どうも、モズです。
珍しく月曜からポジションを持っていた通貨ペア(ユーロドル)が決済されたのでその紹介をしようと思います。
窓埋め完了後からのトレンドフォローのトレードになるのですが、親波フィボナッチで見ると既に天井圏に差し掛かっているような場面でのトレードです。
ここから転回していくかもしれない、ダブルトップを作りに来るかもしれない、そんな状況の中でのトレンドフォローです。
↑のアイキャッチ画像にしている1時間足のラインの意味や使い方がわかる方は今回の記事はスルーで良いと思いますが、よくわからない方は参考にされてください。
では行ってみましょう~。
目次
週足で環境認識
珍しく週足から見ていきます。僕は普段日足4時間足をメインに見ていますし、同じ方も多いかと思いますが、たまには週足を見て状況を確認してみてくださいね。
何を見るかって言うと、今の価格が親波に対してどの辺にあるかな?ってことです。
日足チャートでこの観察が事足りるなら日足から見ていけば良いと思います。
見切れていて見えないですが、丁度親波のフィボナッチ78.6に到達して3本目って感じの状態です。
頭と尻尾はくれてやれってことで本来はスルー通貨になるんですが、良い形が出来ていたので監視通貨になっていました。
日足で見てみても、既に上がりきってる感があってロングで乗るには怖いような感じです。
戦略を立てる
まず今の流れは誰がどう見ても上昇になるわけですが、その中で今何波なのか?というのを観察します。
「何を以て1波とするか」というのは僕なりの基準を持っていて毎回解説するのめんどくさいので割愛しますが、それで見て見ると現在週足レベルで3波中です。
3波を支えるトレンドラインがピンクのトレンドラインです。
長期的な流れも考えて、とりあえずこのトレンドラインの上にいる間は長期的な目線は↑です。
内側のオレンジのトレンドラインも直近の上昇トレンドを支えているもので、直近の流れ的にも目線は↑です。
もしこの内側のトレンドラインを割って来たならば、オレンジとピンクのトレンドラインで作った”扇”の中に入ってくることになるので、扇内でのトレード戦略を求められます。
どちらにしても、現状は上でしか攻められない状況であるということですね。
短期足でトレード用のラインを引いていく
4時間足の画像を撮ってなかったので1時間足ですが、月曜日にこんな感じのラインを引いて待っていました。
このそれぞれのラインと波の意味を書き足していきます。
ここまでは基本のラインですね。
チャネル4点目を完成させた後にトレンドラインを上抜き、そしてまたトレンドラインの内側に戻って来たというのが先週までの動きでした。
トレンドフォローをするために必要な要素
今シンプルに書いた言葉の中にトレンドフォローのトレードをするために必要なことがあります。
・押しの動きのトレンドが出来ていること
・そしてそのトレンドラインを抜いたこと
これが何を意味するのかと言えば、1波が出たということを意味してきます。
この1波は、左の下落トレンドのラス戻りとトレンドラインを上抜いた1波ですよね。
そして再度トレンドラインの内側に潜り込んできたわけですが、これが1波の上昇を受けた押しの動き=2波になります。
逆目線シナリオを作ろう
さぁここからが本題。頭がこんがらがらないように付いてきてくださいね(´ー`)
上の画像でまだ解説していないラインが4本ありますよね。
上下のトレンドライン2本と、切り上げ、下げラインの2本です。
まずはトレンドラインから解説します。
“又は”と書いた意味がわかるでしょうか?
これが僕が普段やってる逆目線シナリオの考え方です。
先ほど上昇1波と書いた部分ですが・・・
チャネルの中で動いていた下落トレンドがもし下落1波になるとしたら??という考え方をするのです。
この下落1波についても、「何を以て」という条件にどれだけ当てはまっているかどうかも見ておく必要があります。
先日の記事でも書きましたが、この「何を以て」という条件にどれだけ当てはまっていて根拠がそろっている1波なのかどうか、というのを見極め、強い方に付いていくのです。
今回下落1波として見るには根拠が弱かったので上目線で見ていることが出来ましたが、こういう要素をしっかり見ておくと自分のトレードに自信が出てくるはずです。
次に1波のトレンドラインを割る波=2波を待ちます。
↑のルールも僕が勝手に「待つ」ためにやっているルールです。
上目線での1波トレンドラインを一応下抜き、そして下落のトレンドラインも引けていますよね。
この状況が出来たのが先週末になります。
上目線では2波ですが、下目線ならば3-1波です。
この3-1波が何処まで抜けているのか?というのを見るのも大事です。
つまり、2波ラス押し戻りを抜けているのかどうか、です。
抜けちゃってますよね。
今回下落の3-1波と書いていますが、別に下落の1波として見ても良いです。
こちらも、トレンドラインと親波ラス押しを下抜けた優秀な1波なのです。
頭が混乱して来ましたか?(*´Д`)
どっちに付けばいいんだよ!!って感じですよね。
これらを解決するために、まずは長期足で環境認識をして、ざっくりとどちらに付くべきなのかを見ておく必要があるわけです。
今回は上目線でしたよね。
そして直近のこのチャートでも解決するために、切り上げ下げラインを使うのです。
切り上げ下げラインというのは、言うなればトレンドライン候補生です。
これからの3波を支えるかもしれないラインです。
その切り上げ下げラインが、画像内の緑のラインになります。
何処からどこに引くのかわかり辛いので素の画像をもう一度載せますので、しっかり波の数を数えて考えてみてくださいね。
このラインの引き方が絶対正解!ということでは無く、これから出来るであろう両方のスイングをイメージしながらチャートを見る癖をつけてみてください。
僕はこの時点では上目線で見ていたので、ぶっちゃけ必要なラインとしてはこの1本だけなのです。
切り下げラインを上抜けたらロングで乗ろうと考えていました。
先ほど3-1波が何処まで抜けたかを見ると書きましたが、しっかり2波ラス戻りを上抜いていますよね。
その3-1波の頂点に、1波の頂点から引いたのが切り下げラインです。
この切り下げラインの下にどんなシナリオがあるのかと言えば・・・
こうしたショート目線のシナリオです。
先ほどとは逆で、切り上げラインを下抜けたら下目線が強くなるよってイメージです。でも長期的には上目線なので、下抜けても乗りませんけどね。
切り上げ下げラインを引くまでの4つのステップ!
ここまで難しく解説しましたが、とりあえずこれだけやってみてください。
・長期的に上昇トレンドならば、直近で下落トレンドが出ている所を探す
・そのトレンドラインが抜ける1波を探す
・次の2波がトレンドを付けるのを待つ(1波のトレンドラインを割ってくるのが望ましい)
・2波のトレンドライン、ラス戻りを上抜ける新たな1波を待つ(これが3-1波)そこから更に押しを付けるのを待つ(3-2波)押しを付けだしたら切り下げラインを引く!
めんどくさくなったので最後はまとめましたが、こんな感じのステップで考えてみてください。
この3-1波で2波ラス押し戻りを抜いてくるというのはかなり大事で、今回は窓開きのタイミングで抜いてきてくれていたんですよね。
下目線の要素としてはまだ弱いにも関わらず上に行く要素だけが全て揃ったということで、しめしめ・・・って感じで切り下げラインを引いて待っていたわけです。
切り下げライン抜けからの飛び乗りエントリー
ということで、15分足で観察していて終値で抜けきったのでロングエントリーです。
4時間足も変わるタイミングで、抜けてきてくれました。
利確ポイントは1波=3波のちょい下くらいに置いています。
こんなイメージですね。
1波=3波で今回獲りましたが、状況によっては3-1波=3-3波で終了する場合があります。
こんなイメージですね。
注意してみてください。
エントリー後はすんなり伸びていきましたが、直近最高値で抑えられて揉み始めました。
4時間足レベルでも最初に引いていた切り上げライン(現トレンドライン)を下抜けてきてしまい、どうしようかな~って感じになっていました。
トレード時に見ていた3-3波起点付近まで落ちて来たのですが、これより下がると下落トレンドに繋がる!って所で持ちこたえて上昇してきたので、その直下に損切を置いて耐えることにしました。
ラインも引き直してます。
という感じでやきもきしましたが、無事に68pipsのトレードで終わることが出来ました。
ジャスト1波=3波を獲りに来たって感じの伸びですね^^;
まとめ
この4本のラインの使い方だけを解説したかっただけなので、また無駄に時間かかってしまいました(´ー`)
難しく考えず、中盤ぐらいに書いた4ステップみたいな流れをしっかり押さえて貰えるとトレンドフォローもやり易くなると思うので、是非試してみてください。
いきなり動き出すポンド系だとあんまり使えない気がするので、ユーロドルとかオージー系とかで観察してみてくださいね。
ポンドでもポン円よりはポンドルの方がハマる気がしています。
ということで今回はこの辺で。
後半戦も良いトレードを!
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