用意しておくのが良いです。
チャートパターンなんてのはその典型ですよね。
チャートパターンを単純にその形だけで覚えるのではなくて、更に深い所まで認識出来るようになるとチャートパターンの信頼度も上げられます。
ハーモニックも、いつものパターンも、王道なダブルトップや三尊等も、全部チャートパターンです。
チャートパターンを極めること、すなわちライントレードを極めること!なんじゃないかなと思いますw
ということで、ポンドドルはネックラインを抜けてきました。
4時間足でも見てみてください。
現在は2つの切り上げラインの内側、扇の中に入ってきている状態です。
ここからわかりやす~い動きをしてくれるのであれば、まずはダブルトップネックラインにリテストを付けて親波78.6までを目指す。
その過程で外側の切り上げラインも抜けることになるので、次はトレンドラインへのタッチを目指す動きになるという感じですね。
トレンドラインを目指す動きになる場合、どういったタイミングでタッチしてくるかによって今後の動きが変わってきそうです。
大きなダブルトップの完成となるのであればトレンドラインは下抜けて大きなトレンド転換を迎えてきそうですし、ダブルトップネックラインよりも上でタッチしてきた場合は再び上昇していきそうですよね。
切り上げラインタッチからの上昇の勢いを取り戻すというパターンもあります。
とりあえずは月曜日~火曜日の動きをしっかり確認してから攻めていきたい所ですね!
ということで今回はここまで!
最後までありがとうございました。
来週も良いトレードを。
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