ハーモニックパターンとは?
そもそもハーモニックパターンとは何なのか。
ハーモニックパターンの中でもバットやらガートレーやら10種類以上のパターンがあるわけですが、
要するにダブルトップとか3尊とかと同じチャートパターンだと考えれば良いと思います。
ダブルトップとかフラッグとかウェッジなどの通常のチャートパターンって、
サイズがどうであれその形が出ればダブルトップって言いますよね。
しかしハーモニックパターンというのは、
波ごとのフィボナッチ数値の調和(ハーモニック)を見て形を見るために、サイズの違いによってバットとかガートレーとか名前が違ってくるわけですね。
フィボナッチだの調和だの最初はよくわからないかもしれませんが、
どうやってハーモニックパターンだと定義付けるのかも含め、その辺はこれからじっくり解説していきたいと思いますのでご安心下さい。
僕自身もアウトプットの場として記事を書きながら勉強しているので、一緒に新たな武器を磨いていきましょう。
とりあえず、上の画像のような2つの三角形の組み合わせがハーモニックパターンだということを押さえておいて下さい。
これから解説していくハーモニックパターンを覚えておけば、トレードの幅が広がるのは間違いありません。
何故ならハーモニックパターンというのは欧米でプロ・アマ関わらずメジャーなパターンであり、多くの人が注目しているパターンでもあるからです。
あなたもダブルトップが出て下抜けたらネックラインへのリテストを待ってショート打ちますよね。
それと同じくらい、向こうでは多くの人が見ているチャートパターンなわけです。
日本ではまだまだ馴染みが浅いチャートパターンですが、欧米では普通なパターン・・・
これって「FXやってるけどダブルトップ知りません」レベルでヤバイことだと思いませんか?
僕はそう感じたのでハーモニックについても結構勉強しました。
ハーモニックについて学べる所に行って、自分のノートにまとめまくりました。
そしてそれを自分の言葉で誰かに解説するという形で、自分の中での理解を深めていこうと思います。
よろしくお願いします。
ハーモニックパターンの強みと弱みを理解する
ハーモニックパターンの強み
ハーモニックパターンを学ぶことで、特定の形状とフィボナッチ比率からパターンを導き出し、相場が反転するポイントを絞り込むことが出来るようになります。
ということは、相場の波の「天底」がわかるようになるという話です。
抜けを待ってリテストを待ってそこからエントリーなんて教科書的な話では無く、天底です。ワクワクしませんか?
長期的な流れに沿った方向への打ち出し方向がわかれば、どれだけのリスクリワードが得られるのか・・・
ヤバイですよねw
そして先ほども軽く振れましたが、ハーモニックは欧米では主流となっているチャートパターンです。特にヨーロッパ系でかなりの人気があるようです。
ということは、EURやUSD系の通貨が大きく動くポイントを天底から抜き取ることが可能になるということですよ。
これはEUR/GBPです。
数値については別の記事で詳しく解説するので、
とりあえずハーモニックパターンが見えれば相場の天底が取れるようになるとワクワクしてもらえればと思いまして画像を載せました。
もうお気づきかもしれませんが、Xから始まり、ABCDの波を経て、Dのポイント付近からの反発を狙う。
それがハーモニックパターンの基です。
そしてこのハーモニックパターンの成功率ですが、
王道の「ガートレー」「バット」「バタフライ」「クラブ」の4種類を見ると、70%~90%の成功率という研究結果がデータとして出ています。
恐ろしい数値ですよね^^;
相場の反転ポイントを70~90%の確立で予測するチャートパターン。
それがハーモニックパターンの強みです。
ハーモニックパターンの弱み
弱みとしては、そう頻繁に出現する訳ではないという点です。
基本的にはフィボナッチの数値に則った型が存在するわけで、ハーモニックと判断するための「制約」が存在します。
なんでもかんでも三角形を組んでハーモニックと判断するわけでは無いという話ですね。
実際には何でもかんでも三角形でパターンを作れるわけですが、
その中でも反転する確立が高いものとして選ばれた物が、世の中にハーモニックパターンとして打ち出されているわけです。
具体的にバットパターンで言うと、
XAの波に対してABの戻りが0.382~0.5
ABの波に対してBCの押しが0.382~0.886
BCの波に対してCDのエクスパンションが1.618~2.618であり、XAの波に対してのDのポイントが0.886である。
という数値的な制約が実現して初めてハーモニックパターンと認定出来るわけです。
フィボの数値を見る時は、次の数値にたどり着くまではその前の数値、または近い数値で判断するというルールがあるらしいので、現実はもうちょっとゆるくなりますけどね。(例:0.698=0.618 )
一つの波における押しや戻りを計る時に基準としてフィボナッチを使う人が多いですが、
「XA」「AB」「BC」という3つの波のフィボナッチ比率の調和こそがハーモニックパターンの正体なわけです。
3つの波に対するフィボナッチ比率の綺麗な調和が取れる場所を待つ。
この忍耐力と、パターンの判断力が必要になってくるわけです。
難しいなって思いましたよね?
僕もそう思います。
だからこうやってアウトプットしながら自分のものとするために頑張ってますw
ということで、これがハーモニックを習得する上での弱みです。
でも、この弱み以上に大きな強みがあるのもわかると思います。
これから僕も頑張って記事を書くので、ついてきてくださいね。
一緒に学んで行きましょう。
ちなみに僕はこちらでハーモニックパターンについて学びました。
ハーモニックパターン完全版
少々お高い勉強代ですが、日本でハーモニックをマスターするならここしか選択肢は無い気がします。
講師の佐々木さんの説明の上手さが半端ないので、ハーモニックパターンを極めたいと考えるならば迷わず入っていいと思います。
コンテンツの質については、値段以上の価値があることは保証します。
これからの僕の記事でもそれなりに理解して使えるようになってもらえるように頑張るので、
とりあえずは僕の記事で学んで行ってもらえればなと思います。
僕もとりあえずは自分の勉強のために書いてますので^^;
では、次の記事で実際にハーモニックパターンの成り立ちについて解説していきたいと思います。
ハーモニックパターンの記事はまとめページをご覧ください。
→FX攻略記事まとめ
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