どうも、モズです。
最近やっと涼しくなってきましたね(´ー`)
季節の変わり目なので、風邪などひかないように気を付けたいものです。
若いころは病気になるなんてことも滅多になく、ここ10年くらいまともに病院に行ったことが無いんですが、そろそろいい歳なので僕も気をつけて過ごしています。
それにしても、病院全く行かないのに馬鹿高い健康保険料どうにかなりませんかね(‘Д’)
もしものためにちゃんと払ってますが・・・
どうでもいい話は置いておいて、今回は先週やったドル円トレードを元に色々解説していきます。
大きな時間足での環境認識はなんとなく出来てきてる気がするけど、いつ短期足に切り替えてどんなタイミングでエントリーをしていけばいいのかイマイチわからないといった方、参考にして頂ければと思います。
「しっかり待つ」ことが勝つために大切なこと、というのはなんとなく知ってる方も多いかと思いますが、待ちすぎて乗り遅れてしまうという悩みも出てくるはずです。
「待ってたら一気に抜けていって、抜けた先に気になるラインがあって怖くて入れない」「この後本当に戻るのか?」なんてことを考えてしまうことも多いと思うので、今回はその辺についても触れていきたいと思います。
では行ってみましょう。
長期足で環境認識
さて、先週の後半からドル円は一気に落ちてしまいましたが、前回のトレード記事で書いていたようにドル円は大きなダブルボトムを作って1波を作っていました。
その3波目を狙ったロングトレードを行ったものになります。
4時間足の状況はこんな感じでしたね。
600MA(週足)が上から抑えに来ているのですが、長期での短期下落トレンドラインをちょっと上抜けてもきていますし、ここから大きく上に行けるかどうか、といった感じで見ていました。
とは言え強い流れはまだまだ下なので、上を狙う場合は長期の逆張りということになります。
デイトレレベルであれば、長期の逆張りでもしっかり形を見て50~100を狙っていけます。
今回は形とエントリーポイントの絞り方についてなので、どういった風に見ていっていたのかを解説していきます。
まず忘れてはいけないのが、スイングのサイズ感です。
伝承記でちゃんと課題やってくださってる方には毎回言っているのですが、親波小波のスイングサイズを合わせて、しかるべき場所へのリテストを待つことが大切です。
前回のトレード記事でも押し目買いゾーンについて書いていたと思いますが、丁度このゾーンの上限に触れて転換の1波が出たかな?といった状況が上記画像になります。
赤のラインでスイングイメージを書いてみましたが、こうした大きなスイングでダブルボトムというサインが出ているのであれば、そのネックラインにはしかるべきサイズ感で戻りを付けに来るというのを基本として考えていきます。
今回の場面では良い感じのサイズ感で押しが入っていると思いますが、ゾーンの上下でどちらのラインが見られやすそうか?といったことを見た場合、当然下のラインの方が強そうですよね。
今この記事を書いている時に丁度その場所で反発していっている感じです(´ー`)
エントリーを考えている時には、この強いラインまで落ちてくるかも?ということも考えておく必要があります。
とは言え・・・
こんな感じで、2波に引ける下げトレンドラインを上抜ける1波が発生してきています。
基本的には、しかるべきサイズ感で発生した2波に引けるトレンドライン、ラス押し戻りを上抜ける転換の1波(3-1波)が発生したタイミングで短期足(1h)に切り替えて観察しています。
1時間足だとこんな感じです。
伝承記終わってこの記事見てる方はよく見てほしいんですが、3-1波と見られる波が出た時に1波に対してトレンドラインを引いています。
このトレンドラインが抜かれるのをしっかりと待ってくださいね。
さて、このタイミングでエントリーをかけても良いのですが、僕はもっと待ちました。
今いる場所から見ていける親波の節目が無く、どこまで行くかわからなかったからです。
1時間足で見ていくと右側に見えている下落の波が親波となるわけですが、ラス戻りを上抜ける波(3-1波)が出た後、2波がどこまで落ちるのかを見ていくための節目が無いわけです。
そんな時に使えるのがフィボナッチのラインといった感じですね。
結果的には38.2で反発していきましたが、どこで反発していくかというのはこの時点では全くわかりません。
なので、しっかりと2波に斜線を引いていきたいわけです。
1時間足で2波に対して斜線を引くのは難しいので、ここで初めて15分足に切り替えて観察していきます。
先ほどの1時間足の画像と同じタイミングでの15分足になります。
こんな感じで15分足で斜線を引いて待っておきます。
今、この斜線を抜けてラス戻りも上抜けるか?といったタイミングです。
そして凄く微妙な感じで抜けました。
少し抜けて、20MAにも乗っかってきているのでエントリーしたい!ってなると思うタイミングだと思いますが、個人的にはもう少し様子を見ます。
まぁ損切の場所を間違えなければ、こうしたタイミングで乗っても大丈夫だと思います。
そしてこうなりました。
先ほどの場所だとやはり下に戻されてしまっていますね。
そして上の画像の場面、みなさんなら乗りますか?
何を考えますか?
直近高安値というのは、ほぼ必ずと言っていいほど「一度」は反応を見せる場所になります。
2波に斜線を引いてしっかり待ってたら、抜けた先には2波の起点となる高値がある!
ここはどう考えたらいいんでしょう??
これを考えるために、大きな視点で環境認識をしておく必要があったということです。
短期足だけを見てトレードをしていたら、これからどう動いていくのかを予想できませんから。
4時間足や日足を使って、自分の中で「これがこうなってるからとりあえずこっちに行く」という目線を作っておくわけです。
今回で言えば、大きなダブルボトムを作って1波発生、戻りの2波が押し戻りゾーンまで到達し、2波の斜線を抜けているから一旦は上に行く!という目線があるわけです。
いちいち書くのが面倒なので書いて無いですが、大きな2波と3-2波は別物です。
結局のところ、大2波の斜線、ラス押し戻りをちゃんと抜けたのであれば、適当な押しから拾っても勝てると思ってます。
待った結果動いてしまって、乗り遅れたかな?と感じた際にどう見るか?というのが今回のテーマです。
ということで、3-2波の斜線を抜けるのを待ってたらいつの間にか抜けてしまって、3-2波の高値で抑えられて落ちてくるんじゃないか・・・という不安に駆られた場合にどうするか。
もっと待ってみましょう。
もし、3-2波で作った高値をちゃんと抜けてきたら飛び乗るしかありません。
でも3-2波の高値で反発してきたならば、再度乗るチャンスが出てきます。
ここまで待ちました。
何が起こっていたのでしょうか?
まず3-2波の高値で抑えられ、ダブルトップを作りに来るかも?といった思いが出てきます。
なので、この2点目を付けた高値から再度斜線を引けるまで待つのです。
2点目をつけるタイミングで大きく動いて3-2波高値を上抜けるようなら乗ってました。
でも今回はそうはならず、ピンバーを作って下落に動いてくれました。
ダブルトップからの下げを狙う動き、そして今まで見てきたような上げを狙う動き、どちらが有利かを考えた場合、それは当然上への動きになってきます。
なのでこの斜線、ラス押し上抜けのタイミングの勢いを見てエントリーを仕掛けました。
このタイミングで乗ると、乗った後から戻されることがほぼないポイントになります。
3-1波=3-3波を見るためにフィボナッチエクスパンションを使っています。
このサイズ感の波で見るならば、直近の目標は赤○で囲った部分になります。
大きな2波の高値ですね。
この高値でも、先ほどまで15分足で見ていたように同じようなことが起こってくるので、僕は毎回この大2波の高安値の部分で分割決済をかけるようにしています。
とは言え、当初の大きな目標はここです。
しっかり伸びてくれるとよかったのですが・・・
とりあえずはこんな感じで、直近高値(2波起点となる高値)で分割決済をかけて逆指値を建値より上に持ってきておきます。
こうすることで、伸びたら美味しいし、伸びなくても利益確保です。
そしてあえなく撃沈( ;∀;)
先週末にかけて一気に落ちていきました。
指標による動きっぽい動きで下げてきましたね。
現在はしっかりと押し目買いゾーンの下のラインで反応していますが、なんとなく気持ち悪い感じになってます。
しっかりと値動きを見て、高値・安値掴みにならないようにエントリーを心がけてみてくださいね。
まとめ
よくライン抜けだけを見てエントリーをされている方がいますが、ライン抜け+ラス押し戻り抜けが出来ているかどうかというのもしっかりと見てあげてください。
戻るのかどうか不安・・・と言った場合、戻らなければ乗らないといった割り切った気持ちも大事です。
「こうなってるんだから後は何処から乗っても一緒」という風に自分なりに基準が持てるようになれるとある程度楽なので、しっかりと長期足で観察してみてくださいね。
では今回はこの辺で。
今週も良いトレードを!
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