ちょっとアイキャッチにこだわってみましたw
自分で作っておいてなんですが、既視感あるな・・・
余談はさておき、今回の記事のテーマは月曜日の窓開きについてです。
月曜の窓空きを意識してトレードをしている方も多いかもしれませんが、どうなんでしょう。
“窓は空いたら閉まるもの”
そんな定説がありますよね。
「流れが出ているのはわかっていても、窓が開いていたらついつい逆張りトレードをしてしまいます」
なんて話を頂くことがあるのですが、結論から言ってしまうと、「窓は開いていないとして考える」というのが僕のスタイルです。
そもそも何故窓が開くのか?
そもそもなんで窓が開くの?って話ですが、“土日が国民の休日では無い国では普通に取引がされているから”というのが理由です。
中東やドバイなんかが該当します。
つまり、FX業者がクローズの期間でも少ないながらも取引は行われていて、月曜のオープンに合わせてその値動きが反映された状態でチャートが表示されるから窓が開いたような値動きになるという話です。
これが窓開きの原理です。
窓開きのことをギャップとか言ったりもします。
そしてこの窓開きですが、”窓埋めトレード”や”ギャップトレード”という言葉が生まれるほど、”開いた窓は埋まる”という理論が広まっています。
しかしこの窓埋めを意識してトレードをするあまり、チャンスを見逃してしまったり、全然窓が埋まらなかったり、といった経験をされた方も多いはずです。
僕も昔はよくやりました^^;
そんな方に覚えておいてほしい窓開き時の対処方があるので、紹介したいと思います。
窓開きは証券会社ごとに違いがある
特に国内FX業者ですが、FXは相対取引で行われています。
通貨ペアの価格や取引量も業者ごとに変わってきてしまうのです。
つまり、同じ通貨ペアだとしても、窓が開いている業者とそうではない業者があるということです。
そもそも月曜日はローソク足の形自体も異なる場合があります。
試しに直近のチャートで海外のXMと国内楽天を比べてみました。
どちらも窓は開いていますが、ローソク足の色が違いますねw
これくらいの差なら何ともないですが、
片方は窓開きなのに、片方はローソク足で繋がっている、なんてこともあるのです。
そもそも窓が開いたら閉じる方向に価格が動く理由の一つとして、窓が意識されてその方向への注文が偏るからというものがあります。
他にも理由はありますが、使う証券会社ごとにチャート表示のされ方が異なるという時点で、「開いた窓は埋まるもの」という決めつけでトレードをしていくのはどうなの?って感じがします。
月曜の初動で窓埋めを狙うのがギャップトレードの基本ですが、ここ数か月の間を見ても、直ぐに埋まらなかった窓ってたくさんありましたよね。
長い時間をかけて埋めた窓もいくつかありますが、そんなものはトレードには活かせませんし、“いつ埋まるかわからない窓”を意識するくらいなら、目の前のチャートの流れをしっかり読み解いてエントリーに備えた方が良いに決まっています。
窓開きは一本のローソク足と考える
先ほど、”FX業者がクローズの期間でも取引は行われている”ということを書きました。
ということは、結果的にローソク足の間に空白が出来たように見えているだけで、そこにはちゃんと見えないローソク足が立っているわけですよ。
窓が開いたとしても、そこには見えないローソク足がある。
ただそれだけなのです。
窓が開いたから閉じに動くはずだ!なんて考えてチャートを見ていると・・・
窓開きを意識するあまり、チャンスを取り逃がしてしまうことにもなってしまいます。
まとめ
ということで、窓が開いても開いてないものとして考える、というのが僕のスタイルです。
大きく上方向に窓が開いたならば、単純に大きな上方向の流れが出たんだなと考えます。
大きく価格が動いたのであれば、決済や逆張り派の流れによって押し戻されるのは当たり前の流れです。
ずっと上がり続ける相場なんて無いですからね。
ただそれが、窓を全部埋めに行くのと同義かと言えば話は変わってくるよってな話です。
基本的には窓はトレンド方向へ開くことが多いので、それならば単純に押し戻りを待てばいいだけの話です。
埋まるかどうかもわからない窓を意識してリスクの高い逆張りを狙うよりも、しっかりとトレンドフォローのトレードが出来た方が良いですよね^^
窓開けは特に難しく考えない。
これが良いと思いますよ。
ではでは、今回はこの辺で。
最後までありがとございました。
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