小学生でも出来る簡単な問題を解くたびにお金がもらえる算数ドリルビジネスというオファーが出ていましたが、そこから近藤塾というバイナリーオプションの高額塾が出ているので取り上げておこうと思います。
TAKUMIシステムと呼ばれるサインツールを使い、表示されたサインの通りに取引するだけでバイナリーオプションで稼げますよという内容です。
まぁ・・・よくある感じですね^^;
バイナリーオプションというのは販売者サイドからしてみれば、初心者層を手玉に取る格好のビジネスモデルでもあります。
レターや動画内でどんなことを言おうとも、結局やることは投資になるわけで、ユーザーが勝てようが勝てまいが販売者サイドは特商法を盾にのらりくらりと苦情を躱してやり過ごすことが出来てしまうんですよね。
TAKUMIシステムという商品をいかにして魅力的に見せることが出来るかだけを追求し、たくさん売れればそれでOK。
それが高額塾展開の目的ですから。
そこに我々消費者サイドの未来は無いと思います。
近藤匠の近藤塾とTAKUMIシステムについて
サイン通りに取引をすれば平均勝率84%!
というのが今回のTAKUMIシステムのウリですが、こうした数値的な謳い文句ほど信用出来ないものはありません。
1年くらい検証して、発生した全てのサインでエントリーを仕掛け、その平均が84%なのであれば凄いことですが、そんなことはまずありえません。
一体どういった基準で割り出した勝率ですか?って話になってきてしまいますから。
これだけの期間と製作費をかけて誕生しました!
だからこのツールは凄いのです!
なんて演出はよくありますが、それを僕らが信用する術がありません。
販売者である近藤匠が言っているだけ。
結局はそうなってしまうのです。
勝率100%を謳ってないだけマシかもしれませんが、それは同時に負け続ける可能性も秘めているということです。
そもそもバイナリーオプションなんて、適当にやっても期待値5割あるわけです。
正確には50%無いですが、上がるか下がるかの2択を選ぶ以上は、どんなツールを使おうとも結果は同じだと思います。
しっかりと知識を持って臨むのならまだしも、ツールの言いなりになって取り組む場合、勝率50%以上を長期間にわたって維持することすら出来ません。
バイナリーオプションで稼ごうと考えた場合、エントリーしたくてたまらなくなってしまいますからね。
カジノやパチンコのお店に行って、お金を握って台に座って何もするなということが出来ないように、本当にその手法が有効な場面というのを待つことが出来ない人が大半です。
それがバイナリーオプションの怖いところでもあり、投資の難しい所です。
そもそも、短い時間の間で上下する為替変動を、勝率8割り越えの精度で予測できるツールというのは本当にありません。
相場の流れを見抜き、その流れの中でツールやロジックが使える場面を見極められること。
バイナリーオプションで勝っている人というのはこれが出来ている人です。
小学生レベルの算数問題を解くように、馬鹿みたいにサイン通りに取引を行って勝ち続けられるほど相場というのは甘くはありません。
値段が高いから、開発期間が長いから、だから凄いツールなんだというのは消費者サイドの都合のいい解釈でしか無く、それは販売者サイドの思惑にハマってしまっている証拠でもあります。
最初に言ったように、商品を良く見せるためにはなんだって言えてしまうのが投資関連のオファーですから。
その辺に転がってる無料のツールを使ってる方がまだましかもしれません。
高額なツールを手に入れるための資金をそのまま投資に回せるわけですからね^^;
高額なツールを買っても、そのツールを使えば簡単に元が取れるんじゃないかという勘違いをして痛い目を見る前に、少し冷静になって考えてみることをおすすめしますよ。
バイナリーオプションに興味があるのであれば、一度こちらの記事もご覧ください。
どれだけバイナリーオプションが不利な条件で戦わされているのか、高額なツールに投資することがどれだけ無駄な投資行為なのか、よくわかってもらえるかもしれません。
[clink url=”http://mozusenki.com/678.html”]
バイナリーオプション自体が悪だというつもりもないですし、投資に関するサインツールがダメだと言うつもりもありませんが、どうせ選ぶのであればユーザーと業者の間に透明性のある仕組みが取られているFXの方をお勧めします。
そしてしっかりと相場の流れを見極められる個人としての力を見につけ、その上でツールを活用していくべきだと思いますよ。
FXもバイナリーも、ツールの言われるがままにエントリーを仕掛けて勝てるようになるほど簡単ではありませんから。
これから投資で稼いでいきたいと考えるのであれば、どうか賢い投資選択をしていってもらえればと思います。
ではでは。
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