僕の中での聖杯手法。長期と短期の組み合わせで見るべき型はこれ！逆目線シナリオ崩壊を狙い撃つGBPUSDトレード

どうも、モズです。

侍ジャパンおめでとう！

ということで今回も僕のトレード記録の紹介で、普段トレードする際に使っている通称「いつもの型」を綺麗に使えたトレードとなっています。

僕のトレードの根幹となっているチャートパターンの一つでもあるこの型なんですが、場合によっては騙しになる場合も多々あります。

今回はそういう騙しを避けてピンポイントで乗っていくための根拠作りの考え方を解説するので、是非取り入れていってもらえたらなと思います。

ではいってみましょう。

長期足で見るいつもの型

僕のブログ読者さんにとってはおなじみの形だと思いますが、いつもの型というのはこういう形のチャートのことを指しています。

言葉で表すならば、「トレンドラインとラス押し戻りを抜ける優秀な１波が発生した後、ラス押し戻りにリテストを取りに来ている場面」という形です。

こういう形でエントリーを仕掛けていくことが多いので僕はいつもの型と呼んでいます。

このチャートパターンの正式な呼び方知ってる方いらっしゃったら連絡ください。喜びます。

GBPUSDは以前のトレード記事でも扱っていて、ネックラインを日足レベルで下回ってきて１波が出てきましたね～なんて書いていましたが、結局週足では髭で止められてしまった流れとなりました。

週足レベルで下抜け出来ず、トレンドラインとラス戻りを上抜く１波が発生した後に親波ラス戻りまでリテストを取りに来た、というのが上画像の状況となります。

「いつもの型」があるときにどういったことが起こるのかを簡単に説明すると、「抜けたラス押し戻りから反発して３波出るんじゃね？」という認識です。

ラス押し戻りというのはとても大事な節目なので、そのラインが抜かれた場合は強力なレジサポラインとして機能しやすい、という理論です。

ボリバン２σは反発しやすいよね、と同じようなイメージであり、それだけでトレードが完成するものでもありません。

ここから色々と探りを入れていく必要があるわけですが、エントリーを考えるための監視通貨として見ていく参考材料としては大いに意味があるチャートパターンだと思っています。

こうしてしっかりとラス戻りを抜けてリテストを取りに来た段階で、ほぼ確実に一度は反応を見せてきます。

もちろん一気にぶち抜いてくる可能性だってありますが、その場合は下への勢いが強いかもなという風に見ていけます。

今回は一度反応を見せていったん上昇しかけていますよね。

もちろんこのタイミングでリスク承知と割り切って乗っていくのも良いですが、まだトレンドがでていない場合というのは慎重に攻めていくのが望ましいです。

この段階では以前として「下落トレンド」の最中なわけで、上方向へのトレンドというのは出ていません。

「上方向への１波が出ただけ」の状況から上へ狙うためには、という意識で見ていく必要がある場面なのですね。

こういう意識を持って、欲張らずに慎重に攻めていくのが大事です。

短期足で観察する

４時間足でいつもの型が出ているのが確認できたなら、短期足に切り替えて観察していきます。

親波ラス戻りへのリテストの流れとなっている２波が出て、ラス戻りへの反応を見せて上昇してきたタイミングで切り上げライン＝未来の上昇トレンドラインを引いています。

本来であれば、この２波に引けるトレンドラインを抜いてくる３－１波を待って、３－３波から乗っていくというのがセオリーです。

今この状況で見るべきこと、それは下目線のシナリオです。

上昇２波として見ていた波は、下落１波の可能性を秘めています。

だからこそ、この下落１波のトレンドラインを上抜けてくるまでは基本的には手を出さない方が安全です。

今この状況でも、「下目線シナリオにおけるいつもの型」が出ていますよね。

下落の３－１波によって下落２波目のラス押しを下抜け、切り上げラインに反応してからラス押しまでのリテストを取りにきている状況です。

この時点で僕が確認していたのは、「切り上げライン＝未来の上昇トレンドライン」がしっかり効いているという点です。

下目線シナリオとしてはこの段階で早くも３－１波を出してしまった、ように感じました。

この切り上げラインを下抜くための「いつもの型」が出てきたといってもいいかもしれません。

この形を経て切り上げラインを下抜けられなければ、一旦は上に動いていってしまうような形だと感じました。
僕の中では大体そういうシナリオになってますし、それ前提でいつも見ています。

シナリオを作るためにもいつもの型が出てくるし、シナリオ崩壊もいつもの型で見ていることが多いです。

ここから更に短期足に切り替えて状況を観察します。

画像は１５分足ですが、この中にもいろいろと情報が詰まっています。

１波が出た後にラス押しで一旦は反応を見せているのがこの場面でも見て取れますよね。

そしてそのラス押しのラインを若干上抜いて来て、この状況における下目線最後の砦である「１波の中の３波根本」まで上昇してきました。

この上昇を引き起こしたのが「切り上げライン＝未来のトレンドライン」でもあるわけです。

切り上げラインが上昇トレンドラインとして機能するための仕事をするのか、それとも下抜けるための流れを作れるのか、そういう勝負時がこの場面だったと思います。

そしてこの場面から勝負が付くシナリオですが、僕が見ていた上目線シナリオでは当然こうなります。

ここでも「いつもの型」です。

ここから上方向へのいつもの型が出た場合、この状況における下目線シナリオの崩壊を意味し、切り上げラインの強さを感じさせるものとなるはずです。

だからこそエントリーを考えられるというわけですね。

そして僕がエントリーした時はこうなりました。

画像は５分足だと思います。
あれからダブルボトムを作り、見ていたラス戻りを上抜けてきてリテストを取りに来たタイミングでのエントリーとなりました。

こうして長期の認識に対して短期で同じ認識を入れることによってエントリーの精度が上げられますし、いつもの型というのはタッチ＆ゴーでのエントリーになるので上手く刺さればマイナスを見ることがありません。

エントリー後にトレンドを付けた形となり、トレンドを付けた波を１波として目標地点を出しています。ほぼ直近高値ですね。

一旦はトレンドラインで止まることがわかってきたので、分割決済は入れていました。

止められそうなラインがあるのであればそこで一旦切っておくというのは絶対やってくださいね。
そうしたラインからの反発を経て下に転換してくることだってありますから。

という感じでギリギリ金曜閉場前に決済になったという感じになりました。

。

安全を見るならば画像赤丸くらいから乗っていくのが良いと思います。

ご自分のチャートでこの場面の１５分足を見て下さい。

いつもの型がありますので。

僕はなるべく手前から乗っていく意識で最近やっているので今回の場面からエントリーをしていましたが、本命は赤丸の場所の短期足いつもの型です。

こういう場所を見逃さずに狙っていってみてください。

まとめ

という感じで、長期足と短期足のいつもの型を組み合わせて見ていくという僕の中では王道中の王道のトレードとなりました。

この形は要所要所で出てくる型でもあるので、しっかりと流れを読み解いてエントリーに繋げていってもらえたらと思います。

今回のいつもの型をベースにもっと高度に勝率を高めていくための環境認識力を高めてもらうために作ったのが「伝承記」です。

ご自分でやってもらう投資行動以外にはお金がかからないようにしているので、興味があれば覗いてみてくださいね。

現在のGBPUSDは絶賛上昇中で、以前の記事で見ていた３波根本も上抜いてきました。

長期的なレンジ相場になったということで、直近最高値のレンジ上限付近までの上昇が望めるかもしれませんね。

一旦３波根本の節目まで落ちてきてくれればやり易いのですけども・・・

こんな感じで後半戦も頑張っていきましょう。

ではでは。