FXで大きく稼げる3波に乗る方法。エントリー予測のタイミングと判断材料について

どうも、モズです。

12月ということもあって相場もあまり勢いがありませんね。
面白くない相場状況です・・・

今月は大きく狙わず、
長期のレンジの中で短期のトレンドフォローをスキャル気味にちまちまやっていく感じでやっております。

普段解説しているような日足4時間で環境認識して~という順序を、
1時間足からのように時間軸を落として考えてやってみてくださいね。

メルマガで配ってるスキャル手法なんかも活用してやってもらえたらと思いますよ(´ー`)

 

さて、伝承記参加者さんのトレード添削をやっていて思うことがあったので今回はその解説をば。

テーマは「エントリー予測のタイミングと判断破棄の考え方」についてです。

いつ頃からエントリーの目線を固定して、どうなったらエントリーのための準備をしていれば良いのか。
そして当初の判断を破棄するのは何処のタイミングなのか。

こうした点について解説してみたいと思います。

直近のチャートで、みんな大好きドル円ちゃんを例に取ってやっていきますよ!

ドル円先週の目線は?

先週のドル円ですが、僕は下目線でいました。
日足で見るとこんな感じ。

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長期で見るとレンジ状態で、
高値ゾーンの重要切り下げラインで反発して3尊のような形を作り、
上昇の重要節目まで下抜く優秀な1波が出たという風にみていました。

このまま長期レンジの安値ゾーンへと向かうのでは?という判断ですね。

こんな感じで下目線で待っていた方は多かったですw

では直近の4時間足を見ていきましょう。

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さて問題です。

2波はどこでしょう!?

 

・・・

 

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こんな感じです。

トレンドフォローでは基本的には3波目を抜くので、
“下目線における1波と2波はこんな感じの認識になります。

 

この2波の見方というのが結構大事で、この2波こそが”トレードに使う親波”という認識になります。

これ大事なのでもう一度言います。

“2波がトレードに使う親波”です。

 

そしてこれとは別に親分波というものが存在します。

重要ライン(押し戻りゾーンを見つけるためのライン)を引くのは親分波から引いてきます。

 

つまりはこういうこと。

 

3

親分波はこうなります。
この親分波は2つに分割して考えても良いです。

どういったスイングを以てトレンドと認識していくのかにもよるのですが、
この辺は解説しだすとキリが無いので割愛します。

何度も言いますが、今やっているのは”下目線”における親波の考え方になります。

最後にまた言いますが、
トレードするためには上目線・下目線両方のシナリオを用意しておいて、決着が付いた方についていくのが鉄則になります。
この決着の判断を僕は短期足に切り替えてやっているというわけなのです。

 

ということで、
日足や4時間の環境認識において自分は下目線で行くという判断が付いたならば、
それは1波の認識、そして親分波の認識が出来ている状況
だということですよね。

1波が出たならば、2波を待ちます。

下目線における2波というのは上昇トレンドである必要があります。

もう一度2波を見て見ましょう。

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大事なのは、スイング(波)の認識です。

ダウ理論に基づくトレンドの認識を行うためには、高値と安値で形成されるスイングが必要になります。

今回の2波のスイング、よくわからない流れになってますよね??
大きなヒゲを伸ばして相場の節目がわかり辛くなっています。

あえてスイング判断を行うならば、白のラインで引いたようなスイングになるでしょうか・・・

綺麗なスイングに見えませんよね??

僕は普段から親波が綺麗な相場で勝負してくださいね、と言っているんですが、
この時点で僕的にはドル円は監視チャートから外していました。

この判断をする上で必要な思考としてはこうです。

「親分波によって算出した戻り売りゾーンに到達するまでに発生する2波のトレンドが綺麗なものになっているかどうか」

これをまずは一つ自分の中で覚えておいてください。

親分波によって算出した重要ゾーンとはどこなのか。
今回で言えばここですよね?

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下目線にした根拠が長期の3尊の発生と優秀な1波の発生になるわけなので、
上画像に書いてあるような親分波のラス押しや3尊ネックライン付近が戻り売り候補のゾーンとなるはずです。

このゾーンに入ったからよし売りだ!とはなりません。

“下目線における2波は上昇トレンドである”という解説をしましたよね?

つまり、戻り売りゾーンから売るということは”ただの逆張りトレードである”ということです。
直近の流れは上昇なわけですからね。

今回はちゃんとしたスイングが見えない上昇ですが、
下画像のような認識を持っていればここからショートを打つことはなくなるはずです。

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これは上目線による判断材料になります。
赤いラインが、今までの下落の波を打ち消すような優秀な1波という考え方です。

“下目線では2波でも、上目線では1波にもなり得る”

これは大事な考え方だと思います。

 

そして下目線サイドにおいて大事なのは、この上目線の1波というシナリオが崩れるのを待つという判断です。
(ちょっと上目線の1波とか下目線での2波とかややこしいので、2波で統一しますね)

この上目線シナリオ崩壊の判断基準として持つべきなのが、
2波の上昇トレンドライン割れであったり、2波のラス押しを下抜ける1波の存在
になるわけです。

 

今回の2波はスイングがわかり辛いという話をしましたよね。
それはつまり、上目線シナリオ崩壊の判断に必要なラス押しであったり、
トレンドラインが引き辛いということにもなるのです。

今回の2波のラス押しの場所をあえて見るなら、こんな感じでしょうか。

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画像に記した2波のラス押しやトレンドラインを下抜く更なる1波が発生してはじめて「日足・4時間のラス押し、3尊ネックライン」が作用したという判断が出来るのです。

まずはこれ(転換の1波)が起こらないと、
最初に下目線の材料とした3尊や、日足上昇トレンドの崩壊というシナリオを描けないわけです。

つまり、こうした流れになってはじめてエントリー準備が出来るということ。

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画像で記した1波。

これが短期の転換1波であり、
長期の3尊やラス押しラインによる戻り売りゾーンが戻り売りゾーンとして作用した証拠になるのです。
もしこの1波が出なければ下方向へのトレードは出来ない
のです。

転換1波が出たら次は2波ですよね。

この2波が戻るのが赤○のラス押し候補のラインです。
(今回は節目がわかり辛いので転換1波が出ていたとしても判断し辛い相場だったと思います。)

こうして転換の2波目がしかるべき場所まで戻ってきた段階ではじめて短期足に切り替えて、
トレードに使える切り上げラインが引けるようになるのです。

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こうしてはじめて短期足に切り替えることができ、そしてエントリーが出来るようになるわけです。
今回はそうならなかったのでショートは仕掛けられなかったという話。

伝承記で出てくるキーワードの一つに、
「長期のトレンドフォロー、短期のトレンド転換」という言葉があるのですが、
短期のトレンド転換をしっかり待てない方がやはり多いという印象です。

長期の3波に乗るためには、短期のトレンド転換による3波の起点に乗るというのが基本になります。

10僕は普段この大きく伸びる3波をいつも狙っているので、
1トレードで100pips近く獲っていけているというわけなのですね。

今回は長期の2波のラス押しであったり、トレンドラインを下抜けることが出来なかったので、
下目線の判断は破棄しなければいけなかったというわけです。

ではどのタイミングで破棄につながるのかと言えば、
今やってきたことの逆算で、上昇2波のトレンドラインを上抜ける1波が出たタイミングです。

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オレンジの〇部分が該当します。

ただ、だから上方向に乗れたのかといえば微妙な所でした・・・
長期的に見ればやはり下目線に見えてしまいますからね。

あえて乗るのであれば、1時間足などで見ているとわかりやすかったかもしれません。

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1時間足だとこんな感じで、トレードに使う2波=親波にだけラインを引いてみました。
親分波による重要ラインは省いています。

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先ほどと同じ考えで、こんな感じで見ることが出来ます。

上目線での長期2波の下落トレンドのトレンドラインを上抜ける短期1波が発生した段階で、
先ほど見ていたような下落シナリオは崩壊しましたよね。

これが上昇への足掛かりとなってるわけです。

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上画像の赤○の部分を5分足にして見て見ましょう。

 

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こんな感じです。

やることは同じで、2波のトレンド転換のタイミングを見つけます。

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結果として2波はこれだけしか発生しませんでした。

ではトレンド転換はどこなのか?

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こうなります。
なんとなく理解できましたか??

エントリーポイントと記した所で長期3波と短期トレンド転換3波目が重なるので、
その後ぐんぐん上昇していったというカラクリです。

 

伝承記参加者さんで理解できなかったなら、もう一度伝承記を読み返してみてください。
この考えにたどり着くまでの全てのプロセスを解説していますからね!

こうやって徹底してトレンドフォローをしていけばそう簡単には負けません。

ちゃんと相場を読めるようになれば、
あとはエントリータイミングでチャートを見ていられるかどうかだけの勝負になってくると思います(´ー`)

僕もたまにやってますが、
ずっと見ていられなくとも短期の1波発生を見たらある程度のタイミングで乗ってしまえるようにもなりますからね。

まとめ

長期1波と2波、そして短期1波と2波の考え方。
親波・親分波の考え方、なんとなくわかりましたか??

ちょっと簡単に解説出来るものでも無いので、この辺詳しく学びたい方は伝承記へどうぞ。

 

エントリー監視をするべきかどうかの判断は、長期2波が出ている時です。

エントリー予測のタイミングは、短期の1波が発生したタイミングです。

今回のように、自分の目線の長期2波が変な形の時はあまり監視しないようにしています。

 

そして大事なのは、自分の目線の長期2波は逆目線の1波の可能性があるという考えです。

僕は日足4時間の形を見て、日足の流れに逆らわないという方針の元で目線を決めています。
その結果今回ドル円は下目線という風に見ていました。

それでも今回のように、目線の2波が逆目線の1波になることだってあるわけです。

この考えを持っていれば、後半で解説したような上昇のチャンスだって見えてくるわけですよね。

目線は固定するべきではありますが、それでも相場の流れに柔軟に対応する視点も必要です。

両方のシナリオを用意しておいて、強い方についていくこと。
これが鉄則です。

 

ということで、今回は以上です。

久しぶりに長文書いて疲れました・・・

参考になったなら幸いです。

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