どうも、モズです。
ちょっとリアルが忙しくお久しぶりな投稿になってしまいましたが、ちょこちょこトレードは行っていますので今日はその解説記事になります^^;
伝承記参加者さんからの質問でブログネタに出来そうな内容もあったりするので、その辺も記事にしたいな~と思いつつ、中々腰が上がらない今日この頃です(´ー`)
頂いた質問やトレード添削していて感じるのは、難しく考えすぎて混乱している方が多いなという印象。
どこにラインを引いて何を視て何を感じてトレードをするのかというのは一種の慣れのようなものもあるかと思うので、僕が普段何を見てトレードしているのかというのをまずは覚えてもらって、ご自身のトレードに落とし込んでもらえたらと思います。
僕も難しく考えていると言われれば考えているのかもしれませんが、色んな要素を踏まえた上で強い方に付いていくというのがまずは基本です。
では、今回はユーロドルでしょぼいトレードをしてきたので、エントリーまでの考え方として参考にされてみてください。
基本は4時間足で大きな流れを見ていく
僕はスキャル気味に狙う時でも2~3日保有するようなトレードをする時でも、基本的には4時間足で環境認識を行っています。
日足ももちろん見るのですが、4時間足の中でスイングを探していくことの方が多いです。
これは人それぞれなので、自分の中で好きな時間足を探してみてください。
僕は4時間足に日足20MA相当のボリンジャーバンドを入れていたり、日足20MA相当となる120MA、週足20MA相当となる600MAも入れています。
4時間足1つ表示するだけで日足、週足の流れまで軽く見ることが出来るんですね。
ということで、トレード前のユーロドルの様子がこんな感じです。
この状態の相場を見て、何を感じますでしょうか?
1つずつ見ていきましょうか。
数が多いですが、画像内に色々書いていきます。
3枚目の画像に書いてますが、今の波が孕まれているのは手前の下落N字波動になります。
ちいさなラス戻りはいっぱいありますが、誰が見ても重要だとわかるラス戻りは3枚目画像中に記した部分ですよね。
ご自分でチャート開いて貰ったらわかると思いますが、ユーロドルは長期で見るとずっと下げ相場です。
600MAもデッドクロスしていますし、たとえ直近で上昇のN字波動が発生していたとしても、それは「上昇への転換」とは言えない状況なわけです。
上昇への1波が出ている場面では無いんです。
下げトレンドラインも抜けてませんし(むしろ抑えられた)、ラス戻りも抜けていませんから。
となるならば、狙うべきはショートのみ。
どこからショートを入れて行けるだろうか?というのを考えていくわけです。
僕はよく直近の流れに沿ってトレードをするといった感じで解説していたりするんですが、
今回の場面で直近の流れと言えば、上昇のN字波動が出来て上昇トレンドが出来たかな!という所ですよね。
じゃぁ上昇を狙おう!というわけでは全く無く、大きな目で見てこれからどうなるかを予測しておかなければいけません。
先ほど書いたように、相場としては全然上を狙っていける場面では無いわけです。
僕の言う直近の流れと言うのは、4時間足で見るならばもっと小さな部分です。
N字が完成した後は逆に動きます。
もしこのオレンジのラインで書いたN字が1波としての条件を満たしていたのであれば、上で狙っていけると思います。
でもそうじゃないですよね。1波としての要素は全くありません。
現状わかる1波は、赤の線で引いた部分です。
下げの1波が出て、2波で再度トレンドラインに抑えられて上髭を出している、というのが画像内の状況なわけです。
じゃぁここから一気に下を狙っていけるのか!?と言えばそうでも無いんですね^^;
忘れてはいけないのが、直近では上昇N字が完成して青のチャネルが引けているということ。
この青のチャネルの中でずるずる動いていくこともイメージしておく必要があるわけです。
この辺のことも頭に入れつつ、時間軸を切り替えていきます。
1時間足で細かく見ていく
この場面を1時間足で見るとこうなっています。
ラインを4時間足で引いているのでずれていますが気にしない。
この辺の流れが、僕が見ている直近の流れになります。
下げの1波が出て、親波にもまだ可動域があって、2波の頂点が、抑えられるべき要素によって抑えられています。
ここで更に細かく15分足で見ていきましょう。
15分足でエントリーポイントを探る
15分足ではこんな感じになっています。
上昇の勢いがじわじわ抑えられ、ラス押しを下抜けるかどうか?といった状態です。
この時に何に注目しているかについてですが・・・
こんな感じで、直近の親波(下落1波)を、2波となる上昇によってほぼ征服、その征服した先にあるトレンドラインによって抑えられ気味になってきたといった状態になるわけです。
親波をほぼ征服し、そこに抑えられる要素があるならば、波は戻って行きます。
しかもこの2波(赤矢印の上昇の波)ですが、大した節目も付けずに一気に上昇していっているということにも注目しています。
ということで一旦はこんな感じで、ダブルボトムのネックライン付近に向けてのリテストの動きになるのでは?という予測を立てていました。
ダブルボトムからの上昇1波が出た(上昇1波の要素としては弱いですが)として見るならば、次は当然2波なので、その2波の着地点としてふさわしいのがダブルボトムのネックライン付近になるだろうという話です。
今から見ていくべき親波がここになりますが、大した節目もありませんのでフィボによって目安を付けていく必要がありますね。
いつも書いてますが、この赤枠で囲った部分が上昇の1波、もしくは上昇3-1では無いか?という視点も必要です。
今回の場面で言えばその要素が無いので、下げ優勢として見ています。
エントリー判断と利確の考え方について
今回は題目にもある通り、1波の起点となる場所を狙っています。
3-1波と呼ばれている箇所ですね。
イメージとしてはこんな感じです。
普段は3-1が出て、3-2の切り返しから狙っていくのをおすすめしているんですが、自信があればこうした3-1転換点から狙っていきます。
形としてはあまりよろしくないのですが、ラス押し下抜けから勢いを感じたのでエントリーです。
ただ、ここから先ほどのイメージのように大きくしっかりと3波が出てくれるかどうかという懸念点もあります。
何度も書いてる通り、直近では上昇N字波動が出来上がっている点。
そしてノイズのような大きな値動き。
この大きな値動きを無視して考えたなら綺麗にスイングが見えてきますが、こうしてみてみると下まで3波で伸びてくる要素もあまりありません。。
なので慎重に狙っていきます。
こんな感じで直近の親波にフィボを引いてみると、ダブルボトムのネックライン付近がフィボ78.6にも重なるので、この付近までを狙ってみることにしました。
これでも50pipsほどの距離がありますから、デイトレレベルでは丁度いい感じの認識になってきますね。
2波を親波として見てフィボ78.6までというのは、利確ポイントとしては一番近く、確実性が高く堅実的なポイントである反面、3-3波から取り始めるとほとんど距離が無いという状態になってきます。
ただ今回は3-1波から狙っているので十分な利益が確保できるぞって感じですね。
3-1波狙いはしっかり認識していないと逆行してしまう可能性があるので3-3波から狙うのが安全なのですが、3-3波からだと堅実ポイントである2波78.6地点での利確が美味しく出来ないというメリットデメリットがあります。
まぁ、色々組み合わせてやってみてください(´ー`)
結果としては微妙に届きませんでした!!!
移動させていた逆指値にかかって12pipsというしょぼいトレードとなりました。。
先ほどから言っている3-1波、3-3波というのがこれになります。
こうしたN字波動を見ていく時に語られている理論として、1波≦3波というものがあります。
そして大きなN字は小さなN字の集合体で、大きな流れは小さな流れの転換の集合によって切り替わって行きます。
そして僕は、3波は1波の大きさによってある程度どこまで行くか予測出来ますが、1波は予測できないと思っています。
そして1波がちゃんとしているかどうか(ラス押し戻り、トレンドライン抜け)というのも、3波がちゃんと1波≦3波として出るかどうかに関わってくると感じています。
つまり・・・
でも・・・
こんな感じで、直近は上昇、そして見ている1波は上昇トレンドラインも下抜けていないしラス押しも下抜けられていない・・・
※見ている波のスイングサイズに合わせてラス押し戻り、トレンドライン等考えてくださいね
という状態なので、大きな3波は狙えないかも?ということになってくるんです。
ただもっと大きな目で見たならば流れは下落であり、直近の上昇の中での一旦の下落に繋がる要因があったからこそショートを狙ったというのが今回の場所になります。
このサイズ感で見ていったならば、1波がちゃんとしてないんです。
ところが15分足で見ていったならば、しっかりと1波が出ていましたよね。
ちゃんとした1波が出ているから、1波≦3波として3波が出ています。
今回の場面でいえば3波の転換地点から一気に落ちたので乗れないのですが、イメージとして持っておいてもらえたらと思います。
本来は3波(3-3波)の根元から狙うのですが、見ての通り親波となる部分(赤のトレンドラインの上にある波=大きな2波)で目立つ節目が無く、動くならわかり辛い感じになるかなっていう意識があったので1波の根元から狙っていったという感じです。
難しいですね^^;
1波がしっかりと大きく動いてくれたならば、そのまま3波が大きく出て、大きな下落3波に繋がって行ったと思います。
今回はそうはならなかったので、糞レンジに突入してしまっているという感じですね。
15分足での1波がしっかりとしたサイズで発生したならば、親波の節目を突破するだけの威力が付いて、大きな4時間足レベルでの3波に繋がって行くといったイメージでしょうか。
4時間足の3波の中に15分足での1~3波があるといった感じです。
今回は4時間足の3波には不安要素があったけど、15分足ではちゃんと出た、でも4時間足の不安要素を打ち消すだけの勢いは無かった、そんな感じでしょうかね。
僕が大きく狙う時は、4時間足の3波発生に向けて不安要素が無い時に狙っています。
そうでない場合は、こんな感じでちまちまとスキャルちっくに狙っているという感じですね。
ちょっと難しかったかもしれませんし、文章で上手く表現出来ているかわかりませんが、質問などあれば気軽に連絡頂ければと思います。
直近のトレードで「ここからエントリーしましたがどうですか?エントリーしたいんですがどうですか?」みたいな質問には答えられませんが、
トレード後の添削はいくらでもしますので気軽に連絡してきてください。
では今回はこの辺で。
みなさま良い週末を!
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