【初心者必見】FXで絶対勝てない場所を知ろう!正しいエントリーに繋げるための波の捉え方。

どうも、モズです。

最近また暑くなってきてしんどいですねw
早く涼しくなって欲しいものですが、9月くらいまではまだまだ暑そうですよね(´ー`)

今年は夏がすごく長く感じます。

 

さて、今回はちょっと相場の節目の見方というか、相場はどういう動きをする特徴があるのかという話を交えつつ、エントリーすべきでない相場の見極め方というテーマでお話していこうかなと思います。

今月1か月のドル円相場の流れを順に見ながら、どうやってシナリオを立てて行けばよかったのかというのを順序立てて解説しているので、良かったら自分のチャートを開きながら見て見てくださいね^^

では行ってみましょう。

 

チャートはどこで反応する?

まず大前提として、チャートは過去の値動きで作った節目に反応しやすいという性質があるということを理解しておきます。

これは僕のブログ読んでくださってる方なら誰でも知っているようなことですかね。

全てがそうであるのかと言えば、そんなことは無いということも理解していると思います。
あくまでも、そうなる可能性が高いというだけですよね。

でもそうした前提はチャートを見る上では大事になってきます。

ではこのことを頭に入れた上で、実際のチャートを見て見ましょう。

 

最近のドル円チャートです。

オレンジの上昇ラインはこんな感じで2本引いています。

 

そして今回見ていくのはこの場面。

 

 

画像で四角で囲った辺りの下落は狙えるのかどうなのか?

というお話です。

あくまでも結果論からお話することにはなるんですが、考え方については参考になるかもしれないので、よかったら最後までお付き合いくださいね^^

 

過去検証はリアルタイム感を重視しよう

過去検証をしていると、どうしても右側が見えている状態で行うことになるので、都合の良いようにラインを引いてしまいがちです。

例え都合よく引いても、そのラインの意味を理解してちゃんと頭に入るならOKだと思います。
答えが隣に置かれたテストを解いて、それをどう今後の自分に繋げるのかと一緒ですね^^

この段階では自分はどんなラインを引いて、どうやって相場を見ていくだろうか?という自問自答をしながら過去検証をやってみてくださいね。

 

ということで、今回はこの場所からチャートを見ていくことにします。

 

ラス押しを下抜けて、内側のトレンドラインも下抜けた1波が出たという状況です。

この時にはまだ外側のトレンドラインによって止められた感があるので、「まずはしっかりと戻りを付けてくるのを待つ」という認識を持てるといいですね。

長期の流れは上。
直近ではラス押し&内側トレンドラインを抜いてくる1波が出た、という状況です。

 

この段階で、内側のトレンドラインの上にあった波が最初の親波となるかも?という認識が出来ます。

その親波に対してラインを引きましょう。

やる気があれば、簡単で良いので自分でライン引いてみてくださいね。

 

僕はとりあえずこんな感じでラインを引きました。

親波の節目とネックライン、そしてフィボナッチです。

フィボナッチは親波の節目に都合よくぶつかるように合わせて引いてみるといいですよ。

 

1波が出たらコレを待とう

さて、これで下落を狙うための簡単な準備が整いました。

次に待つべきなのは、2波の存在です。

 

これも毎回そうなるとは言えないのですが、2波の条件として、”1波のトレンドラインを抜けてくる波”というものを上げています。

チャートというのは一直線に同じ方向に進み続けるということはありません。

N理論、エリオット波動を使って3波を抜くというのが基本のトレードなので、
まずはしっかりと2波の発生を待つ必要があります。

2波がどこかわからない、という方は、まずは1波のトレンドラインが割れるまで待ってみてください。

もちろん相場環境によっては小さな押しを付けてそのまま3波に繋がる場合もありますが、
そうした不安定な場所を狙うよりは、しっかりと2波だ!と言える波が出るのを待つ方が良いです。

 

赤○部分で安値が更新されたので、ちょっと急ですがトレンドラインを引くことが出来ました。

この段階で外側のトレンドラインも下抜けることが出来ています。

赤色で引いた下落のトレンドラインを上抜けてくる流れが出たので、まずはここまでを1波として捉えることにしましょう。

 

これで1波が見えました。

フィボの数値が見えてないのであれですが、数値的には61.8まで到達している状況ですね。

親波の78.6付近までは狙っていきたい所なので、ここから2波の発生を待ちます。

 

ここからの段階で間違える方が多いので、しっかりと見ておいてくださいね。

 

2波の”トレンド”をしっかり待とう

この2波を中途半端に見てしまうがために早いエントリーをしてしまい、目線は合ってたのに損切になってしまって、その後から目線の方向に延びて悲しい思いをするなんて経験はよくあるはずです。

2波を見るコツは、トレンド発生まで待つということです。

つまり、トレンドラインが引けるまで待つということ。

この辺を一度徹底して意識してやってみると、無駄なエントリーが減ってくるはずですよ!

 

結果だけ見てみると、誰でもこんな感じでトレンドラインを引くことが出来ると思います。

ヒゲ先と実体で、同じ角度で青のトレンドラインを用意しました。

ここでちょっと1時間足にしてこの場面を見て見ましょうか。

こういうラインを引いて待ってる方も多いと思いますが、
左側のラインというのはちょっと2波としては小さすぎますよね。

右側のはトレンドラインでは無く、切り上げラインです。

この2つのライン抜けからのエントリーでもあながち間違いでは無いですし、
スキャルレベルならば狙ってもいい場所です。

意識しないといけないのは、自分はどのサイズ感のトレンドを追いかけているのか?ということです。

どこの1波を見てラインを引いてきたのかというのを忘れてはいけません。

長期の流れがどうなっているのかも意識しつつ、しっかりと戻りを付けるのを待ってみましょう。

 

目線の2波=逆目線の1波

最近くどいくらいこの言葉出してますが、目線の2波=逆目線の1波では無いか、という意識を持ってみてください。

今回の相場でいえば、この段階でこの意識を持つことが出来ます。

緑で描いたN字のトレンドです。

これが下目線の2波になるのか、上目線の新たな1波になるのか、これを次に見ていく必要があるわけです。

もう少し詳しく認識していきましょう。

下目線の防衛線と上目線の防衛線を探す

最初に出したこの画像思い出してくださいね。

 

上目線と下目線の重要ラインがどこなのかを探していきます。

こうなりますよね。

下目線の2波の部分を上目線の1波として見た場合、親波は画像でオレンジ枠で囲った部分になります。

その親波のネックラインとラス戻りが、上目線では重要ラインとして働くわけです。

 

エントリーを考えてはいけない場所はここ!

ということで本題の“手を出すべきではない場所”という話になりますが、ずばりそれぞれの2波のトレンドラインの内側にある時です。

この場所というのは手を出すべきではない場所です。

下目線でいえば、2波がラス押しへリテスト付けて3波に繋がるか?という意識が生まれている場所で、
上目線でいえば、2波がラス戻り・ネックラインへリテスト付けて3波に繋がるか?という意識が生まれる場所です。

つまり、両目線で3波への意識が生まれている場所になるわけです。

今回は結構綺麗な形してますが、ラインの引け方によってはすごい揉みます。

色んな場所でこうなってる所を探してみてください。

今回は結果的には下落しているわけですが、
こんな感じで上昇に繋がるシナリオも考えられました。

 

エントリーポイントを考えよう

実際に下目線としてエントリーを考えられるようになるポイントはどこになるのかと言えば、2波のトレンドラインを割って来たタイミングが安心できるポイントです。

今回の相場でいえばこの場面でしたね。
ここでやっと安心して下目線で固定できると思います。

この時点で既に、目線の3波発生中と考えましょう。

そしてまず最初に考えないといけないのが、利確ポイントの場所です。

ブログでもこれは何度も書いてますが、直近の最安値、1波=3波となる場所、親波フィボ78.6の3か所が利確ポイントです。

1波=3波で出す場合は、欲張らずに実体ベースで長さを出してあげてください。
フィボナッチリトレースメントの裏当てか、フィボナッチエクスパンションを使って出してくださいね。

この段階で目標を既にクリアしている場合、特に78.6までもう到達してしまっているなんて状況がよくありますが、そういう時はスルーしておくのが良いかと思います。

 

ということで、直近安値までだとリスクリワードが合わないので、狙うのであればフィボ78.6か、88.6までになると思います。

これらも全て、オレンジ〇の部分で考えておくことになります。

ではここからどのタイミングでエントリーが出来るでしょう。

 

まずは画像の赤○部分。

上昇のトレンドラインと、下落3波を支えるトレンドラインの交わる場所へのリテストです。
ここは丁度20MAも絡んでくる場所にもなっていますね。

 

1時間足で見てみると、かなり意識されているのが見えます。

1時間足レベルだと、ラス戻りを上抜く流れが出てるにも関わらず、そのラス戻りラインを差し込むような流れも出ています。

下落の意識が強いのかなと見ることが出来ます。

こうした部分からフィボ78.6までを美味しく獲れるとよかったですね(´ー`)

 

ここから更に欲張るならば、こんな感じで認識していきます。

この場所が新たな1波です。

やるべきことは先ほどと一緒で、1波のトレンドラインを抜く波を2波として見ます。

この時点では既に親波の78.6までを征服しているので注意して見ていく必要がありますが、
最初の1波=3波をまだ達成していないという考えから、次の3波を狙っていくというのは十分ありだと思います。

この辺から動くとしても流れが急になることが多いので、1時間足で見ていくといいのかもしれません。

 

ではこの場所を1時間足にしてラインを引いてみました。

 

デジャヴかなってくらい、最初に見てた4時間足の場面に似ていますよね。

やることは一緒なので、どこからならエントリー出来そうかなってのを考えてみてくださいね。

 

まとめ

ということで、今月あったドル円の動きについて個人的な考察を紹介させて頂きました。

今後の参考になれば幸いです。

 

余談ですが、ドル円さんウォルフですかね。

 

ウォルフを見て赤○のリテストから仕込めていた方いたら素晴らしいと思います(´ー`)

 

ではでは、今週も良いトレードを!

最後までありがとうございました。

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