どうも、モズです。
ちょっと気になる案件が出ていたので取り上げておこうと思います。
日本一勝っているバイナリー男の最強ロジックがついに公開・・・という触れ込みで、勝率97.5%のバイナリーオプションロジック「iBinary」というオファーが出ています。
この手の案件はどんなに魅力的に見えようとも、色々と注意しておかなければならない点がたくさんあります。
投資の世界のオイシイ話ほど怖いものは無いと思うので、本当に自分に必要なものなのかどうか、しっかりと見極めて貰えたらと思います。
小山優作のiBinaryについて
まず今回のiBinaryという案件がどういったものなのかを簡単に解説しておくと、最終的に登場するIBOコミュニティという高額塾に参加することで専用のサインツールを使うことが出来るようになり、さらに裁量トレードノウハウも学ぶことが出来るということのようです。
このサインツールをiBinaryというそうですが、1日に50回以上のエントリーチャンスがあると謳っています。
そしてその上で勝率が97.5%あるのだといいます。
正直なところ、何も知らない投資初心者層を食い物にするような謳い文句にしか見えません。
これは完全に個人的な感想でしかありませんが、1日50回以上のエントリータイミングを知らせるサインツールで、その全てのサインに従ってトレードを行って勝率97.5%というのはまずありえません。
しかも1分足ロジックですからね。
投資経験者であれば、鼻で笑ってしまうような案件だと思いますw
まぁそれくらい、ありえない数字なんだなと思ってもらえたらと思います。
もし本当に1日50回以上のサインに対し、そのすべてのエントリーを行って勝率が98%近くあるのであれば、実際にその様子を動画等で撮影して公開するべきだと思いますし、一般的に優良商材だと言われ販売されているFXのサインツールなどはそうした形をとってしっかりとツールの性能を紹介しています。
サインツールなのであれば別に動画を公開したからといってシステムがパクられるわけでもないですし、ユーザーがそのツールを信用出来るようにするためにも、そうすべきだと思いますよね。
バイナリーオプションの案件でよくみられる実績画像というのも、実は簡単に作れてしまうんですよね。
向こうは組織的にオファーを展開しているわけなので、興味を惹かせるためだけの「数字」というのは本当に簡単に作れてしまうものなのです。ハイローオーストラリアの取引履歴で、勝ってるところだけを適当にキャプチャして組み合わせればこんなのは簡単に出来てしまいます。
今回のiBinaryの案件もそうだとは言いませんけどねw
ただ、もし本当にこれだけの性能を誇っているのであれば、しっかりとリアルタイムでツールを動かし、どういった判断のもとでトレードを行った結果として勝てているのか、というのを見せてもらわなければ一切信用は出来ないんですよね。
バイナリーオプションというビジネスモデルの仕組み上、「ツールを使えば誰でも稼げる」と言ってしまうのは簡単なんです。
適当にエントリーしても期待値は50%近くあるわけですし、トータルで負けようとも一度でも勝ててしまえば稼げたことになるわけです。
今回の案件は裁量判断のノウハウも組み込まれているようですが、その裁量判断ありきでのツールとなることなのでしょう。
もしサインツールに従ってトレードを行って負けたとしても、「それは貴方の判断が悪かったんです」で簡単に済まされてしまいます。
というか、バイナリーオプションの高額塾って大抵こんな感じなんですよね^^;
サインツールを購入したユーザーが勝とうが負けようが販売者サイドからしてみれば関係の無いことなんです。
投資に絶対はあり得ませんし、購入ページの特商法に記載されている「表現及び及び商品に関する注意書き」を盾に何とでもユーザーの意見を躱すことが出来てしまうのです。
勝率98%のサインツールが買える!と信じて買っても、結果がこれだと目が当てられませんよね。
高額なツールを買って、そして更にバイナリーオプション投資でも資金を失い・・・なんて残念なことにならないためにも、調子のいい言葉だけに釣られて変なツールを買わないようにだけ気を付けてください。
もしバイナリーオプションに関して期待を持っているのであれば、一度↓の記事も読んでおいてもらえればと思います。
僕は最初からバイナリーオプションは、おすすめしません。
FXで勝てるようになってから、バイナリーオプションで遊べばいいと思います。
↑の記事を読めばなぜバイナリーオプションはお勧めできないのか。
そして今回のような高額塾販売者の格好のネタになるのか。
その理由がわかると思います。
参考にしてください。
ではでは。
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